リクルートエージェントは国内最大級の求人数を誇る大手転職エージェントですが、検索結果に「闇(やみ)」という気になる文字があります。
そこでこの記事では、元人材会社の社員の視点でリクルートエージェントの闇を暴いていきます。
リクルートエージェントは「闇が深い」という趣旨の口コミ
リクルートエージェントは「闇が深い」という趣旨の口コミは、おおよそ3パターンに分類できます。
①ブラック企業からのスカウトばかりで闇を感じる
転職者に一番関係ある内容だと、リクルートエージェントで扱う求人企業がいわゆる「ブラックで有名な企業ばかり」という口コミが関連しているようでした。
リクルートエージェント、異業種から来るスカウトはどれもこれも悪名が知れた大手ブラック企業のものばかり。ブラック企業が転職サイトに大量の広告料を注ぎ込んでは人材を拾っては使い捨てを繰り返しているであろうことが容易に想像できて、ものすごい闇を感じている。
もちろん上記の口コミは「容易に想像できて」とあるように、利用者の憶測にすぎません。とはいえ、リクルートエージェントだけでなく転職エージェントには、ブラック企業の横暴を助長させる側面があることは否定できないでしょう。
転職エージェントは人材を企業に紹介し、(内定が決まると)紹介料を報酬として受け取るビジネスモデルです。求職者の内定が決まらなければエージェントはタダ働きになりますので、優先順位は「求職者の内定を決めること」になりますし、企業に求職者を紹介すればするほど収益になります。
そして人材を使い捨てるようなブラック企業ほど、採用されやすいです(誰でもいいので。面接が1回しかないことも多い)。
またブラック企業は意外と採用資金に余裕があるため(社員に還元しなため)、転職エージェントのいわばお得意先だったりすることが多いです。実際にブラック企業で有名な某飲食企業や某建設会社の求人なども、大手エージェントならどこでも扱っています。
このように、リクルートエージェントというより転職エージェントのビジネスモデルに対する否定的な解釈が「闇」という言葉につながっていると考えられます。
②対応が冷たい・厳し過ぎる
リクルートエージェントは利用者に対する冷淡な対応が闇を感じるという口コミもあります。
リクルートエージェントと面談したんだけど、相談してごめんなさいって言いたくなる雰囲気だった。強い口調で話され早く終わらせたい感じだったし、30分ぐらいって聞いていたのに10分弱で終わった。
次から相談するのが怖い…転職エージェントってこんなに冷たいの?(中略)真剣に悩んでいてアドバイスが欲しかっただけなのに、無駄な時間を使わせてしまって申し訳ない気持ちになって、まるで私が悪い事をしたような気分でした。
それなりの職歴がないと相手にしてもらえないんですかね(引用元:Twitter)
リクルートエージェントは転職エージェントの中でもかなりビジネスライクな対応で有名です。
あまり寄り添う感情を出さずに淡々と面談を進めていく感じで、ドライ・無機質な印象を受けると思います。
よくいえば余計に感情移入せずに済みます(親身に寄り添って来すぎるエージェントだと、内定辞退をする時など相当心苦しい)。
ただ悪く言えば冷淡な対応になるので、上記の方のような「恐怖感」「威圧されている感」を感じることもあるでしょう。
補足ですが、転職エージェントは転職を具体的に考えている人(転職意欲が高い人)ほど積極的にサポートしてくれるようになります。上記の口コミの方は「アドバイスが欲しかっただけ」と述べているので、推測ですが「転職しようか迷っている」くらいの温度感だったのではないでしょうか。
そういった場合、転職エージェントからすると「時間をかけても無駄」になる可能性が高く、あまり真剣に向き合ってくれない可能性があります。
逆に言うと、「3ヶ月以内に転職したいので、求人を紹介してほしい!」くらいのモチベーションであれば、しっかりとサポートしてくれるはずです(ドライな対応かもしれませんが、適当にあしらわれることはないでしょう)。
③エージェント担当者の労働環境に闇を感じる
実際の口コミを見てみると、全てエージェント担当者の労働環境に闇を感じるというものが散見されました。「リクルートエージェントの闇」に言及された口コミは、この内容が最も多いです。
▼リクルート社はブラック…?
