忙しくない・ぶっちゃけマジで楽な仕事とは?未経験でも正社員就職可能

忙しくない仕事ってどんなのがあるだろうか、と探してみても「警備員」とか「公務員」とか、全然現実的じゃない仕事を紹介しているばっかりじゃないですか?

そこでこの記事では、未経験からの正社員就職が現実的に可能という条件に限定し、忙しくない仕事を厳選して紹介します。

目次

【厳選】忙しくない楽な仕事5つまとめ

総務

総務の役割は、会社運営をスムーズにすることと、社員の働きやすい環境を整備することです。

総務は、備品管理や施設管理のほか、福利厚生の整備や社内イベント企画、各種書類の作成・管理など、会社全体の幅広い業務に携わります。

組織全体に関する業務を扱う仕事であり、担当領域が広いことが特徴です。

総務は、定型業務が多く、個人で業務の進捗を調整しやすいため、比較的忙しくない仕事です。

定時退社が基本といった感じですね。

業務が固定化されていますし、他の部署や顧客に勤務時間への影響を受けることが少なく、忙しくなることがほとんどありません。

ルート営業

ルート営業とは、既に自社と取引実績のある顧客に対して、商品やサービスの提案やフォローを行う営業職です。

主な仕事内容は、定期的な顧客訪問やニーズのヒアリング、商品やサービスの提案、不具合対応などです。

既存顧客を訪問する仕事なので、新規開拓営業が少なく、突発的なアポイントが入ることはまれなため、残業も少なめです。

また、ルート営業の商材は専門的で独占状態にあることが多く、競合他社との価格競争や値下げ交渉が必要ないため、ストレスも少なくそんなに忙しくもない傾向にありますね。

登録販売者

登録販売者は、ドラッグストアにて、医薬品を購入する目的で来店した顧客の対応をしながら、効果や副作用についての説明を行い、また使用方法についてアドバイスすることが主な仕事です。

