男女間の収入格差は思った以上に自己肯定感を下げる。年収が理由で振られることは割とよくあり、生活やデートの水準も噛み合わなくなる。解決策としては、もっと収入を上げるほかない。
そもそも年収と優秀さは全く関係ない。給与は働いている業界で変わるため。全く同じ職種でも業界が異なれば給料はまるで違う。
なので年収が上がらない業界でどれほど頑張っても意味がない。収入を上げるには業界を変えるのが手っ取り早い。どんな業界があるのか、そして自分に合っているのか知りたい場合は、AIキャリア診断アプリASSIGN(アサイン)を試してみるのがおすすめ。自分の価値観に合った仕事や業界を客観的に診断できる。
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彼女に年収が負ける現実を受け入れてはいけない【理由】
断言します。彼女に年収額で負けるのは恥ずかしいことです。
冒頭から、厳しい現実を突きつけるような言い方をしてしまってすみません。でも、この現実から目をそらしてはいけないという思いから、この記事を書いています。
というのも、自分自身、20代の真ん中頃に彼女より年収が低いという理由で振られた経験があるためです。
当時は結局「金かよ」と思っていましたが、後々振り返ってみると、やはり彼女に年収が低いと言うのは避けなければいけない状態であるという結論に達しました。
年収が理由で振られることは割とよくある
彼女に年収が負けている現実を簡単に受け入れてはいけない理由の一つは、破局の原因になるからです。
これは表面的には、「結局女性はお金ばかりを見ているのか」と感じてしまうかもしれませんが、そうではありません。女性は常に現実を見ているということです。
今は単純に付き合うだけなら良いかもしれませんが、将来的なことを考えると、お互いの年収を合わせた世帯収入は非常に重要になってきます。世帯収入によって子供にかけられる教育費や住む場所が大きく変わってくるからです。
将来的に年収が上がるかどうかと言うのは正直なところ、現時点でおおよそ分かります。今の昇給水準から、大きく変わることはないからです。
今の時点で彼女に年収が負けているのであれば、将来的に追い越すことは基本的にないということです。
結局のところ、女性は何かあったときに頼れる男性と一緒にいたいと思うのですが、年収が彼女の方が高い場合、どちらかと言うと男性が女性側に頼るような関係になってしまいます。そうするとやはり、頼りがいを感じなくなってしまうんですね。
女性はただ年収の金額の部分を見ているわけではなくて、その先にある「頼りがい」とう魅力があるかどうかを判断しているのです。
年収差が開くほど、生活・デートの水準が合わなくなる
年収の差が開くほど、生活やデートの水準がだんだん合わなくなり、2人の間に距離が広がっていきます。
例えば、旅行に行く場所や宿泊場所、ご飯を食べに行く場所など、何かとデートにはお金がかかるものですが、その都度、「最低これぐらいを出すよね」という当たり前の水準が違うと、どうしてもどちらも楽しめなくなります。
彼女の方はあなたに気を使いますし、あなたは財布を痛めてしまいますので、こちらも楽しくないわけですね。このように、お互いが気を使い合う原因になるというのも、年収の差が開くことのデメリットです。
自己肯定感が下がり続けるから
彼女に年収負けている状況というのは、とにかく自己肯定感が下がります。
この自己肯定感の低下というのは、男性にとって非常にデメリットです。というのも、自己肯定感がなくなり、自信がなくなると、男性的な魅力がなくなるからですね。
基本的に自分を低く見積もったり、自虐したりする男性を魅力的と思う女性はいません。よく恋愛のアドバイスで、「自信のあるふりをしろ」と言われることもありますが、まさにその通りで、基本的に自信のなさというのは何事にも置いて致命的に最悪だと思っておいた方がいいです。
そして、彼女より年収が低いという現実は、この自信のなさに直結します。そうすると、間接的にではありますが、彼女があなたに魅力を感じなくなるケースにすらなり得るのです。
もちろん、年収が低いとか高いとかは人間的な価値に全く関係ありません。冒頭で少し厳しいことを言いましたが、稼いでいるか稼いでいなかろうが、人としての価値は影響されません。
しかし、そうだと分かっていても、やはり身近な彼女と比較した上で、「年収という数字がはっきり出る要素で下回っている」というのは、どうしてもメンタルへの影響が大きくなります。
ただ、一応補足ですが、彼女が看護師や薬剤師のような明らかに年収が同世代の平均よりも高い職種の場合は、そんなに気にすることはありません。
国家資格を持っていたり、夜勤で手当がどんどんついたりするような職種は、普通に働いているだけでも周囲の平均を圧倒的に上回ります。
なので、彼女もそれを承知しているはずですし、当たり前と感じているはずです。なので、その場合は必要以上に考えすぎることはありません。
年収を彼女に聞かれても正直に言わなくてもいいし、言うべきでない
では、私が彼女に聞かれた場合、どう答えればいいのでしょうか。
結論から言うと、個人的には正直に答えるべきではないと思っています。
というのも、正直に伝えた場合、先ほど挙げた3つのデメリットが現実のものとなる可能性があるからです。
また、どう答えたところで、彼女があなたの年収を正確に知ることはできません。
つまり、正直に答えようが高めに見積もって答えようが、本当かどうかは断定できません。したがって、正直に答えるメリットはありません。
彼女に年収を聞かれた時の答え方
彼女に年収を聞かれたときの答え方を以下に紹介しておきます。
- 「逆に年収いくら?」と返す