リクルートエージェント、この時間(午後9:47)になってもメール送ってくる…。ブラックなのでは???もしかして裁量労働制なのかと思えるほど(引用元:Twitter)
▼深夜3時にメールが来ていた
リクルートエージェントさん、夜の9時過ぎに着信入れてくるわ、深夜の3時前に求人紹介のメール入れてくるわだしさすがに時間帯見境無さすぎやろ…(中略)ノルマとか有るんだろうな(引用元:Twitter)
こちらは利用者には関係のない話ですが、あえて悪影響を言うなら「キャリアアドバイザーが営業ノルマを達成するために、半ば強引に求人応募を勧めてくる」といった可能性もあります。
dodaは良かったんだけど、リクルートエージェントの方は嫌だって言ってるのに「台湾の大学いってたなら中国語活かしましょう」とか「飲食の経験が豊富ならまたやりましょうよ」とか言うのすごい嫌だった…。
成果報酬欲しいのとノルマで強引にどっかにねじ込もうとしてるだろうから言われるがままにしない方がよさげ(引用元:Twitter)
リクルート社は「営業といえばリクルート」と言われるくらい営業力に秀でていて、関連事業でも「強気の姿勢で営業をかけられた」といった企業・一般消費者からの口コミがあがるほどです。
リクルート系列のサービスを使う場合、担当者は「かなり厳しいノルマが課せられていて、過酷な労働を強いられている。そしてそのノルマを達成するために、やや強引な手法で営業をかけてくる可能性がある」と認識しておくと良いでしょう。リクルートエージェントはいわゆる「押しが弱い人」にはあまりおすすめできません。
とはいえ、これも担当者によりけりで以下のような真逆の口コミも多く見かけます。
リクルートエージェントの担当者はいつも優しい言葉をかけてくださり、転職活動の不安を緩和してくれる。本当にありがたい。とても心強い。(引用元:Twitter)
リクルートエージェントの強みは優しいサポートではなく、業界断トツの圧倒的な求人量です。
「求人数」と「サポート」を天秤にかけ、求人の選択肢を増やすならリクルートエージェント、手厚いサポートを求めるなら別のエージェントを使うという考え方がベストです。
「リクルートエージェントの闇」についての口コミまとめ
- 「ブラックな求人も紹介してくるのは業界の闇だ」
- 「担当者が冷たすぎる」
- 「エージェントが酷使されている…ノルマが厳しく闇が深い会社だ」
ここまでの内容を踏まえると、「スカウト機能で無作為に求人を見ている人」「転職する気がそんなにない人」はリクルートエージェントに満足できない可能性があります。
しかしそれ以外であれば、恐れるべき深い闇のようなものはなさそうでしたので(リクルート社のエージェントの人は遅くまで働いて大変そうですが)、特に不安視する必要はないでしょう。
リクルートエージェントで厳しい・冷たい対応を取られた口コミ
リクルートエージェントで厳しい・冷たい対応を取られた口コミは、実はかなりの頻度で散見されます。
▼強い口調で詰められた
リクルートエージェントと面談したんだけど、相談してごめんなさいって言いたくなる雰囲気だった。強い口調で話され早く終わらせたい感じだったし、30分ぐらいって聞いていたのに10分弱で終わった。
転職エージェントってこんなに冷たいの?
