サポステでニート引きこもりから就職できた人いる?無駄・意味ない?徹底調査

要約

サポステに通って就職できたという人はいるにはいるが、口コミは賛否両論。「サポステに通って良かった」「行く意味がある」という人の特徴としては、コミュニケーションが苦手・他者との交流の場を求めている人。サポステは就職というより社会復帰の支援に重きを置いているサービス。サポステの体験談を見ても就職できたという口コミより「居場所ができた」「人と話せるようになった」という内容が多い。こういった利用目的ならおすすめ。

行っても無駄な人の特徴としては、就職支援を期待している人・早くニートを脱したい人など。サポステはそもそも仕事探しをする場ではなく、求人案内などはしてもらえない。就職支援とは直接関係のないプログラムも多く(運営団体によってまるで異なるので注意)、一度は相談に行ったものの登録しなかった人の割合は94%ほど。相談に行っても無駄だったという人の割合はかなり高い。

ニートを脱するために求人を探したいという方は、ニート・フリーターの就職支援を専門に行う就職エージェント「ハタラクティブ」の利用がおすすめ。ハタラクティブは求人の8割以上が未経験歓迎で、かつスピード内定の実績が豊富。もちろん利用は無料。満足度も高く、非常におすすめ。

目次

「サポステに通って就職できた」「無駄だった」双方の口コミを調査

サポステ(地域若者サポートステーション)は、若年無業者(15~49歳までのいわゆるニート)の就職をサポートする相談窓口です。利用の流れとしては、まず窓口に相談に行き、カウンセリングや適性検査を行います。その後、会員登録をすると様々なプログラムに参加することができるようになり、担当者と一緒に活動していきます。

利用者の口コミを見ると、賛否両論。「サポステで就職できた」「通って良かった」という旨の投稿は見つかるものの、「時間の無駄だった」「行く意味ない」といった真逆の口コミも散見されます。

そこでなぜこのように評価が真っ二つに分かれるのか、投稿者の属性などを踏まえて精査してみました。

サポステに相談して良かった? or 後悔?

以下に該当する方は「サポステに通って良かった」という感想を持つ傾向にある

  • 人とのコミュニケーションが全くできない
  • 引きこもり状態が長く、外出すら億劫
  • 何かしらのハンディキャップがある(ADHD・精神疾患など)

一方で、以下に該当する方は「サポステは無駄だった」という感想を持つ傾向にある

  • 就職活動をはじめたい
  • 早くニートを脱したい
  • ニートからでも応募できる求人を探したい
  • 選考対策をしたい

結論として「他者とのコミュニケーションが取れず、生活リズムもバラバラ。就職についての知識も全くないので、仕事探しどころではない」状態の人が、半年くらいかけて社会復帰の準備をするという利用目的なら、サポステは役に立ちます。

一方「就職活動をはじめたい」という目的なら、期待と違った印象を受けるはずです。

というのも、サポステは表向きは就職支援機関ですが、実態として就職活動とは程遠いサポートが多く、「社会復帰の第一歩」の場としての側面が強いからです。詳しく説明します。

サポステで仕事探しはできない

サポステは就職支援の窓口ですが、求人の紹介・斡旋権限は持っていないため、仕事探しはできません。つまり、サポステに行ったところで仕事が見つかるわけではないということです。サポステで仕事を探したいと相談すると、ハローワークにたらい回しにされるだけです。サポステは適性検査をしたり、セミナーで色んな業界の話を聞いたりして、仕事探しをするための知識をつけることを目的としています。就職活動のための基礎体力をつける、のようなイメージです。仕事探しのルートはハローワーク以外ありません。

サポステの支援は概ね6ヶ月。希望すれば1年まで延長可能です。ある程度長期目線で活動していくことになりますが、1ヶ月集中型のプログラムが用意されているサポステもあります。

サポステは運営団体によってサービスの質が全く違う

サポステは厚生労働省が主体となっている支援事業です。これだけ聞くとなんとなく信用できそうですが、実際のところ厚生労働省が様々なNPO法人などに委託しているだけで、厚生労働省は直接関係ありません。例えば東京都A区のサポステと、福岡県B市のサポステは、支援内容からサポート体制まで何から何まで異なるということです。