具体的には、薬選びのサポートや薬に関する情報提供(第2類・第3類のみ)、健康相談、商品の品出しや陳列、在庫管理や発注、レジ打ちなどが主な業務です。

登録販売者は資格を取る必要があるのですが、その分非正規でも給与が高めになるので、パートの方におすすめの仕事です。

店舗業務ということもあり、時間もきっちり決まっていますし、ドラッグストアに長蛇の列が並ぶこともそんなにないので、忙しさも控えめです。

経理事務

経理事務は、企業のお金を管理し、入出金の流れを記録する仕事です。

経理事務の基本的な業務には、現金出納(支払い・受け取り)、伝票の仕分けや処理、帳簿の作成、経費の精算などがあります。

業務内容は多岐にわたり、「日次業務」「月次業務」「年次業務」の3つに分類されます。

日次業務はその日ごとの現金や預金の動き、残高の確認などを行います。

月次業務では買掛金や売掛金などを管理し、月次決算や給与計算も行います。

年次業務では決算書類の提出や税務申告、年末調整などを行います。

経理事務は残業が少ないとされていますが、その理由として、経理事務の仕事は基本的に定時で終わることが多く、残業が発生することが少ないためです。

経理事務の仕事はルーチンワークが多く、予定通りに進めば定時で帰宅できることも多いです。

さすがに年末や年度末は一時的に仕事が増えますが、それ以外はわりと忙しくない状況が続きます。

設備管理

設備管理とは、ビルや病院、学校などの建物に使用されている設備の維持管理を行う仕事です。

具体的には、設備の点検や機械の動作確認、部品の交換、清掃などを行います。

また、電力や空調、防災なども管理することがあります。

設備管理者は施設が安全に利用できるように点検やメンテナンスを行い、問題があれば修理することで快適な環境を提供します。

こちらもわりと定型的な業務となりますし、クライアントとのやり取りなどもないので、忙しさは常に一定であることが多いです。

【重要】ぶっちゃけ忙しい・忙しくないは、職場環境の方が影響します

ここまで現実的に就職可能な範囲で、忙しくない仕事を紹介してきましたが、実を言うと、忙しい・忙しくないは仕事内容ではなく、職場環境の方が影響します。

同じ仕事でも、会社が変われば忙しさはまるで違います。

実際に僕は制作系の仕事をしていて、3回転職して様々な会社を見てきたのですが、会社によって、仕事の忙しさは本当に全く違いました。

具体的に言うと、1社目は残業続きで月50時間位するのが当たり前でした(二度とやりたくない)。

2社目はちょっと減って35時間くらいになり、3社目の転職で、残業が一切ない職場になりました。

「やっている仕事は全く同じ」なのにもかかわらずです。

なので、あまり「この仕事なら忙しくない」というような紋切り型の考えはやめたほうがいいと思います。

あなたが今やっている仕事の仕事内容を全く変えなくても、残業が一切ない職場でゆっくりと楽に働くことは充分可能なのです。

忙しくない仕事ができる職場環境は簡単に見分けられる【もし転職するなら要確認】

では忙しくない職場とはどうやって見分けるのが、そしてどうやって見つけるのかを解説します。

部署全体のノルマはあるか、それは達成が困難な状況か

仕事の忙しさは、部署で達成しなければならないノルマと比例します。

よく、個人ノルマが厳しい仕事は忙しいと言いますが、実は注目すべきは部署のノルマです。

部署全体で達成しなければならない目標のようなものがあると、その部署全体で一丸となってやっていこうという雰囲気が作り上げられるため、基本的に誰かが残業していたら先に帰るといったことができません。

そうなると常に仕事がある状態で、かつ帰りづらいという最悪な状況に陥ります。

また、その目標がこんな達成のものであればなるほど、忙しさは増すでしょう。

ITツールを導入しているか

僕の3回の転職経験から、これは確実に断言できるのですが、ITツールを導入するかどうかで忙しさは全く違います。

例えば、制作職をしていた僕の場合、作ったコンテンツを配信するという仕事がありました。

残業が多かった会社は、ものすごく古い旧式のツールを使って、一つ一つ手作業で処理しなければならないといった状況でした。

しかし、残業ゼロだった会社は最新のITツールを使っていて、クリック1つで入稿完了するというような状況でした。

これだけで、仕事時間が体感ですが10分の1位になりました。

やっている仕事は同じなのに、忙しさが全く違うというのはこういうことです。

このように、会社がどれだけITツールを使って業務効率管理に取り組んでいるかという点は、忙しくない環境で働きたいと思うのであれば、確認が絶対に欠かせません。

なぜその求人を募集しているのか

なぜその記事を募集しているのかという観点で求人広告を見るのも重要です。

企業が求人を募集する背景は大きく2つあります。

1つは人員を補充するため、もう1つは事業拡大のためです。

結論から言うと、人員補充の求人は忙しい状況に陥りかねないので注意が必要です。

欠員が出てすぐにその人を入れないといけない状況というわけなので、もし入社してもその瞬間から相当忙しい状況に陥りますし、常にギリギリの状態で仕事をしているということが明らかです。

一方、事業拡大の募集であれば、堅調に業績を伸ばしている会社ということで安心もできますし、そんなにカツカツの状態でやっていないわけで、同僚程度余裕があると予想できます。

忙しくない仕事はどうやって見つけるのか【聞けばいい】

忙しくない仕事は、同じ職種でも会社・職場によって違うと解説しました。

となると、忙しくないかどうかは、結論から言うと「選考のタイミングで聞けば良い」ということになります。

部署のノルマはあるか、ITツールはどのようなものを使っているか、なぜその求人を募集しているかを、採用担当者に直接尋ねるのです。

とはいえ、なかなか聞きづらいところもあると思いますが、例えば求人に直接応募するのではなく、転職エージェントを経由して応募すれば、この辺りは転職エージェントの担当者が全部聞いてくれます。

なんなら、平均残業時間とかも聞いてくれたりしますよ。

補足ですが、転職エージェントは無料で使える求人紹介サービスです。

ちなみに、忙しくないけど高年収の職場を目指すなら、転職エージェントの利用は非常におすすめです。

高年収の職場は、普通の転職サイトに載せたら応募が殺到して、採用担当者が大変になるんですよね。

だからあまり人目につかないようにして、転職エージェントに登録した人だけが見られるようになっているんです。

情報収集のすすめ

ここ3ヶ月以内に、一瞬でも「会社辞めようかな…」とリアルに頭をよぎったことはありませんか?

