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ファルマスタッフは連絡こないことが多い?放置される?

この記事の要約

ファルマスタッフから連絡が来ない一番の理由は「実質、利用をお断りされた」から。希望に合う求人がない場合、基本的に放置される。その場合はどうしようもないので、転職活動中なら、別の転職サイトを使うのが手っ取り早い。その際は、求人数が多い大手サイトを選ぶのが重要。

▼おすすめの転職サイト
ファルマスタッフと同じくらいの規模感の「ヤクジョブ」がおすすめ。ヤクジョブは4.7万件以上の幅広い求人を扱っており、何より対応のスピード感が高く評価されている。

  • ヤクジョブの口コミ評判はこちら

ケース①会員登録後に連絡が来ない

ファルマスタッフに会員登録すると、当日~翌日(土日を挟む場合は週明け)に窓口担当者から連絡があり、そこで登録確認と初回面談(キャリアヒアリング)の日程調整が行われます。

初回面談(キャリアヒアリング)とは

現職の状況や希望条件を、担当アドバイザーに伝える面談のこと。主に電話で行われる。

しかし、ごくまれに連絡が来ず、いつまで経っても登録が完了しないケースがあります。

【補足】
転職繁忙期だと、折り返し連絡が少し遅れることも。3営業日経ってない場合は、ひとまず待ってみてください。

また、電話番号当てにSMS(ショートメール)が送られてきている可能性もあるので、そちらも確認してみましょう。

原因(1).登録情報の不備

この場合、原因はほとんどの確率で「登録情報の間違い(電話番号の入力ミス)」です。

登録ページから再度手続きしてみてください。電話番号を間違えないよう入念に。

また、メールアドレスを任意で入れる項目がありますが、こちらも一応入れておきましょう。

原因(2).着信拒否設定にしている

登録外の電話番号を一律で着信拒否している場合は、連絡がつきません。

着信設定を見直してみてください。

ケース②キャリアヒアリング(初回面談)の時間になっても電話が来ない

ほとんどないと思いますが、初回面談の時間になっても連絡が来ないケースです。

原因(1).担当者が忘れてる・時間を間違えてる

ほぼ確実に、担当アドバイザーが忘れているのが原因です。(あるいはあなたの認識違い)

キャリアアドバイザーといっても結局は普通の会社員なので、完璧ではありません。アドバイザーは1人で複数人の求職者を担当するので、スケジュール管理でミスが発生することは多少あると思います。

対処法:窓口に問い合わせ

対処法としては、0120-38-8931(ファルマスタッフの問い合わせ窓口)に連絡し、状況を説明しましょう。

もしも不信感が残るなら、担当者は変更可能なので、お問い合わせフォームから申請して対応してもらうのをおすすめします。

早々に見切りをつけて別の転職サイトを使うのもアリ

転職先を紹介してもらう転職サイトは、言ってしまえばその後の人生を左右するといっても過言ではありません。

なので、少しでも不信感があるなら使い続けるのはおすすめしません。薬剤師さんからの評価が高い別のサイトに乗り換えも推奨しています。

ケース③キャリアヒアリング後、求人紹介の連絡が来ない

無事キャリアヒアリングが終わると、そこで伝えた希望条件に合う求人を紹介してくれる段階に進みます。

しかし、「求人を紹介します」といって連絡が途絶えるケースもゼロではありません。

原因(1).紹介できる求人がない

求人紹介の連絡がない理由は、シンプルに紹介できる求人がないからです。

転職サイトは薬剤師の利用を断ることこそないものの、「紹介できる求人があれば連絡する。なければ特に何もしない」というスタンスです。

連絡がなければ、紹介できる求人がないということを意味します。その場合、向こうからわざわざ「求人はなかったです」と言ってくることもありません。

以下に該当する場合は放置状態になることがあります。

紹介できる求人がないパターン
  • 希望条件が多すぎる
  • 理想が高すぎる
  • 地方で母数が少ない

また、転職サイトは採用の見込みがある求人しか紹介してくれません。(ファルマスタッフに限らず全て)