▼転職する気がない人には冷たい
リクルートエージェントは転職を急いでいる人にとってはかなりおすすめっだけど、3ヶ月以内に転職する人以外には冷たい。なぜならそういう基準があってノルマがあるから。
▼求人は多いけど冷たい
エージェント2社使ってて、dodaはエージェントさんが良いけれど求人数が少なくて、リクルートエージェントは求人数が豊富だけどエージェントさんがちょっぴり冷たい印象
▼すぐ転職したいわけではないから塩対応された
リクルートエージェントと面談したが今すぐ転職するって決めてる訳じゃないからか塩対応された
▼対応が雑過ぎる
リクルートエージェントもう使うのやめようかな…。対応が雑すぎる
リクルートエージェントは転職エージェントの中でもドライな対応で有名
結論から言うと、リクルートエージェントは転職エージェントの中でもドライな対応で有名です。これには運営会社であるリクルート社の営業体制や社風、社員の属性が影響しています。
理由①利用者が多すぎてアドバイザー1人当たりの担当数が異常
リクルートエージェントは国内最大級の転職エージェントです。2019年度の公式発表によると登録者数は約125万人、年間登録者が100万人を超えているのはリクルートエージェントのみです。
これほどまでに利用者が多いと、キャリアアドバイザー(求人紹介を行う担当者)1人が担当する求職者の数もそれに比例して増えます。そうなれば、平たく言うと「一人ひとりに時間をかけていられない」状況になるわけです。
一人っ子の親は過保護になりますが、子だくさん大家族は放任主義になる、みたいなものです。リクルートエージェントはキャリアアドバイザー1人当たりの担当数が過多であるため、親身で丁寧な対応が仕組み上できず、冷たい接し方になることもあります。
理由②リクルート社は営業ノルマが厳しく、転職の見込みがない人に親身にする余裕がない
どの会社でもそうですが、リクルート社は営業力で事業を拡大してきた会社なだけあって、かなり厳しい営業ノルマが課せられると言われています。(ノルマと言わずに営業目標と称したりする)
キャリアアドバイザーに課せられたノルマは、一人でも多くの求職者を内定に導くことです。転職エージェントは求職者の採用が決まってはじめて売上になります。(企業から採用報酬が支払われる)
そのため、「採用されやすい優秀な人材には手間暇かけられるが、そうでない人には構っていられない」というのが彼らの本音です。言葉にこそ出しませんが、こういった思いは態度には出ますので、転職の見込みがない人(例えば経歴がほとんどないのに高望みしているなど)には冷たい対応をとるようになります。
理由③リクルート社員はエリート人材なこともあり、一般の求職者への視線が冷たいことがある
リクルート社の社員は世間的に見ればエリートに分類されます。実際に、かつて求人媒体に掲載されていたリクルートエージェントのキャリアアドバイザー(CA)のモデル年収を見ると次の通りです。
【年収例】
キャリアアドバイザー/営業●地域限定正社員
625万円/入社4年目・29歳(月給39万円+賞与 ※モデル年収例)
513万円/入社2年目・27歳(月給32万円+賞与 ※モデル年収例)
給与所得者(全年齢)のうち年収600万円を超えるのは2割程度。それを20代で達成できるというのは日本全体でみても一握りです。
そうなれば本来はあってはならないことですが、エリート意識・自負が滲み出て、登録者に上から目線で厳しいことを言うキャリアアドバイザーがいても不思議ではありません。相談に来るほどんどの人が「自分より稼いでいない人」なわけですからね。
リクルートエージェントで厳しい・冷たい対応を取られる人の5つの共通点
リクルートエージェントで厳しい・冷たい対応を取られる人には次のような共通点があります。
リクルートエージェントへの期待値が高すぎる(優しくしてもらいたい願望)
厳しい対応を取られるというより、冷たいと感じてしまう人のほとんどは、リクルートエージェントのサポートに期待し過ぎです。
前述の通り、リクルートエージェントはキャリアアドバイザー1人が対応する登録者が多すぎるため、一人ひとりに時間をかけて対応してなどいられません。キャリアアドバイザーが考えているのは「いかに効率良くさばくか」です。
飲食店で例えるなら、リクルートエージェントは「メニューが豊富で味は抜群だが、店主が一人で切り盛りしているお店」のような場所です。
料理の品質は抜群で(つまり求人の質は良い)、料理のレパートリーは桁違いに多いものの、接客はほぼなし。一人ひとりとじっくり喋る格式高いバーのような接客は期待する方が間違っています。
リクルートエージェントは他サービスと比べて圧倒的に求人数が多いです。そのため、親身なサポートをしてもらうことではなく、とにかく自分に合いそうな求人候補を手に入れるために使うというのが正しい活用法です。
