看護師Y・Sさん
38歳・大阪
介護施設歴：3年

最初は「介護士さんと看護師ってどうやってやっていくんだろう」って思っていたけど、実際働いてみたら、予想よりも全然スムーズでした。特に介護施設では、介護士さんが現場の中心で、看護師として医療面に集中することが多かったから、お互いに求めてることが違っていたけど、それぞれの仕事の大切さを理解できるようになったんです。

例えば、朝のおむつ交換の際に、体調を少しでも把握しておくようにお願いしていたり、逆に介護士さんから日中の観察結果について意見をもらったりして、お互いの「ちょっとした気配り」が少しずつ、協力しやすい環境を作っていったかな。

最初は確かにコミュニケーションが難しいと感じることもありましたが、それを乗り越えるのが意外に大事だったというか。今では、同じ施設のメンバーとして一緒に患者さんを支えるというチーム意識が強くなり、見えないところで連携をとることが楽しさになっていると思います。だから、コミュニケーションのスピードや気配りを意識しておけば、関係はすごくスムーズにいくと思いますよ！

看護師T・Nさん
40歳・神奈川
介護施設歴：6年

最初に介護施設で働き始めたとき、一番心配だったのは「コミュニケーション」でした。看護師と介護士がどうしても立場が違うので、ついイライラすることもあったし、どうしても言い方が強くなったり、逆に言葉を選びすぎてしまったり。なんかお互い空気を読むところがあって、最初の数カ月はそこの調整に悩みました。

でも、経験を積んで少しずつ理解できたのは、介護士さんはその施設での過ごし方や雰囲気を知っていて、それに配慮したケアをしているってこと。例えば、食事介助の時にうまく食べられなかったりした患者さんへの接し方、会話の進め方などを意識するんですよね。自分にとっては「え？そんな些細なところも？」って最初思ったけど、その気遣いの差が全く違った形で感謝されて、もっと一緒にやってみようという気になりました。

もちろん忙しいからこそ、介護スタッフのアドバイスやフィードバックをもらうこともあって、その時にうまく協力し合えれば、想像以上にお互いにとって満足のいくものになっていると思います。患者さんにとってもより良いケアになるし、施設全体が協力する意識があれば、モチベーションが維持できるんです。

看護師K・Sさん
38歳・福岡
介護施設歴：5年目

最初に介護施設に転職して思ったのは「やっぱり立場が違うと難しい」ってこと。介護の仕事の進め方もかなり違っていて、看護師の自分の視点と介護士さんの考え方のズレにモヤモヤする瞬間があったんです。でも、そうした問題を一つ一つ潰していけるように感じました。

介護士さんと話すときも、最初はうまく聞けなかったことがあるし、相手が困っていてもその場でどう切り出すか悩んだりもして。日常的にそんな感じだったので、「ああ、ちょっとこれはストレス溜まるな」と思ったりもしました。けど、しばらくしてお互いが足りない部分をフォローしあったり、お互いに前向きに接することを意識するようになったら、状況が見違えるように良くなったんです。

たとえば、利用者さんの不安を最小限にするために、「ちょっとこちら側が柔らかくなってみようか」とコミュニケーションを改善したり。それだけで、ギスギスしなくなり、良い雰囲気ができました。最初の数ヶ月は確かにしんどい場面が多かったですが、結果的には、個別の患者さんに合ったケアができているのを見るたびに、「これでよかった！」と思える瞬間があって、やりがいを感じました。今では、仲の良いスタッフと楽しくやれる毎日です。