なぜなら、薬局・ドラッグストア・病院側にも「こういう薬剤師を採用したい」という条件があり、その条件から外れる人を面接に行かせるわけにはいかないからです。

したがって、以下に該当する方も放置状態になるケースが存在します。

放置されるパターン
  • 短期離職を繰り返している(すぐ辞めそう)
  • ブランクが長すぎる(目安10年以上)

対処法:別の転職サイトを使う

上記の5つに該当し、連絡が一向にない場合は期待が薄いので、他の転職サイトを使うことも検討しましょう。

ファルマスタッフは求人数が多い部類のサイトですが、条件が多かったり地方在住者だったりすると、やや物足りないかもしれません。

紹介できる求人があるかどうかは、その転職サイトが保有している求人数次第なので、転職サイトの併用も検討しましょう。

原因(2).「情報収集だけしたい」という低モチベゆえに、後回しにされている

完全に放置されるわけではありませんが、転職意欲の低い薬剤師さんは、対応の優先度を下げられて後回しにされる傾向にあります。

「あんまり転職する気はないけど、求人を見たいから登録した」「とりあえず情報収集だけしたい」という温度感の人は、連絡がこなくなるケースが多いです。

なぜなら、転職サイトは利用者の内定が決まることで、病院から紹介料をもらうというビジネスモデルだからです。

会員登録時に「情報収集だけ」と選択したり、初回面談で「転職するつもりがなさそうな空気」を出したりすると、場合によっては連絡がかなり遅くなります。

対処法:積極的な姿勢を示す

ただ要は転職に積極的な姿勢を示すことができれば良いので、求人紹介の連絡が来ない場合はこちらから連絡して、「良い求人はないですか?」と問い合わせてみるとよいでしょう。

「良い病院があればすぐにでも転職したい」といっておくとなお良いです。

【別の転職サイトに登録するときも重要】
実際に「情報収集だけしたいんだけど」という温度感であっても、登録時には「3ヶ月以内を目安に転職したい」と建て前で言っておくことをおすすめします。

ファルマスタッフから連絡が来ない原因と対処法は以上となります。

補足:ファルマスタッフは連絡がやや遅めの転職サイト

薬剤師転職サイトでは「担当者からの連絡がしつこい・うざい」といった口コミが至る所に書き込まれるものですが、ファルマスタッフに関しては全く見当たりません。

このことを踏まえると、ファルマスタッフはサービスの特徴として”割とおっとりした転職サイト”と言えます。変な余裕がある、とでも言いましょうか。

他の転職サイトでは、登録者を転職させるためにどんどん電話をかけてきたり、求人を送りつけてきたりするものですが、そういった前のめりの姿勢がありません。考えられる理由は以下の通り。

考察①:提案求人がかなり厳選されている

多くの薬剤師転職サイトは、質より量というスタンスで求人提案を行ってきます。

希望条件に多少一致しているくらいの的外れな求人を大量に、しかも何度も送り付けてくるといったやり方です。質は置いておいて、とにかく大量の求人を紹介すれば、どれかは応募したくなるだろうという魂胆ですね。

悪質なサイトだとそれに輪をかけて、「求人送ったんですが見ましたか???」「応募してみませんか???話聞くだけでも!!」のような異常なしつこさで、連絡してくるケースもあります。

これに対して、ファルマスタッフの求人提案は、完全に量より質です。あなたの希望に限りなく近い求人だけを厳選して紹介してくれます。実際にその結果として、紹介求人数は少なくなるとのことですが、その分、的外れな提案もなくなります。

マイナビ薬剤師とファルマスタッフの一番大きな違いは”紹介される求人数”。 マイナビ薬剤師が平均約20社に対し、ファルマスタッフは平均5社の紹介。Twitterより)

この量より質のスタンスが、連絡頻度の少なさにつながっていると考えられます。要するに、力技でガンガンしつこく営業をかけるのではなく、的確な提案をしてコミュニケーションコストをできるだけかけずに、転職支援をしてくれるというわけです。

考察②:アドバイザーのレベルが高い

先ほど述べたような力技でしつこい営業をかけてくる転職サイトに共通して言えるのが、レベルの低いキャリアアドバイザーを大量に採用しているという点です。

要するに、大量に人を雇い、人海戦術で薬剤師の転職サポートに当たるという仕組みです。大量に人を雇うためには、キャリアアドバイザー採用のハードルを極力下げる必要があるので、結果的にレベルの低いキャリアアドバイザーにあたるケースもあります。