機械的に求人を紹介してくるマニュアル対応窓口ではあるが、その求人の質は良い。これがリクルートエージェントの強みです。
3ヶ月以内に転職するつもりがない
リクルートエージェントは、転職意欲が高い人から優先して求人紹介・サポートを行います。目安としては3ヶ月です。
3ヶ月以内に転職するつもりがない人は、必然的に「後回し対応」をされることになるので、場合によっては冷たくあしらわれることになるでしょう。求職者の内定が決まって収益になる転職エージェントからすると、転職する気がない人はサポートをするに値しないからです。
ブランク期間が1年以上空いている(1年以上無職)
前職を辞めてブランク期間が1年以上空いている人も、就業意欲が低いと判断されるため、雑な対応を受ける可能性があります。特にリクルートエージェントはその傾向が顕著です。
会社を辞めてから転職活動する場合、失業保険を受給しながら半年以内に次の職場を決めるというのが一般的です。それ以上空いてしまうと、職歴に空白期間が生まれてしまい、採用面接でも突っ込まれることが増えてきます。
企業側から就業意欲の高さを懸念される人材というわけなので、当然エージェント側のサポートも後回しにされてしまいます。
短期離職を繰り返している
リクルートエージェントは、転職エージェントの中でも利用者を見る目がシビアで厳しめです。
そのため、短期離職を繰り返しているようないわゆる「履歴書の職歴欄がびっしり埋まってしまう」ような人は、冷たい対応を取られることも多くなります。
特に20代で転職を何度か繰り返していたり、半年以内の離職が複数回あったりする場合は、厳しい対応を取られる確率も上がってしまうでしょう。
経歴の割に希望条件が高望みすぎる
経歴の割に希望条件が高望みすぎる場合も、冷たい対応を取られやすいです。
極端ですが「短期離職経験あり・未経験職種を希望・ノルマがない仕事がいい・年収500万円以上」のような希望条件の場合、やはりキャリアアドバイザーも人間なので、冷淡な対応をされるのも仕方ないかと思います。リクルート社のキャリアアドバイザーも必死にノルマを追ってようやく年収600万円を稼いでいるわけですからね。
このように、言い方は悪いですが「世の中舐めてる」ような登録者に対して、キャリアアドバイザーは冷たい対応を取るケースが多いです。
リクルートエージェントの良い口コミ評判から分かるメリット
リクルートエージェントの良い口コミ評判から分かるメリットを紹介していきます。
求人数が多いので、譲れない条件がいくつかあっても希望に合致する求人が見つかる
リクルートエージェントは、その多くの求人数と質の高さから好評価を受けています。求人数は大手エージェントを比較しても断トツです。
転職エージェント | 求人数 |
---|---|
リクルートエージェント | 65万 (公開38万+非公開27万) |
dodaエージェント | 19万 (公開15万+非公開4万) |
マイナビAGENT | 8万 (公開4万+非公開4万) |
パソナ | 4万 (非公開 – ) |
求人の数だけでなく、企業の評判や働きやすさなど、転職を成功させるために重要な情報も提供してくれます。このような充実した情報が揃っていることで、求職者は自分にぴったりな仕事を見つけやすくなります。また、多岐にわたる業種や職種に対応しているため、自分のスキルや経験を活かせる仕事が見つかることもリクルートエージェントの魅力です。
リクルートエージェントは、多くの求人数があり、地方転職にもしっかり対応していることが好評です。首都圏や大都市に偏りがちな求人情報ですが、リクルートエージェントでは地方の求人も充実しており、地元で働きたい方や地方での生活を希望する方にも有益な情報が提供されます。また、地方の企業とのネットワークも強力で、求職者にとって理想的な地域での転職をサポートしてくれます。
丁寧なキャリアアドバイザーのサポート
一部利用者からは「闇」のように言われがちなサポートですが、リクルートエージェントでは全体的に見ると、キャリアアドバイザーが丁寧に対応し、好評を得ています。彼らは転職者の希望や要望をしっかりとヒアリングし、最適な求人を提案してくれます。
また、転職に関するアドバイスや面接対策など、転職活動を全面的にサポートしてくれるため、安心して転職活動に取り組むことができます。このようなきめ細かなサポートが、リクルートエージェントの評価を高めています。
年収交渉の代行をお願いできる
リクルートエージェントでは、年収交渉も代わりに行ってくれることが評価されています。転職を考える際、「年収アップ」は重要な要素の一つですが、実際に応募先企業に要望を伝えるのは相当難しいです。
しかし、リクルートエージェントを利用すれば、年収交渉を自分で行う必要がなく、エージェントが代行してくれます。全ての希望が100%通るかどうかは分かりませんが、前述の通りリクルートは営業力が強い会社です。少なくともあなたにとって有利な条件を引き出そうと努力してくれるはずです。
