
電話営業、あまりにもつらすぎる…。この仕事、絶対変だよね
電話営業の仕事に疲れ果ててしまっていませんか。
僕も電話営業の仕事をしていたから分かりますが、架電してもうまくいくケースはほとんどなく、冷たくあしらわれたり、時にはキツイことを言われたりしますよね。
電話営業の仕事に就きたかったならまだしも、ほとんどの人はそうじゃないのではと思います。
配属されたからやらざるを得ないという感じですかね。僕はそうでした。
自分の仕事に間違ってないと思えるなら良いかもしれませんが、個人的には「逆の立場だったら、いきなり電話されて、そりゃ迷惑だよな…。でも、やらないといけない」と、なんだか自分がしていることが正しいと思えないような、そんな葛藤もありました。
その後僕は、いくつかの職種に転職しましたが、その経験をもってしても電話はまちがいなくつらい仕事だったと思います。
この記事では、電話営業が他の仕事と比べていかに異質な仕事なのか、僕の経験をもとに客観的に分析していきます。
この記事はライターの実体験をもとに執筆しています
電話営業はとにかくつらかった記憶しかありません。
求人広告の営業をしていたのですが、1日のほとんどが電話をかける時間でした。
僕の営業スキルが足りなかったのもあると思いますが、それにしても1日が異常に長く感じましたね。


その時の経験をもとにお話ししていければと思います。
電話営業はデスクワークの中でもトップレベルにつらいと断言できる6つの理由
理由をまとめると次の通りです。
- 相手の態度が冷たすぎるてメンタルに来る
- 怒鳴られることも珍しくない
- 電話営業でアポが取れる確率は1%以下
- ノルマが厳しい
- 息抜きができず、気が滅入る
- モチベーションが上がらない
当時のことを思い出しながら書いてみます。
相手の態度が冷たすぎるのと申し訳なさでメンタルに来る
一番のつらい理由は、相手の態度がとにかく常に冷たいということです。
- すでに断られることがわかっているのに、かけるのが辛い
- ずっと怒られているような感覚がある
ただそれも逆の立場になってみれば当然で、言ってしまえば、仕事中に電話をかけてくるというのは、普通に働いている人にとっては非常に迷惑な存在なわけです。
さらにつらいのが、自分もそれを分かっていながらやらなければならないということ。
相手の都合を無視して、電話をかけなければなりません。これがとにかくつらいところです。
怒鳴られることも珍しくない
相手から冷たい態度を受けることが多いだけでなく、時には怒鳴られることもあります。
- たまに電話口で怒鳴られるのがしんどい
- 迷惑と思われることもあるし、説教されることもある
電話営業で相手から怒鳴られる理由は多岐にわたります。
最も一般的な理由は、相手が電話営業そのものに反感を持っていることです。
だれだって自分の時間を奪われることを嫌います。
なので、電話を受けた時点で、相手はイライラしていることがあります。
また、電話営業の人が提供する商品やサービスに関心がない場合も、相手は怒りをあらわにすることがあります。
電話営業の人が、相手に無理やり商品を売り込もうとするその姿勢に、相手はますます怒りを感じるようになります。
電話営業でアポが取れる確率は1%以下
そもそも電話営業でアポを取ることは非常に困難で、平均的な成功率は1%以下と言われています。
- 反応が悪すぎて、もう辞めたい
- いきなり電話されて契約したいと思うわけがない
全く効率的ではありません。
成功確率が1%程度と言われている理由は次の通り。あなたも用意に想像できると思います。
- 新規開拓の難しさ
- 競合他社との差別化が難しいこと
- リストを購入しているため、相手が興味を持っているか不明
- 相手にとって不都合なタイミングでの電話が多い
- 相手にとって関心のある商品やサービスでないのがほとんど
- 電話営業によるストレスが蓄積され、取り組み続けることが難しい
- 相手によっては電話営業そのものに否定的なイメージを持っている
- 電話営業自体が迷惑行為として認識されている
まさに数打てば当たるという戦法ですね。
あまりに非効率すぎて、これ意味あるの?と一度疑問を持ってしまったら、もう最後という感じでした。
ノルマが厳しい
電話営業は、ノルマが非常に厳しく、かなりハードな仕事です。
- 上司からのプレッシャーが大きすぎる
- 電話口の相手には怒られて、上司からもきつくいわれて、もうしんどい