レベルの低いキャリアアドバイザーであっても、転職支援数のノルマはありますから、実力がない分、力技で勝負しなければなりません。となると、できるだけたくさん求職者と連絡を取って、一人でも多くの内定を決定させようという戦略を取ることになります。

実際に、ここでは名前は出しませんが、悪名高い転職サイトの企業採用ページを見ると「業界・職種未経験の方歓迎(=誰でもいい)」と書いているのはよくある話です。

これに対して、ファルマスタッフのキャリアアドバイザーは以下のような採用要件が必須とされています。

・営業事務経験(目安3年以上)
・営業もしくは販売で数字を追ったご経験(目安:3年以上)のある方、BtoC営業経験者は尚可

株式会社メディカルリソース doda採用ページより引用

厳しいというわけではありませんが、必要最小限のレベルを満たしていることが大前提となっており、そこから2~3回の選考を通過した候補者だけが採用されます。

能力の高い人ほど無駄なコミュニケーションを避けるものですので、こういった背景も「しつこい口コミが少ない」要因として考えられます。

考察③:アドバイザーの仕事が単純に多い(両面型)

ファルマスタッフは、両面型の転職支援体制なので、アドバイザーの仕事が単純に多く、連絡が後回しになることもあります。

両面型とは、一人のアドバイザーが「薬剤師」と「企業(薬局・病院)の採用担当者」のサポートを担当する仕組みです。

対義語は「分業型」で、薬剤師の転職支援担当と、企業とのやり取り担当を別々の人で行う仕組みです。

両面型と分業型の図解

求職者目線で見ると、両面型のサイトを使う方がメリットが大きいです。

両面型のメリット
  • 企業のリアルな情報をダイレクトに得られる
  • 分業型は情報連携が取れないことがあるが、その心配はない
  • 企業とのやり取りがスピーディーになる

ただ、キャリアアドバイザー視点でみると、単純に仕事量が倍になります。求職者への連絡も企業への連絡もしなければならないからです。したがって、物理的に求職者サポートの時間が取れなくなることもあります。

そうなると、連絡頻度や手厚さが落ちることにもなりますので、結果的に放置状態になる可能性もあります。(”しつこくない”は、裏を返せば”放置されやすい”ということですからね)

これがしつこいという口コミが少ない3つめの考察です。

薬剤師からの評価が高い転職サイト(乗り換えにおすすめ)

転職サイト乗り換えを検討している方向けに、高評価のサイトを紹介します。ファルマスタッフは1位ですが、それでも対応に不満を抱えるかたもゼロではないので、その場合は上位のアポプラス薬剤師、薬キャリを使うのがよいでしょう。

スクロールできます
転職サイト総合評価
(5点満点)
得意コメント
1位.ヤクジョブ★★★★★
4.28
全般求人数4.6万件と業界トップクラス!迷ったらコレがおすすめ
20年以上の運営実績で信頼がおける
2位.ファルマスタッフ★★★★☆
4.15
全般第三者調査で「20代、30代に強い人材紹介会社No1」の実績あり
調剤薬局の求人は数・量ともに業界トップレベル
3位.お仕事ラボ★★★★☆
4.08
調剤薬局
ドラッグストア
95.6%の高い定着率が魅力
早期離職がない=提案の質が高い
4位.エクスファルマ★★★★☆
4.06
全般担当者全員が医療業界経験者
専門性の高いサポートが強み
5位.アポプラス薬剤師★★★★☆
4.08
全般東証プライム市場上場 クオールホールディングスのグループ会社
6位.薬キャリAGENT★★★★☆
4.06
調剤薬局
ドラッグストア
求人の質の高さや丁寧なヒアリングが高評価
7位.セルワーク薬剤師★★★★☆
3.96
全般薬剤師資格取得見込みの方でも利用可能
他社の求人にも新たな登録不要で応募できる
8位.ファーマキャリア★★★☆☆
3.67
全般「求人は量より質」派におすすめ
9位.リクナビ薬剤師★★★☆☆
3.60
全般
(企業)
人材業界大手リクルートのサービス
10位.アプロ・ドットコム★★★☆☆
3.49
全般・派遣派遣も視野に入れているならこちら

