Q.献血看護師は大変ですか?

Y・Sさん
38歳・大阪
献血ルーム歴：4年

献血看護師として働いて4年目ですが、確かに大変な部分も多いです。実際、業務にはプレッシャーもあります。

辛い部分としては、献血者さんが体調不良を訴えることがあって、その対応に焦ることがあります。採血が終わった後も、血圧を測って安定するまで目が離せないのは緊張しますし、一度具合が悪くなると、他の献血者にも影響が出てしまうので、それがかなり精神的にきます。採血するまでの準備や、時間的な制約もあって焦ることもあります。

でも、それ以上にやりがいを感じる瞬間も多いんです。具合が悪かった献血者が元気を取り戻して帰るときや、「ありがとうございます、また来ますね」と笑顔で言われると、すごく報われた気持ちになります。また、一度スムーズに採血が終わったときの達成感は他の仕事では味わえない感覚です。

人間関係は悪くはないですが、フラットで助け合いのある雰囲気です。業務中は緊張感もありますが、みんなで協力しているので、悩んだときには相談しやすくて安心できます。あと、休みも比較的取りやすいので、メリハリがつけやすいです。

まとめると、確かに辛い部分もありますが、それを上回る充実感とやりがいを感じる場面が多いです。辛さを感じたときに他のスタッフがサポートしてくれる環境もあるので、「辞めたい」とまでは思いません。むしろ、もっと頑張ろうと思える仕事だと思っています。

T・Nさん
30歳・神奈川
献血ルーム歴：3年

献血看護師を始めてから3年ほど経ちましたが、最初に「辞めたい」と思うこともありました。特に最初は、覚えることが多すぎて忙しさに追われていました。

一番きついと感じたのは、採血中に献血者さんの血管がうまく見つからないことです。最初は、腕に針を刺すことで献血者さんが不安になったり、痛がったりするので、それを気にしすぎて余計に焦ってしまうことがありました。また、夏場や寒い時期の仕事で、冷暖房の効きが悪い場合は体力的にキツくて、本当に集中力が落ちてしまうことも…。

でも、どんな状況でも「無事に終わった！」という充実感と、献血者さんから感謝の言葉をもらったり、「ありがとう」と言われると、自分も本当に感動します。技術的な部分で失敗しても、次はもっと良くなるように努力していこうと思えるので、その部分が次のモチベーションにつながります。

スタッフ同士の関係は良好で、コミュニケーションも大事にされていますし、休憩のタイミングや有休も取りやすく、家庭やプライベートとのバランスもとりやすいです。わからないことを気軽に相談できる雰囲気があり、新しい知識も学びやすい職場だと感じています。

厳しい時期もあったけれど、それを超えて良さを感じる部分が多い仕事だと思います。もし不安があって転職を迷っているなら、最初は大変でも、成長を感じられる仕事なので、頑張ってみる価値があると思います！

K・Sさん
38歳・福岡
献血ルーム歴：5年目

献血看護師の仕事は想像していたよりも大変だと思うことが多いです。最初のころは本当に「こんなに大変なんだ」と驚きました。

特に、献血中に予想外の問題が起きると、いろんな状況を瞬時に判断しなければいけないので、冷静さが求められます。採血中に献血者さんの体調が急変した場合に、慌てず対応できるような判断力が必要ですが、最初は自信がなかったので、そこにプレッシャーを感じる時期がありました。また、寒い時期や暑い時期などは、体力的に辛いこともあるし、すべてを自分でやろうとする意識が強いと、逆に疲れてしまうことも。

でも、その分、自分に成長を感じる瞬間が多いのも事実です。技術が向上してきて、スムーズに採血ができるようになったり、予測できない事態でも冷静に対応できるようになったときは、本当に「これがやりがいだ」と思えます。また、「次回も献血するね」と笑顔で帰ってくれる献血者さんを見ると、「ああ、この仕事やってよかったな」と感じます。やりきった感が本当に嬉しいです。

人間関係も、普段から意見を言いやすい環境で、気軽に相談できるところが良いですし、休みの取りやすさも大きな魅力です。体調が悪くなった時や、自分の用事がある時には事前に伝えやすいので、余裕を持って働くことができます。

総じて、確かに「辛い」と感じる部分はありますが、それを乗り越えることで得られる充実感の方が大きく、やりがいを感じる瞬間が多いです。もし転職を考えているなら、一度挑戦してみる価値はあると思います！