多くの企業で、電話営業の仕事は、厳しいノルマが課せられています。
ノルマは、一日あたり何件の電話をかけ、どれだけの成果を上げるかというものです。これは、一日の労働時間が決まっている場合でも同様です。
しかし、電話営業でアポを取ることは非常に難しく、前述の通り、平均的な成功率は1%以下。
そのため、非常に多くの電話をかけなければならず、ノルマを達成するためには、非常に多くの時間と労力を費やさなければなりません。残業も当然増えていきます。
ノルマが達成できなかった場合、上司から説教を受けたり、ペナルティを受けたりすることもあります。
多くの電話営業の人たちは、ストレスやプレッシャーにさらされっぱなしです。
息抜きができず、気が滅入る
電話営業の仕事は、ほとんどがデスクワークで行われます。
長時間同じ場所に座り続けることが多く、血流が悪くなるので、実は疲労がかなり溜まります。
そして、ノルマに追われていて、周りもずっと架電しているので、なかなか離席しづらいです。
また、電話をかけ続けることで喉が痛くなったり、声が枯れたりすることもありますし、長時間喋り続けることで、疲れやストレスがたまります。
このように、電話営業はリフレッシュが難しい仕事です。長時間同じ場所で座り続け、話し続けることで、運動不足や疲労感、ストレスなどがたまります。
モチベーションが上がらない
電話営業は、モチベーションを保つのが難しい仕事のひとつです。
- 毎日同じことを繰り返すのが、単調で退屈
- どうせアポ取れないのだから、全くやる気がしない
多くの人が、電話営業をやりたいと思っているわけではありません。
新卒で「電話営業をしたい」という人はかなり少数派ですよね。
それでも、多くの企業が電話営業を採用しているため、この仕事に就く人も多いのが現状です。
電話営業をやる上で、最も大切なことは、自分自身のモチベーションを保つことです。
しかし、この仕事は、上手くいかないことが多く、失敗や拒否されることが多いため、モチベーションが下がってしまうことがあります。
電話営業は向き不向きがハッキリした職種。同僚は「ゲーム感覚」と言っていた
電話営業という職業は、向き不向きが非常に激しく、スキルを磨けば克服できるという人もいますが、それでも向き不向きがあることは否めません。
僕自身も電話営業の仕事を経験したことがありますが、正直つらいと感じたことが多かったです。
何度も断られたり、怒られたりすることがあるため、メンタル面での負担が大きいです。
一方、同僚の中には、電話営業をゲームのように楽しんでいる人もいました。
個人的には、かなりカルチャーショックというか、驚きましたね。
彼らは、どのようにすれば相手を説得できるかを考えたり、自分のスキルを高めるために取り組んだりして、やりがいを感じていました。
相手の感情に敏感な人は向いてない
電話営業は、相手の感情に敏感な人は向いていないかもしれません。
なぜなら、相手からの怒号や不機嫌な態度やその負の感情をダイレクトに受けてしまうからです。
また、相手の感情に共感しすぎてしまうと、迷惑だろうな…という申し訳なさが勝ってしまう人もいます。
サイコパスっぽい人なら向いてるかも
一方、相手の感情に鈍感で、ある種サイコパスっぽい人は、怒鳴られても気にならないため、電話営業に向いていると言えるかもしれません。
相手が断られたり怒られたりしても、それを自分に向けられたものとは受け止めず、次の電話に進むことができるからです。
つまり、ストレスを感じずに電話営業ができるのです。
電話営業がつらい気持ちを少しでも和らげるには、この3つだけを意識して
ここでは、辛い気持ちを少しでも和らげるためのコツを解説します。
別人格を作り出して気持ちを切り替える
電話営業でメンタルにダメージを追わないためには、自分と別人格を作り出すことが有効な方法の一つです。
自分が直接拒否されたり怒られたりすることがないように、別の人格を作り出すことで、精神的な負担を軽減することができます。
この方法を実践するためには、まず自分のイメージを変えることが必要です。
自分が本当の自分であるという感覚を手放し、別のキャラクターを演じるという気持ちで臨むことが大切です。
そして、その人格に合った口調や話し方を身につけ、電話をかける前にその人格になりきることが重要です。
例えば、自分が明るく元気な人格であると決めた場合、その人格に合った明るい口調や話し方を身につけ、電話をかける前にその人格になりきります。
