Q.20~30代の看護師さんに質問なのですが、今の年収に満足してますか？

前の150床くらいの病院から、都内の急性期（本院）に移りました。やったのは「500床以上」「救急あり」「手当の内訳が募集要項に全部書いてある」だけで検索→面接で夜勤回数の“平均と上限”を数字で聞く、です。結果、夜勤は増えたけど深夜・準夜・救急の手当が積み上がって年収は前よりガツンと上がりました。残業は読めない日もあるけど、手当の透明度が高いと不満が出にくい。個人的には“規模×救急度×地域手当”が効いた感じです。

「年収を下げず日勤メインに寄せたい」が希望で、オペ室（手術室）を志望。募集要項でオンコールの待機手当と呼出手当、手術看護認定などの資格手当の“金額レンジ”が明示されている病院を選びました。結果、夜勤は減ったのに“オンコール＋資格手当”で年収は約70万円アップ。面接ではオンコール回数の実績表を見せてもらい、月ごとのバラつきも把握。診療科・部門による加算（特殊業務系）が収入に効くという資料を先に読んでおいたので、求人票の読み解きがスムーズでした。今は技術を磨くほど評価に反映される実感があり、満足度は高いです。

二交替で人手不足の環境で疲弊して限界を感じ、健診センターに転職しました。最初は「年収は少し下がるかも。でも毎日夕方に終わる生活がほしい」が本音。実際、給与は病棟より100万円くらい下がりましたが、夜勤なし・オンコールなし・イレギュラー少なめで、体感の“コスパ”は上がりました。採血や心電図、説明の回転をどう上げるか、導線の工夫でチームの生産性が見えるのが面白いです。繁忙期（春～秋）はバタバタしますが、残業は読めます。収入は求人相場どおり日勤水準に落ち着く一方で、土日が確保できるぶん副収入や学習時間も取りやすく、トータルの満足度は高いです。「割に合わない」が「合う」に寄っていくには、私の場合“生活リズムの回復”が一番効きました。