仕事やる気ないのは当たり前。何が悪いの?モチベーション全くないなら転職もアリ

要約

生活のために働いているわけなので、仕事そのものに一切やる気がないのは当然のこと。やる気があったところでメリットはないし、いいように使われるだけなので、別に悪いことではない。ただ不思議なことに、仕事内容や環境が違うだけで、やる気が出るまではいかないまでも、仕事にある程度打ち込めるようになることもあるので、転職してみるのは一つの方法ではある。

企業からスカウトが届く大手転職サイト「Green」で情報収集から始めるなど、小さな一歩で始められる将来に向けた準備から着手しておくのがおすすめ。

目次

「仕事なんかやる気ないのが当たり前」と断言できる根拠

仕方なく仕事しているので、むしろやる気がある方が変

そもそも、あなたは今の仕事がどうしてもやりたくてやっていますか?例えば、給料が10分の1になってもやり続けるでしょうか?やらないですよね。

ほとんどの人が、仕事をしなくても生きていけると言われたら、少なくとも今の仕事は選ばないのではないかなと思います。

と言う事は、仕方なく仕事をしていると言うわけなので、仕方なくしていることに対してやる気がないのは当然です。

むしろ、「仕方なくやっていることにやる気が溢れている」というのは矛盾していて変ですね。

仕事と言うのは、そもそもやる気がなくてやることが前提と考えた方が自然です。

やる気があるからと言って、あなたにメリットはない

やる気を持って行動しろと言われたところで、仮にモチベーション高く仕事しても、あなたにメリットはあまりありません。

例えば、やる気を出して仕事で早く終わらしたところで、早く帰れるわけではありませんよね。

早く終わらせれば、その分他の仕事が回ってきます。

結果的に、仕事は増える一方です。

しかもやる気を出して早く仕事終わらしたからといって、それが評価につながるわけでもありません。

もちろん、長い目で見れば、昇給したりすることもゼロでは無いかもしれませんが、大体雀の涙でしょう。

昇給があれば良い方で、企業によっては業績次第で昇給がなかったり、カットされたりと言うのも当たり前であります。

会社側が従業員にやる気を出せと言うものの、従業員側にメリットがないので、やる気がないのはそれはそれで当然です。

やる気がある人ほどやりがい搾取されやすい

やる気がある人ほどやりがい搾取されやすい傾向にあります。

どうしても今の仕事が好きで好きでやりたくてたまらないと言う人以外は、やる気がない方が普通と言えるでしょう。

例えば、常に職場でやる気をアピールしてたら、めちゃくちゃ難しい仕事が降ってくる可能性が高まります。

その仕事を、例えば新卒とかなら喜んで経験のために頑張ろうと思うかもしれませんが、ある程度経験を重ねれば、そんな面倒な仕事を自分の下に回ってこないほうがマシなことに気づきますよね。

要するに、やる気があって自然なのは、入社数ヶ月1年以内位の人かなと思います。

むしろやる気がある人ほど鬱陶しいと思われる

みんな大々的に言わないだけで、仕事にやる気は持っていないという人の方が多数派ではないでしょうか。

成果報酬でもなく、余程じゃない限りクビにならない日本においては、やる気を全力で出して仕事をするという人の方が少ないかなと思います。

みんなやる気がないのをうまく隠しながら、当たり障りなく仕事をしているわけです。

そんな中で、やる気がある人がもしいたら、余計なこと言い出したり、場の空気を読まずに余計な仕事を増やしたりといった具合で、周りの人からうっとうしがられる可能性というのも十分にあります。

最初はやる気あったのに、だんだんとモチベーションが下がるなら環境の問題

とは言え、あなたも今の職場に入った頃、あるいは新卒の頃は、多少なりともやる気があったのではないでしょうか。

もし、その頃と比べてだんだんモチベーションが下がっていると言うのであれば、あなたに問題があるのではなく、環境に問題がある可能性が高いです。

ここでは、やる気が下がって当然な職場の特徴を解説します。

周りが尊敬できない人ばかり

周りが尊敬できない人ばかりの職場では、仕事に対してやる気がなくなって当然です。

この人みたいになろうといった憧れの気持ちがなく、むしろこんな人にはなりたくないと言った人が、上司だったり同僚にいるのであれば、目の前の仕事に打ち込もうとさえ思えませんよね。

周りが尊敬できる人であれば、例えば、この人に評価されたいっていった気持ちが湧き、それが自然とやる気やモチベーションになることもあります。

また、この人のために頑張ろうといった気持ちであれば、たとえ給料がそんなに良くなかったとしても、やる気と言うのは自然に湧いてくるものです。

給料がいつまでも上がらない

給料がいつまでもかからない職場であれば、やる気がないと言うのも当然でしょう。

そもそも、どれだけ頑張ってもリターンが少ないので、変わらないのであれば、なるべく労力をかけずにいたほうが合理的で賢いです。

本来であれば、経営者側頑張った人ほど得をするような組織設計をしなければなりません。

しかしながら、実際ほとんどの会社では、評価が給料に直結すると言う事はありませんし、むしろやる気があって頑張ってる人ほど報われないといった状況になっていることが多いです。

仕事内容が聞いていたのと違う

これは私の経験ですが、仕事内容が入社前に聞いていたものと全く異なる場合、モチベーションは下がります。

私の場合、記事の制作をするということで入社したのですが、実際に入ってみると、やることは請求書の管理のような事務作業ばかりで、クリエイティブな仕事はほとんどありませんでした。