そうすると、仮に怒鳴られたとしても「怒鳴られているのは自分ではなく、あくまで演じているキャラクター」といった感覚で仕事ができます。
そして、相手の反応によって自分が傷ついたりイライラしたりすることがないように、その人格を演じ続けることが必要です。
相手を機械だと思えば、落ち込む瞬間も減らせる
電話営業でダメージを受ける原因の一つに、相手の反応に振り回されることがあります。
例えば、相手から怒鳴られたり、拒否されたりすると、自分自身もイライラしたり、落ち込んだりするときは、相手を機械だと思うことが有効です。
つまり、相手が人間であるということを忘れ、ただ機械に向かって話しているつもりになるのです。
このようにすることで、相手の反応に振り回されることがなくなり、自分自身を守ることができます。
また、相手を機械だと思うことで、自分自身のトークに集中することができます。相手からの反応に気を取られることなく、自分自身が伝えたいことをしっかりと伝えることができます。
電話口から耳を遠ざけると焦らない
電話営業をしていると、相手から冷たい態度や拒否されることが多いですが、中には怒鳴られてしまう場合もあります。
対処法としては、電話口から耳を遠ざけて会話する方法があります。
相手が怒鳴り声を出している場合、その声は直接耳に届くため、いわば耳元で怒られているような状態です。
しかし、電話口から耳を遠ざけることで、相手の声が小さく聞こえるようになり、「遠くでなにか言ってる」くらいの感覚になります。
- 相手が怒鳴り声を出した場合、まずは深呼吸をします。
- 次に、電話口から耳を遠ざけます。これにより、相手の声が小さく聞こえるようになります。
- 相手が話し終わったら、再び耳を近づけて会話を続けます。
この方法を実践することで、相手の怒鳴り声に左右されずに、冷静に対処することができます。
残念ながら、電話営業は正直なところ時代遅れで、スキルにもならない
個人的な経験をもとにした意見ですが、電話営業は正直なところ時代遅れです。
そのうえスキルとして身につかないので、いざ転職しようとしてもけっこう苦労するかもしれません。
電話営業は時代遅れ
現代社会では、テクノロジーが進化するにつれ、電話営業が時代遅れになってきています。
消費者は、自分で情報を収集し、自分の意思で商品やサービスを選ぶことができます。
そのため、電話営業者が情報を提供する必要性は低くなっています。
また、くり返しになりますが、消費者にとっては、電話での営業は迷惑行為と認識されることが多く、反感を持たれることがあります。
電話営業はスキルを身に着けられない
電話営業の場合は、顧客とのやりとりが電話口で行われるため、コミュニケーションスキルや交渉技術を身に着けることができません。
もちろん、その後商談に行くタイプの営業ならまだ良いですが、ほとんど電話営業で時間を過ごしてしまっている人は要注意です。
電話口でのやりとりは非常に限定的であり、表情や身振り手振りといったコミュニケーションの要素が欠けてしまうため、顧客との信頼関係を築くことが難しいという問題があります。
電話営業は感情を麻痺させているだけ
かろうじて身につくスキルがあるとすれば、感覚を麻痺させる技術でしょうか。
電話営業は、電話口で罵声を浴びたり、拒否されたりすることは日常茶飯事。
まともなメンタルではやっていけません。
そのため、営業者は、感情を麻痺させてしまう方が楽です。
とはいえ、それが将来につながるかというと、かなり怪しいところでしょう。
これだけIT化したのに電話営業がなくならない理由
IT技術が進化してきた現代においても、電話営業がなくならない理由を解説します。
IT分野で出遅れている企業
IT分野で出遅れている企業では、ITサービスに必要性を感じていないため、電話営業が必要な傾向にあります。
デジタルマーケティングよりも、人が話した方が良いという意見も分からないではないですが、それでもメンタルを疲弊させながら架電することに意味があるとはあまり思えません。
費用対効果が高いから
電話営業がなくならない理由の一つに、費用対効果が高いということが挙げられます。
電話営業は、他の営業手法に比べて、比較的安価に実施できるため、まだまだ採用している企業はあります。
あえて悪い言い方をすれば、安く使えるという感じでしょうか。
人海戦術というわけなので、昔の戦で最前線に立たされている人たちと扱いは同じですね。