そしてこのNPO法人というのが厄介で、信念に基づいてクリーンな運営をしているところもあれば、補助金目的の団体もあり、外側から判断することができません。要するに、あなたが済んでいるエリアのサポステを運営しているのはどんな団体か、判断しようがないということです。

就職とは直接関係のないプログラムも多数

サポステは就職活動ではなく「就職活動ができる状態になること」がメインです。書類対策や面接練習などのプログラムも用意されてはいますが、支援の大半はそれ以前の準備に当てられます。

その準備も就職に有利になるものなら良いのですが、実際に行われたプログラムを見るとそうとも言えないようなものが散見されます。

実際に名古屋のサポステで2023~2024年に実施されたプログラムをいくつか掲載します。

▼美文字レッスン(ひらがな・漢字の練習)

▼発声レッスンで「翼をください」を合唱

▼お雑煮を作る料理教室

▼トランプの仕分けゲーム

あくまで就職活動として利用価値があるかという視点でお話しすると、当然ながらどれも採用につながる能力を身に付けられるものではありません。

例えば美文字レッスンですが、履歴書の文字の綺麗さが採用に影響することはありません。読めないほど汚ければ別ですが、面接官が見ているのは文字の美しさではなく内容です。

発声も重要ですが、面接でハキハキ話す能力と「翼をください」をみんなで合唱する能力は別物。正直、ある程度社会人経験を積んだ自分からしても、見知らぬ人と一緒に歌の練習と言うのは、なかなかハードルが高いプログラムだなと感じます(学校の音楽の授業みたいで個人的には苦手です)。

お雑煮料理教室とトランプ仕分けゲームについては意図もよく分からないので省略します。

そもそも「就労経験が浅いがゆえに就職が難しい」という負のスパイラルに陥っている状況を打開するには、①どんな些細なことでも良いので業務経験を積む②就労経験が浅くても応募できる求人を見つけて面接対策などを徹底するのどちらかしかありません。

本来であれば迅速に行動し、無就業期間をなるべく短くしたいところ。トランプゲームで時間を浪費している場合ではありません。

にもかかわらず、サポステの支援プログラムはこのような就職に直結しないものがかなり多く、実際に利用した人からも「1年通ったが、時間を無駄にしただけだった」という声がかなりあがっています。

実際の口コミ

サポステを利用してもうすぐ一年経つがなんか前に進んでる感じがしない。プログラムも何個か参加してこないだ5日間の講習を受けて仕事先とマッチングしたら仕事がもらえると行っていたが結局不採用だった。今まで費やした時間とお金が無駄になった。もう利用するのはやめようかと考えている。

https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/582917/

サポステを一年間利用したが時間の無駄だった。サポステのプログラムも面談も役に立たなかった。
最後にサポステから言われた言葉は、「あなたは普通に働くのは無理です」。

https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/582917/res/31-96/

プログラム内容のレベルの低さに言及する口コミもちらほら。

プログラムも幼稚園レベルですからね。
挨拶をしましょうとか他人と仲良くしましょうとか。
コミュニケーションスキルを磨きたかったのですがスタッフ職員からしたらニートなんて幼稚園児と同等なのかと。

https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/582917/res/31-96/

サポステのプログラムを受ければ就職に関する能力が身につくという期待しているならば、「思ってたのと違う…」と落胆する可能性が高いです。

実際、登録したものの「何か違う」「合わない」と感じて行かなくなったという人や、「しんどい・辞めたい」と思い悩む人も多数。

サポートステーション利用してて、来訪の催促凄いし、話通じないのにめっちゃ電話掛けてくるし負担でしかない。辞めたい。

https://twitter.com/janner0120/status/1382610541210836992

もちろん、プログラムの中には「面接対策講座」などもあり、こちらは役立つとは思われます。ただ面接対策講座などはハローワークでも随時実施しているものなので、あえてサポステに登録して参加する必要はないでしょう。

コミュニケーションが苦手な人にとってはハードルが高すぎる

サポステのプログラムは、皮肉にもコミュニケーションが苦手な人こそ難しいものが多い印象があります。例えば、サポステの最初の方が行うプログラムで以下のようなものがあります。(※実施内容の詳細は運営団体によって異なります)

■自分の性格・改善点についてグループに分かれて話し合いをしよう
数人のグループになって、自分の性格についてみんなの前で発表するというもの。その発表に対する意見などを交わす。(声が小さくて聞こえないなど皆の前で指摘されたという人も)