- ○○万くらい、とざっくり返す
- 生活に困らないくらい、と曖昧に伝える
- 若干高めに盛って言う(おすすめ)
あえて高めに盛って伝えることで、自分にハッパをかけるべき【不甲斐なさを行動のガソリンにする】
私の1番のオススメは、あえて高めに盛って伝えることです。
さすがに盛りすぎかなと言うのは疑われる原因になりますので、よくありませんが、プラス50万から100万円くらいは持って伝えてもギリギリのラインかなと思います。
なぜ高めに盛って伝えるべきかと言うと、その盛ったという事実をガソリンにして、自分の次の行動につなげるためです。
要するに、自分の意思を盛って伝えることは、正直なところ恥ずかしいことだと思います。
不甲斐なさや悔しさというのが心に湧いてくるはずです。
その感情を原動力にして、年収を上げるための行動に踏み出すのです。
結局のところ、年収を上げるためには何かしらの行動をするしかありません。
普段ぼんやりと仕事をしているだけでは昇給も微々たるものです。
したがって、自分を変えるためには何か行動しなければならない。その行動の一歩踏み出す原動力に、彼女に年収が低いという現実を逆に利用していくのです。
意外と知らない年収を決める要素【能力では決まりません】
では、年収を上げるにはどうすれば良いのでしょうか。実を言うとほとんどの人は、年収の正しい上げ方を知りません。能力がある人が年収が高いと無条件に信じてしまっているのです。しかし、結論から言うと、年収と能力は全く無関係です。
給料は働く「業界」で決まる
会社員の給料は、働く業界で決まります。「どの業界で働くか」を決めることで、現在の給料や働き方、将来の昇給の可能性が決定づけられるというわけです。仕事内容やスキルではありません。
例えば、同じ能力を持つAさんとBさんがいて、Aさんが飲食業界で働き、BさんがIT業界で働いているとすると、Bさんの給料が高くなる可能性が高いです。なぜなら、情報通信業界の給与水準は飲食業界よりも高いからです。
給料を上げたい場合、平均給与が高い業界や企業を選ぶことが良い方法です。では給料が高い業界とはどういうものかというと、利益率が高い業界です。
例えば、ITや広告など、無形の商品を扱う業界や、総合商社や不動産など、設備投資や製造コストが少ない業界は高い利益を上げることができます。他にも金融業界、医薬品、WEB業界も給与水準が高いです。
逆に、製造業や飲食業など価格競争が厳しい業界では、給与水準が低い傾向にあります。設備投資や製造コストがかかり、単価が低いビジネスモデルでは利益率が低く、給与水準も低くなってしまいます。あとはブライダル業界やエンタメ業界など、「やりがい」がモチベーションになるような業界は、給与が低くてもやりたい人が多いため、なかなか給与水準が上がらない傾向にあります。
このように、給料というのは「どこで働くか」次第です。したがって、今の職種のまま業界を変えるだけで、年収が上がるというのはよくあります。
もちろん今すぐ転職すれば良いというわけではありません。ですが、このまま何も考えず今の会社にいても年収アップは期待できないでしょう。中小企業の昇給率の平均は1.6%と言われています。年収400万円の場合、月収でみると5,000円くらいしか年間アップしません。しかし転職なら月収が4~5万円一気に上がることもありますし、拡大中の業界の企業なら業績に応じた賞与も得られるといったメリットがあります。
というわけで、年収を上げる最も現実的な方法は、異なる業界への転職です(今と同じ業界だと難しいので要注意)。
今のままではダメだと本気で思うなら、まずは市場が拡大している業界の情報収集から始めてみるのが良いですし、もし既に環境を変えることも視野に入れているよ、転職エージェントでリアルな転職市場の情報を聞いてみるのも良いでしょう。
まとめに入る前に
ここ3ヶ月以内に、一瞬でも「会社辞めようかな…」とリアルに頭をよぎったことはありませんか?
なければ読み飛ばしていただいて構いませんが、もし「正直、環境を変えることも視野に入れている」という方は、この機会に小さな一歩で良いので何か準備を進めてみるのもおすすめです。
とはいえ、いきなり履歴書を書いたりなんてする必要はありません。おすすめの転職準備についてまとめておくので、チェックしてみてください。
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・製造、メーカー系
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・不動産、建設系
▼取り扱い職種
・エンジニア、技術職(システム/ネットワーク)
・クリエイティブ職(Web)
・クリエイティブ職(ゲーム/マルチメディア)
・企画、マーケティング職
・営業職
・経営、CxO職
・経理、管理、バックオフィス職
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筆者(アラサー・地方大学卒)が診断してみた結果は、こんな感じでした。

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何もしないままだと、不甲斐なさはいつまでも続く
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何もしないままでは、不甲斐ない気持ちが消えることはありません。時が経つほど、彼女との年収差も大きくなっていくと思います。それを避けたいのであれば、まずは行動を始めることが大切です。
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