上位のヤクジョブファルマスタッフは求人数・サポートともに高評価で、実績豊富なのが特徴です。

そのため、迷った際はこの2社に登録しておけば、転職先に困ることはまずないでしょう。

人材紹介会社は、1社だと提案が偏りやすいので、同タイミングで複数社使うのがポイントです。

目安は最低2社(多くて3社)で、実際に使って良し悪しを判断しつつ、信頼感を見極めていくことをおすすめします。

1位.ヤクジョブ(クラシス株式会社)

ヤクジョブは、求人数4.6万件以上と業界トップクラスの薬剤師転職サイトです。

調剤薬局・ドラッグストアから病院・製薬会社まで、7,000社・40,000件以上の薬剤師求人を掲載中。情報はほぼ毎日更新されており、個人の転職活動では見つけにくい非公開求人も多数取り扱っています。

1996年の設立以来、20年以上の運営実績があり、その間に7,000社以上の顧客基盤を築き上げてきました。サイト内には「企業訪問レポート」と題した企業別のインタビューが掲載されているため、転職前の情報収集にも利用できます。

【公式】https://yaku-job.com/

2位.ファルマスタッフ(株式会社メディカルリソース)

ファルマスタッフのポイント
  • 第三者機関の調査で3冠、客観的なお墨付きがあるので信頼できる
  • 高年収求人(年収600万円以上)が見つかりやすい
  • アドバイザーが職場に足を運んで情報を収集しているので、得られる情報がリアル

ファルマスタッフは、日本マーケティングリサーチ機構の調査で3冠(※)を達成するなど薬剤師からの評価が最も高い紹介会社です。※初めての転職で使いたい…NO.1、20代、30代に強い…NO.1、薬剤師のハイクラス転職に強いNO.1

高評価の理由の一つは、求人数の多さです。46,000件以上の求人を扱っており、調剤薬局の求人数は業界トップレベルです。特に年収600万円以上の職場が見つかりやすく、「転職で年収をアップさせたい」という方におすすめです。

また、両面型の組織体制を整えていることも高評価の要因です。両面型とは、キャリアアドバイザー(担当)が、薬局の採用担当者とのやり取りも兼任している形態のこと。要するに、あなたの転職のサポート担当と、薬局の採用担当者の採用サポート担当が同一人物ということです。

多くの紹介会社は、ここが分担されていることが多く、情報のやり取りで齟齬が生まれやすかったり、キャリアアドバイザーが職場のリアルな状況を知らなかったりします。

ですが、ファルマスタッフはその両面型の仕組みから、ミスマッチをなくす体制が徹底されているのです。

【公式】https://www.38-8931.com/

3位.お仕事ラボ(株式会社AXIS)

お仕事ラボのポイント
  • 紹介の精度が高いので「転職した職場が合わない…」となりづらい
  • 両面型の紹介会社なので、情報がリアル

お仕事ラボは、紹介の精度が抜群の紹介会社です。

こちらも両面型の紹介会社なので、リアルな情報を得られるメリットがあります。特に転職後のミスマッチを避けるという所に力を入れているようで、紹介後の定着率は95.6%という高い水準を維持しています。

「転職して後悔」を避けるなら、ぜひ登録しておきたいサイトの一つです。

【公式】https://www.oshigoto-lab.com/

よくある質問

薬剤師転職サイトに関する質問

転職サイトとは?

人材を採用したい薬局・企業と求職者をマッチングさせる人材紹介サービスです。以下のことをしてくれます。

  • 非公開求人の紹介
  • 薬局・企業への推薦(プッシュ)
  • 選考対策(書類添削や面接回答のアドバイス)
  • 給与交渉
  • 面接日時の取り決め代行(便利!!)

求職者側に費用は一切かかりません。情報収集のために使うのもアリです。

転職サイトはなぜ無料?

転職サイトは薬局・企業からお金をもらうビジネスモデルだからです。

薬局・企業に人材を紹介し、薬局・企業からの手数料を収益としています。なので求職者は完全無料で利用できるのです。

またそもそも人材紹介事業では、一般の求職者からお金をもらうのが禁止されています。

転職サイトを使う流れは?