なければ読み飛ばしていただいて構いませんが、もし「正直、環境を変えることも視野に入れている」という方は、この機会に小さな一歩で良いので何か準備を進めてみるのもおすすめです。

少なくとも「10年後も今の職場で働くつもりですか?」と聞かれて、ちょっと考え込んでしまうのであれば、いつでも転職できる体制作り(準備)くらいはしておいても損はないでしょう。

辞めようかなと考えている人の中には、限界が来てから行動を始める人が多いですが、意外とそれは失敗のもとです。「早く辞めたい」という気持ちが強すぎるほど、焦りで準備がおろそかになり選考に通らなかったり、判断を誤ってしまったりするからです。

準備はできるだけ心にゆとりがあるときにしておきましょう。

とはいえ、いきなり履歴書を書いたりなんてする必要はありません。おすすめの転職準備についてまとめておくので、チェックしてみてください。

転職サイトに登録しておいて、暇な時に求人を探す&スカウトを待つ

別に今すぐ転職はしないけど、良い所があれば考える、という方向け

別に今すぐ転職はしないけど、良い所があれば考えるという方は、転職サイト(求人サイト)がおすすめです。

イチ推しサイトは「Green」

Greenは、企業から直接スカウトが届く転職サイトです。営業やカスタマーサポート、ITエンジニア、マネージャーなど多様な求人を扱っています。

業界・職種

▼取り扱い業界
・IT/WEB、通信、インターネット系
・マスコミ、エンターテイメント、メディア系
・サービス系
・製造、メーカー系
・コンサルティング、リサーチ
・商社(卸売)、流通、小売り系
・金融、保険系
・不動産、建設系

▼取り扱い職種
・エンジニア、技術職(システム/ネットワーク)
・クリエイティブ職(Web)
・クリエイティブ職(ゲーム/マルチメディア)
・企画、マーケティング職
・営業職
・経営、CxO職
・経理、管理、バックオフィス職
・アシスタント、事務職、オフィスワーク
・サービス職
・専門職
・エンジニア、技術職(電気/電子/機械/半導体)
・建築建設、土木、プラント職

転職エージェントとは違うので、面倒な電話がかかってくることはありません。

Greenは企業の採用担当者から直接スカウトが届くのが魅力的で、利用者の6割以上がスカウト経由で転職しているようです。

「応募まではいかないけど気になる」という企業には「気になるボタン」で興味を伝えられ、企業側もあなたが気になるとなった場合は、カジュアル面談に進むこともできます。

このように、気軽に利用できる点がGreenの強みです。

また、写真が豊富に使われているのが特徴で、会社の様子をリアルにチェックできるのもポイントです

ちなみにGreenは転職お祝い金制度を設けており、Green経由の応募で採用が決まるとAmazonギフト券1万円分がもらえます。

登録から応募まで、利用は全て無料なので、ぜひ活用してみてください。

診断アプリで働き方や向いてる仕事を分析

「転職は考えてないけど、10年間も今の職場にいるのは流石に…」な方向け

注目のキャリア診断アプリ「ASSIGN(アサイン)」

転職は特に考えていないものの、漠然と「自分にはどんな職種や業界が向いているんだろう」という気持ちがある方は、キャリア診断アプリASSIGN(アサイン)を使ってみるのも面白いですよ。

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そういった情報は入力していないのですが、的確に診断されたので単純に凄いなと思いましたね。

診断系のアプリは意外と回答数が多くて面倒になりがちですが、ASSIGNは3~5分くらいで終わるので気軽です。

「どんな仕事が合っているのか」と視野を広げて知る機会になると思いますので、ぜひ試してみてください。

さいごに

忙しくない仕事の職種として、総務、ルート営業、登録販売者、経理事務、そして設備管理を紹介しました。

ただし、忙しくないかどうかは職場環境によって大きく異なるため、求人広告で提示される部署のノルマやITツールの導入状況、募集理由などを事前に聞いてみるというのも重要なアプローチとなります。

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