■感謝・褒めよう
グループになって、自分が最近褒められたことを発表する。他人の発表に対して感想を言う。
グループメンバーの良い所を発表し合う

これ、相当ハードルが高いと感じませんか?私自身、ある程度会社員歴は長いですが、これをやれと言われたら相当抵抗感があります。普段からコミュニケーションが苦手な人にとっては、苦痛すらあるのではないでしょうか。実際に就職してみてこのような発表会をする機会はそうそうありませんし、何を目的としたプログラムなのか、このプログラムに臨床心理学的な根拠があるのかは不明です。

サポステで就職できたという人の共通点

ではここからは視点を変えて、サポステに通って良かったという人の体験談から共通点を探っていきましょう。まずは実際の投稿を一部抜粋します。

▼小学校からコミュニケーションが苦手

18歳無職で⼩学校からずっと、対人関係をつくった経験はありませんでした。親から言われたのあり、自分でもなんとかしたくてサポステに通い始めました。
面談の時は言葉が出なくて何度もやめたくなったけどここでやめたら終わりだと思って通い続けました。
少しずつスタッフに慣れて話ができるようになった頃、グループワークに誘われて参加してみました。
最初はそれも緊張したけど働き出すとこれよりももっときついんだって思うと頑張れる気がしました。
少しずつ慣れてきて自信がついた頃、苦手な人も出てきてそれも経験だからって親に言われて怖くなって利⽤は 中止してしまいました。
半年後、ようやく気持ちも落ち着き、再度利用することにしました。
それでも「働くのはやっぱり怖い」。そう言えば、職場体験の存在を思い返し、挑戦してみると思った以上に体験先の⼈は優しくて安⼼して通うことができました。終わった後、「うちで働いてみないか」と声をかけられました。

https://nagasaki-saposute.com/case/

▼人とまともに話せない状態からスタート

小学校低学年から不登校で、その後引きこもり。二十歳を過ぎてもまともに人と話せない状態で、親に連れられてサポステを訪ねたのは二十半ばを過ぎたころでした。
面談ではスタッフの方に尋ねられてもうつむくしかできず、けっきょく親が状況を説明することに。さっそく次の来所時にグループワークに参加することになりましたが、 名前を言うのにも言葉がつかえて、終わったあと自分のことがひどく情けなく惨めに思えたことを覚えています。毎回似たようなもので、どれだけ私は出遅れた存在なのだろうと、そんなことを考えていました。
それでも続けられたのは、同じように利用していた人たちの影響が大きかったように思います。話しかけることはできなくても、同じ取り組みを通して覚えた顔は、参加のたび見かけるとどこか安心しました。 また里親ボランティアやバドミントンなど、話せなくても引け目少なく参加できる活動があったことも続けられた理由のひとつです。
気づけば一年が過ぎたころには、履歴書の書き方を教わるなど前向きに就活に取り組むようになっていました。

https://nagasaki-saposute.com/case/

▼2年くらいカウンセリングを受けてグループワークができるようになった

サポステを利用したのは心理カウンセリングを受けたいと探していたところ、ホームページで検索したことがきっかけでした。心理カウンセリングは2年くらいじっくり受けつつ、徐々にグループワークにも参加できるようになってきました。

最初利用していた頃はまったくグループワークに参加できませんでしたが、参加するようになって昔より明るくなったな、元気になったなと自分でも変化を感じています。グループワークの中で役割を与えてもらって、お手伝いのようなことも引き受けています。グループワークがきっかけで他の来所される方とお話もできるようになりました。

サポステはおしゃれで落ち着く空間で来やすい場所だなと思います。スタッフの方も親しみやすい方が多く、日常的な悩みや考えたことを話せる信頼できる存在になっています。

https://saposute-sasebo.com/voice/

▼精神疾患で入院からの引きこもり

精神疾患で入院、退院後は自宅で引きこもる生活を8年経験しています。(中略)「短期間・短時間のアルバイト」探しから就活スタート。この条件に合うアルバイトを「郵便局の年末年始、期間限定の年賀状・ゆうパックの仕分け作業」に決め早速応募。 もちろん志望動機をしっかり考え、応募先の下見をし、面接の練習をしっかりした結果、見事内定!