以下の流れで進んでいきます。

  • 会員登録
  • 登録確認の電話と初回面談の日程調整
  • 初回電話面談(ここで希望条件を伝える)
  • 求人紹介が届く
  • 気になる求人にエントリー
  • 選考を受ける

気になることや疑問点があれば適宜質問できます。また、書類作成のアドバイスなどももらえます。

転職サイトは使わない方がいいと言われるのはなぜ?

転職サイト経由での採用を渋る薬局・企業もあり、結果的に選考で不利になるケースがあるからです。転職サイトを経由すると紹介料が発生し、薬局側は金銭的な負担が生じます。人材採用にかけるお金がない、というお財布が危ない薬局では、転職サイトというサービス自体に嫌悪感を持っている採用担当者もいます。

とはいえ、転職サイトを利用しないと選択肢がかなり絞られるのも事実。もはや転職サイトを使わずして求人を探すのは難しいと思います。

転職サイトは何社利用すべき?

2~3つ併用するのがおすすめです。求人の選択肢が増えるうえに、アドバイスがより客観的になるからです。

とはいえ、掛け持ちするかどうかは性格によります。例えば、

  • 日常的にLINEのやり取りを溜めがち
  • 決められない性格(例えば居酒屋のメニューは誰かに任せがち)

に該当する方は、掛け持ちは逆効果になることも。まずは高評価サイト1つに絞ってスタートしてみるのがおすすめです。

転職サイトを使っていることは薬局・企業にバレる?

バレることはまずありません。薬局・企業側は応募していない求職者情報を見れませんし、信用が命の人材紹介業は何より個人情報の扱いを徹底しているためです。

転職サイトではなく、スカウト型求人サイトであっても、ブロック機能がついているので、しっかりと対策していればバレることはないでしょう。

LINEでやり取りできますか?

できます。というより、大手サイトはLINEでのやり取りが主流です。

LINEを知られるのが嫌な場合は、メール・SMSメールでも問題ありません。

薬剤師転職サイトの断り方は?

転職サイトからの連絡が面倒になり、利用を断りたい場合は、以下のような文面で一報入れましょう。

いつもお世話になっております。〇〇です。

諸般の事情につき、転職活動を一時休止することとなりました。今後の求人紹介は不要で、転職活動を再開する際には、改めてこちらから連絡させていただければと存じます。よろしくお願いいたします。

転職サイトを使うデメリットは?

転職サイトは求職者の内定が決まって収益が出る仕組みなので、一部の悪質な担当者に当たってしまうと、とにかく応募しましょう、と急かされることがあります。

転職の希望や軸が明確ならきっぱりと意思表示できると思いますが、押しに弱い人や担当者が正しいと思いこんでしまう人は、本当は希望していない薬局・企業に応募してしまうこともあります。

転職サイトを利用する際には、希望条件や譲れない条件、NG条件などを明確にしておき、希望に沿わない求人は応募しないことが重要です。

薬剤師転職サイトを使うメリットは?

以下のようなメリットがあります。

  • 「何から初めて良いか分からない状態」からスタートして、転職成功までたどり着ける
  • 腕の良い担当者なら、良い求人を見繕ってくれる
  • 主体的に動かなくても、転職活動が半自動的に進む
  • 選考落ちの理由が分かるので、薬剤師としての市場価値と改善点が分かる
  • 採用担当者にプッシュしてくれる(転職成功すれば収益になるため)
  • 選考の日程調整を代行してくれる

正しく選べば、デメリットよりもメリットの方が大きいです。

転職サイトを使う際の注意点は?

以下の点は必ず意識してください。

  • 担当アドバイザーに頼りきりになりすぎない
  • 複数のサイトから同じ薬局・企業に応募しない
  • 求人情報は自分で目でしっかり確かめる

特に担当アドバイザーを全面的に信用してしまう人も多いのですが、あくまで「求人を紹介してくれる人」に過ぎません。アドバイスも客観的に見えて、自社経由での採用につながりそうなバイアスがかかっていることがあるので、あくまでアドバイスは参考程度に聞き、最後は自分で判断する姿勢が欠かせません。

転職サイトに断られることはある?