顧客との直接的なコミュニケーションが必要な商材もある
電話営業がなくならない理由の一つに、顧客との直接的なコミュニケーションが必要な商材があるということが挙げられます。
例えば、不動産や保険など、顧客個人に合わせた提案をする必要がある商材では、電話での営業が有効です。
電話での営業は、相手の反応をリアルタイムで確認することができ、効果的な提案ができます。
電話営業の上手い人がやっている電話営業テクニック
とはいえ、電話営業は少なくとも当面続けるつもりという方は、以下の成果が出やすい技術を身につけることで、つらい気持ちがなくなるかもしれません。
トークスクリプトを用意する
トークスクリプトを用意しておくことで、電話営業の成果を上げることができます。
トークスクリプトとは、電話営業において使用する会話のテンプレートのことです。
よく聞かれる質問とその回答、上手くいった会話の流れを形にしておき、その通りに喋るだけです。
トークスクリプトを用意することで、「何と返せば良いかを考える」手間が省けます。また、会話の流れをあらかじめ決めておくことで、自分のスキルに自信がない場合でも壁を打ち破ることができますし、会話の流れをスムーズに進められ、スピードアップにつながります。
顧客との信頼関係を築く
トークスクリプトを用意することで、顧客との信頼関係を築くことができます。トークスクリプトには、顧客に対して丁寧な言葉遣いをするように書かれていることが多く、それを守ることで、顧客に好印象を与えることができます。
- ターゲットに合わせた言葉遣い
トークスクリプトを作る際には、ターゲットに合わせた言葉遣いをすることが大切です。例えば、年配の方に電話をかける場合は、敬語を使うようにしましょう。
- 会話の流れを決める
トークスクリプトを作る際には、会話の流れをあらかじめ決めておくことが大切です。最初に挨拶をしたら、商品の説明をする、といったように、大まかな流れを決めておくことで、スムーズに会話を進めることができます。
- 質問を用意する
トークスクリプトには、質問を用意しておくことも大切です。質問を用意することで、顧客とのコミュニケーションを深め、商品やサービスに対するニーズを把握することができます。
電話をかける時間帯やタイミングを考える
電話営業においては、相手に迷惑をかけない時間帯を選ぶことが大切です。相手が忙しい時間帯に電話をかけると、相手の反感を買うことになりかねません。
電話営業をする際には、午前中がおすすめです。午前中は、アイドリング状態の時間であることが多く、比較的余裕があると言えます。また、昼休み前後には、電話を受けることができない場合があるため、注意が必要です。
朝一番に電話をかけることで、相手がまだ仕事に集中していない時間帯にアプローチすることも可能です。
昼食後も、電話営業をする際におすすめの時間帯です。昼食後は、相手がリフレッシュした後の時間帯であり、比較的余裕があると言えます。また、午後からの仕事に取り掛かる前の時間帯であるため、電話を受けることができる可能性が高いと言えます。
夕方以降は、電話営業をする際には避けるべき時間帯です。夕方は、相手が仕事を終える時間帯であり、プライベートな時間帯と重なります。また、相手が疲れている時間帯であるため、反感を買う可能性が高くなります。
最初の説明は簡潔に端的にする
架電の際は、冒頭に目的を端的に説明することが重要です。
相手が電話を受けた瞬間に、自分たちが何の目的で電話しているのかを端的に伝えることで、相手のストレスを軽減することができます。
例えば、以下のような冒頭の話し方は、相手にわかりやすく、イライラを与えません。
「○○と申します。今回は、ご興味をお持ちいただけるかもしれない、△△という商品についてお話しさせていただきたいと思い、ご連絡しました」
このように、業務の目的を端的に伝えることで、相手のストレスを軽減することができます。また、話し方にも工夫が必要です。冷たくならず、丁寧な話し方を心がけることがポイントです。
断られて当たり前、断られない方が変、という気持ちで
「アポが取れなくて当然、一言目に電話を切られたりするのも当たり前」という心持ちで臨めば、ストレスを軽減することができます。
電話営業でアポを取ることは非常に困難で、平均的な成功率は1%以下です。
そのため、アポが取れないことは当然のことと思って、気持ちを切り替えることが大切です。