サービスが全体的に使いやすい
多くの転職エージェント利用者が、「色々使ったけどリクルートエージェントがよかった」と評価しています。リクルートエージェントが使いやすい点として、応募書類の添削や面接対策の徹底、求人数の豊富さや公開求人の検索のしやすさが挙げられます。
転職エージェントの使いやすさは、実際に利用してみないと分からないものです。もし他の転職エージェントで満足できなければ、リクルートエージェントも試してみることをお勧めします。
リクルートエージェントの悪い口コミ評判から分かるデメリット
リクルートエージェントの悪い口コミ評判から分かるデメリットを紹介していきます。
紹介企業が希望と異なるケースも
リクルートエージェントで、「期待外れの企業が紹介される」といった不評が散見されます。内容としては「望んでいた業界や職種と違う求人が紹介される」というものですが、とはいえ、同様の事態は他の転職サービスでも起こりえます。
担当者からの返信が遅れることも
リクルートエージェントでは、「担当者からの返信が遅い」という不評も存在します。
転職サービスを利用する際、転職活動はエージェントが日程調整などを代行してくれるものですが、だからこそ、担当者から返信が遅れると、求職者は行動が制限され、不安やストレスが高まります。特に、リクルートエージェントのような大手では、多くの求職者をサポートするため、返信が遅くなることがあります。
担当アドバイザーによって対応が変わりますが、遅い返信により信頼が揺らぐ場合、担当者変更も選択肢のひとつです。
担当者のレベルに差がある
リクルートエージェントでは、「担当者のレベルに差がある」という不評も見られます。正直、リクルートエージェントの評価はキャリアアドバイザーによって、両極端です。
アドバイザーによっては、プレッシャーをかけてきたり否定的なアドバイスをしてきたりすることも。担当アドバイザーは運次第ですので、相性が悪い場合は、担当者を変更して転職活動を円滑に進めることができます。
転職を急かされる
転職活動が自分のペースで進められない場合もリクルートエージェントでは、「自分のペースで転職活動が進められない」という不評もあります。
明言こそされていませんが、リクルートエージェントの転職サポート期間は3ヶ月が目安です。それを過ぎると、徐々に求人紹介やサポートのペースが落ちてきて、次第にフェードアウトとなっていきます。そのため、ゆっくりと転職活動を進めたい方には、リクルートエージェントとのペースが合わない可能性が高く、注意が必要です。
リクルートエージェントがおすすめな人・そうでない人
ここまでの内容(特にリクルートエージェントの闇)をまとめると、以下に該当する人はリクルートエージェントがおすすめです。
- 転職をしようというモチベーションが高い
- 著しく不利な経歴(ブランクが半年以上・短期離職を繰り返している)ではない
反対に、次に該当する方はあまりおすすめできません。
- 押しに弱い性格で人のペースに流されやすい
- 転職しようかまだ迷っている状態
リクルートエージェントの闇について解説してきました。リクルートエージェントは無料で使えるので、まずは自分に合った求人があるかどうかチェックしてみましょう。
リクルートエージェント以外のおすすめなエージェント
マイナビAGENT|リクルートエージェントにはないサポートの手厚さを求めるならコレ
- 大手ながら一人ひとりのサポートが丁寧
- 担当者の当たり外れが少ない
- 求人数は少ないので何かと併用がおすすめ
マイナビエージェントは、20代が信頼する転職支援サービス」で第1位に選ばれた実績を誇り、利用者の6割以上が20代と若者向けの転職エージェントです。
それもあってか求人数よりもサポートに力を入れているようで、大手でありながら一人ひとり丁寧なサポートが受けられるため、初めての転職でも安心して取り組めます。
地方の求人はそれほど多くないものの、業種・業界問わずオールジャンル取り扱っているため、利用の価値アリです。
ビズリーチ|マイペースに転職活動をして年収アップを目指すならコレ
- 年収600万円以上を目指す30代以降におすすめ
- ITやベンチャー企業求人が多い
- 職務経歴書(レジュメ)を登録すれば、スカウトが届く
ビズリーチは転職サイトとエージェントのハイブリッドのようなサービスです。登録すると掲載されている求人に応募できる他、転職エージェントや企業からのスカウトが届くようになります。
首都圏を中心としたサービスですが、その圧倒的な掲載数により地方の転職でも問題なく利用できます。「同世代の平均年収を大きく上回りたい」という上昇志向が強い方向けのサービスです。積極的に活動しなくてもスカウトが届くので、「良い求人があれば転職したい」という待ちの姿勢でも利用できるのがポイントです。