https://nagasaki-saposute.com/case/

各自治体でサポステ利用者の声として紹介されているものの多くは、上記のような投稿でした。「サポステに通って良かった」という口コミには、以下の共通点が見られます。

共通点
  • 半年~2年などかなり長期的に利用
  • 他者との会話がほとんどできない状態からスタート
  • 引きこもり期間が長い
  • 就職にはあまり言及されておらず、どちらかというと「他者と交流できるようになった」「居場所ができた」といった内容が多い

前述の通り、サポステは就職支援窓口ではあるものの、実際のところは「就職活動の前段階、社会復帰の第一歩」の側面が強いです。利用者の声からも分かるように、体験談の多くが「就職できた」ではなく「コミュニケーションが苦手だったが、人と話せるようになった」という内容にフォーカスされています。

▼正社員就職はできなかったが、居場所にはなった

ひきこもり歴3年、このままではだめだと思うけどその時は仕事をする気にはなれませんでした。
でもお金もないし、⾏先もなくて。サポステを紹介されて義理で⾏ったけどあまり意味は感じませんでした。
とりあえず暇つぶしに軽い気持ちでグループワークに通ったり⾯談に行ったり。
でもグループワークに⻑く通っていると頼まれることが増えてなんだか以前より充実しているような、しないような、そんな1年が続きました。
その後少し落ち着いてきて物⾜りなさも出てきてバイトでもしてみようかなって。
まあ、そんな気持ちで受けても落ちてばかり。
それをサポステのスタッフに伝え、履歴書の添削と面接の練習をお願いしました。疑心暗鬼でやってみましたが、 バイトに採用され、それからサポステには足が遠のいていきました。
休日に顔を出す程度になっていましたが、バイトしてていつの間にか気付いたんです。サポステの友達も出来て自分の居場所になっていたんだって。この時初めてサポステに通って良かったんだなって思いました。

https://nagasaki-saposute.com/case/

こういった背景から、ニート・引きこもり状態を脱する第一歩としてはかなり機能するでしょう。前述の「合唱練習」や「トランプゲーム」なども、就職活動ではなく、コミュニケーションに慣れるという観点で見ると非常に価値のあるプログラムだと思います。他にもサポステによっては、スポーツイベントなども開催しているようで、普段運動をしない人が生活を整えるといった副次的なメリットも期待できます。

一方、上記投稿の雰囲気を見て「何か違う」と感じた方は、サポステのメインターゲットとズレる可能性があります。この辺りの実態はあまり知られておらず、「相談に行ってみたものの、登録には至らなかった」という人はかなり多いです。サポステが公式発表しているデータによると、相談に行った人の登録率はわずか5.5%94.5%の人は勇気を出して相談に行ったものの何らかの理由で登録せず帰ってきたということが分かります。これはかなり高い水準ですね。

サポステに通って満足という体験談でも「就職できた」という内容はそれほど多くないことから、「サポステに行けば就職できる」と期待を持つのは避けた方が賢明かもしれません。

私はサポステに8ヶ月は通っていますが、未だにバイトすらできていません

https://x.com/undermydress2/status/1754144778416238970?s=20

かれこれ3年くらいサポステに通ってるけど、話聞いてくれる以外何も無いし職員も知識がある感じではない

https://x.com/6nkbhng_v/status/1760525744290267191?s=20

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サポステと就職エージェントの違い

サポステ就職エージェント
求人紹介×
専門性×
(窓口担当者は就職のプロではない)

(就職のプロによる指導)
料金無料無料
手軽さ×
現地に通う必要あり

全てWEB・オンラインでOK
就職以外のサポート
コミュニケーション講座など
×
就職活動に特化

就職エージェントはサポステと違い「就職につながる支援」に特化したサービスです。求人紹介や面接対策など、職歴がない状態から就職するための様々なサポートを受けられます。

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企業目線に立つと当然の話です。ニート専門就職エージェントであるハタラクティブに求人を出しているということは、その企業は「応募者のこれまでのことは気にしていない」ということですね。

一方、サポステを利用した場合はハローワークに回されて仕事をすることになるのですが、ハローワークは前述の通り、様々な求人が掲載されており、ニート歓迎のものばかりではありません。というより、過半数が何かしらの就労経験を求めるものです。

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