正直、騙されたと思う気持ちの方が強かったです。

こういう場合、やる気を維持する方が難しいのではないでしょうか。

仕事のアドバイスとして、「やりたくないことでもやらなければいけない」という意見もありますが、仕事内容が聞いていたものと異なる場合、モチベーションを維持するだけでも一苦労だと思います。

いくら頑張っても残業が減らない

やる気を持ってテキパキと仕事をしようと言われても、いくら頑張っても残業が減らなければ、やる気を出そうとは思えません。

それは当然です。

もし早く終わったら15時ぐらいに帰っていいよと言われたら、全力でやりますよね。

しかしながら、実際のところそんなことはあり得ず、いくら頑張っても一人ひとりの負担は減りません。

日本の企業は残業があることがなぜか前提とされているので、どれだけ頑張っても残業が減らないのであれば、ダラダラ仕事をした方が余計な仕事を抱え込まずに済むからマシ考えるのは普通でしょう。

仕事の目標が曖昧

仕事の目標が曖昧な職場というのは、次第にモチベーションが下がっていきます。

これを達成すればクリアといったゲーム的な楽しさがないからです。

目標が曖昧な職場で、次から次へと変わってくる仕事を右から左にこなしていくのは、ゴールのないマラソンを走っているようなものです。

成長できない環境

成長できない環境というのも、やる気をそぐ要素の1つです。

人は、やる気があるから成長するのではなく、「成長できる環境があるからこそ頑張っていこう」というような考えに至るものです。

要するに、何をやっても意味のないと思えるような場所だったり、ここにいても良い将来が見えないという状況であれば、やる気は出るはずもありません。

やる気全開とはいかないまでも、多少は打ち込める仕事がしたいなら環境を変えるのが唯一の方法

全力で仕事をするとまではいかないまでも、多少打ち込める仕事がしたいというのであれば、環境を変えるというのが1番の方法です。

仕事内容は特に変える必要はありません。

ただ、先ほども言ったように、一緒に働く人だったり、評価環境っていうのは会社によって全く違います。

なので、全く同じ仕事であっても、環境を変えるだけで仕事へのモチベーションが格段に上がるというのはよくある話なのです。

やる気がないのは上司にバレたらまずい!ここだけは意識して仕事をしよう

時間や締め切りを必ず守る

時間や締め切りを必ず守ることを徹底するようにしましょう。

少なくとも、これさえやっておけば、「やる気がないのか」といった感じで怒られることはすごく少なくなります。

そうでなければ、今中が持っている仕事の絶対に遅れてはならない時は入念に確認しておき、それ以外の部分で手を抜くというような合理的な仕事のやり方をやっていきましょう。

仏頂面にならないように気を付ける

やる気というのは意外と表情に出ます。

やる気がない仕事をしている人は、つまらなそうに見えるものです。

自分で意識しないうちに顔が仏頂面になっていると、周りから見て、「こいつやる気ないな」と思われてしまう可能性が高くなるので、楽しそうとまではいかないまでも、真剣にやっています風の表情でついていることを心がけてください。

真面目に取り組む「ポーズ」だけは取っておく

仕事は、やる気を出して取り組むのではなく、状況に応じて肩の力を抜きながらやっていくのが1番いいと思います。

しかしながら、真面目に取り組むポーズだけは取るようにしておいた方が良いでしょう。

あからさまに手を抜いていると同僚や上司に判断されたら、それだけでだんだん社内の立場が悪くなってきて、仕事をたくさん振られるようになってきて、悪循環に陥ります。

なので、例えば、「もし何かできることがあれば言ってください」という言葉を1つかけておく位でも構いません。

そういったことを少しずつやっておいて、最低限真面目に取り組んでいるような振る舞いを見せるのが大事です。

情報収集のすすめ

ここ3ヶ月以内に、一瞬でも「会社辞めようかな…」とリアルに頭をよぎったことはありませんか?

なければ読み飛ばしていただいて構いませんが、もし「正直、環境を変えることも視野に入れている」という方は、この機会に小さな一歩で良いので何か準備を進めてみるのもおすすめです。

少なくとも「10年後も今の職場で働くつもりですか?」と聞かれて、ちょっと考え込んでしまうのであれば、いつでも転職できる体制作り(準備)くらいはしておいても損はないでしょう。

辞めようかなと考えている人の中には、限界が来てから行動を始める人が多いですが、意外とそれは失敗のもとです。「早く辞めたい」という気持ちが強すぎるほど、焦りで準備がおろそかになり選考に通らなかったり、判断を誤ってしまったりするからです。

準備はできるだけ心にゆとりがあるときにしておきましょう。

とはいえ、いきなり履歴書を書いたりなんてする必要はありません。おすすめの転職準備についてまとめておくので、チェックしてみてください。

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最後に

仕事は、やる気がなくて当たり前という話をしました。

結論としては、やる気が出るかどうかっていうのは、環境に大きく左右されるということです。

もし周りの人たちに恵まれていて、評価もしっかりされる、そして仕事内容が自分の面白いと思えるようなものであれば、やる気というのは自然と湧き上がってくるものです。

なので、今の職場で働くのであれば、極力あの手を抜いてやっていけるような仕事の進め方をしていきましょう。

もし多少はモチベーションを持って仕事をしたいのであれば、環境を変えるというのも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

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