アポが取れなかったとしても、次の電話に進むことで成果を上げることができます。
一言目で電話を切られたとしても、相手が興味を持ってくれなかったというだけであり、個人攻撃ではありません。
ゆっくり話すべし、ペーシングで相手に合わせる
ペーシングとは、相手のペースに合わせてゆっくりと話すテクニックのことです。
相手が話し終わるまで待ってから、ゆっくりと話し始めることで、相手に安心感や信頼感を与えることができます。また、ペーシングは相手の感情をコントロールするための重要なテクニックでもあります。
ペーシングは、相手に安心感や信頼感を与えるだけでなく、以下のような効果があります。
1.相手の反応を読み取りやすくなります。相手がどのような気持ちで話しているのかを把握しやすくなるため、適切なタイミングで自分の意見を伝えることができます。
2.相手の信頼感が高まります。相手は、自分が話し終わった後に、自分の話を聞いてくれる人に対して、好感を持ちます。そして、相手からの信頼感が高まることで、商品やサービスを購入する可能性が高くなります。
3.相手の感情をコントロールすることができます。相手が怒っていたり、不安を感じていたりする場合には、ペーシングをすることで、相手の感情を落ち着かせることができます。そして、相手の感情が落ち着いた状態で話をすることで、より効果的な営業ができるようになります。
ペーシングのやり方は、以下の5つのステップで行います。
- 相手の話をじっくりと聞く
- 相手の話が終わったら、数秒間の沈黙を保つ
- 次の話題に移る前に相手に確認する
- 自分の話をゆっくりとする
- 相手の反応を確認する
ペーシングは、相手に合わせてゆっくりと話すことが大切です。相手が話をしている時には、相づちを打ったり、相手の話を聞くような仕草をしたりすることで、相手に自分が話を聞いていることを示します。
そして、相手の話が終わった後は、数秒間の沈黙を保ちます。この沈黙の時間を設けることで、相手が自分の話を話し終えたと感じ、自分の話をする準備ができたと感じるようになります。
次に、次の話題に移る前に相手に確認をします。
これにより、相手が自分の話を聞いていることを示すことができます。そして、自分の話をゆっくりとします。相手の反応を確認しながら話をすることで、相手が自分の話に興味を持っているかどうかを確認することができます。
まとめに入る前に
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最後に:もし部下が電話営業の会社に転職しようとするなら「電話営業だけはやめ とけ」と言います
電話営業は、デスクワークの中でも最もつらい仕事の一つであることが、先に紹介した理由からわかります。
しかし、それでも多くの人が電話営業の仕事に就くことがあります。
特に若い人たちは、未経験であっても、転職しやすいという理由で、電話営業の会社に転職することがあります。
電話営業はやりたがる人がいない仕事なので、常に求人が出ていますし、採用のハードルも低いです。
しかし、もし部下が電話営業の会社に転職しようとするなら、僕は「電話営業だけはやめとけ」と言います。
電話営業のつらさ
僕自身、過去に電話営業の仕事をしていました。電話営業の最初の数日間は、営業先からの反応が良く、アポイントメントも取れたため、やりがいを感じることができました。
しかし、その後は、ほとんどの電話が断られ、反応の悪さに悩まされることになりました。
また、アポイントメントを取るためには、同じ企業に何度も何度も電話をかける必要があり、
相手に迷惑をかけているという思いがぬぐえず、もう電話をかけるのが怖くなって、毎日の仕事に対してプレッシャーやストレスがたまりました。
電話営業でのキャリアアップは難しい
電話営業の仕事は、ハードな仕事であるため、続けることができる人は限られています。
また、電話営業での実績が、他の営業職への転職につながるかどうかは、疑問です。
僕の場合、電話営業から別の営業職に転職するためには、実績が必要だと思い、転職先を探し始めました。
しかし、多くの企業では、電話営業とそれ以外の営業職に、明確な壁が設けられている場合があります。
そのため、電話営業の経験はそれほど評価されませんでした。
以上のように、電話営業のつらさや成功率、キャリアアップの難しさを理解し、本当にずっと続けるべきかは慎重に考えることが必要です。