利用対象外の場合は、断られることがあります。例えば、地方に住んでいて紹介できる求人がほとんどないケースです。

また、あまりに短期離職を繰り返していたり、ブランク期間が長すぎたり(20年以上など)する場合は、「紹介できる求人はありません」とやんわり断られることもあります。

転職サイトの選び方は?

複数まとめて登録し、最初のキャリア面談で「信頼できそう」と感じたところをメインで使うのが賢いやり方です。

転職サイトのサービス内容は、どれも求人紹介・選考対策・日程調整代行・年収交渉代行の部分は同じです。(利用無料でサービス内容に差がないので、エージェントは差別化が難しい業態)

そこで転職サイトは、「どのサービスか」よりも「誰に担当してもらうか(担当エージェント)」が重要なので、まずは比較検討してみることをおすすめします。

薬剤師転職サイトのトラブル事例は?

以下のようなトラブルが想定されます。

  • 情報のズレ(転職サイトの情報伝達ミス)
  • 重複で応募が進んでしまう
  • 担当者との相性が最悪
  • 担当者の業界知識が不足している

また、悪質な転職サイトでは以下のようなケースも報告されています。

  • 連絡があまりにしつこい
  • 着信拒否しても別の番号からかかってくる
  • いざ働いてみると聞いていた話と違う(嘘・騙された)
  • 退会したのに連絡が来る(個人情報が削除されていない)
  • 勝手にエントリーされた

薬剤師転職サイトで内定が決まった後に辞退しても良い?

もちろん構いません。以下のような連絡を担当者にしておけば大丈夫です。

先日内定をいただきました○○薬局ですが、内定を辞退させていただきたく存じます。
せっかくサポートしていただいたのにも関わらず、このような結論となってしまい、大変申し訳ございませんが、何卒よろしくお願い申し上げます。

薬剤師転職サイトはしつこい電話がくる?

薬剤師転職サイトは登録すると確認の電話がくるのですが、そのことを知らずに無視すると、何度かしつこめに電話がきます。

なぜなら確認の電話に出ない限り「仮登録」の状態が続いてしまうからです。

その電話に出れば、あとは連絡手段をLINEやメールに設定できるので、しつこい電話がくることはありません。

転職サイトは新人薬剤師でも使って良い?

全く問題ありません。新人となると紹介できる求人の幅は狭まりますが、それでも今後のキャリアを見据えた職場を提案してくれます。

新人だからといって利用を断られることはありません。

薬剤師転職サイトの非公開求人とは?

転職サイトの求人検索欄に掲載されていない求人のことです。

会員登録すると紹介してもらえるようになります。

薬剤師転職サイトの紹介料はどれくらい?

採用が決まった薬剤師の年収の30%ほどが相場です。

なので例えば年収500万円の薬剤師を採用すると、薬局・企業は転職サイトに150万円ほど支払います。

会員登録不要の薬剤師転職サイトは?

求人をとりあえず見てみる、くらいならどのサイトでもできます。

しかし、会員登録不要で応募まで可能なサイトはありません。また、多くのサイトでは求人詳細を見る際も会員登録が必要になります。

転職サイトとハローワークはどちらを使うべき?

選択肢を広げるために、理想をいうと両方使った方が良いです。(どちらも無料ですし)

面倒であれば転職サイトの利用をおすすめします。なぜなら、ハローワークは粗悪な求人が多く、また制度も古いため求人が探しづらいからです。ハローワークで仕事を探す人はだんだん減っています。

転職サイトに登録するのは退職してからの方がいい?

在職中からで構いません。というより、働きながらの転職活動を効率的に進めるためにこそ、転職サイトは使った方が良いです。

求人を探す手間が省けて、薬局・企業とのやり取りを全て代行してくれるからです。極端に言うと、決められた日に面接に行くだけで済みます。

薬剤師転職サイトで「情報だけ教えてもらう」はアリ?

可能です。転職サイトは「少し気になる」くらいの温度感でも利用できます。

情報だけ聞いて応募は直接する、というのもできなくはありませんが、後々のトラブルを考えると避けたいところ

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