新人のうちは仕事ができなくて当たり前?いつまでならミス・失敗ばかりでキャパオーバーは許されるのか

「新人のうちは仕事ができないのって当たり前…だよね…(不安)」

何度もミスをしてしまい、最初のうちは周りも「大丈夫」と言ってくれているけど、これはいつまで許されるのだろうか、と不安になりますよね。

結論から言うと、新人のうちは仕事ができないのが当たり前です。できる方が変です。

周りに申し訳ないと思ったり、自己肯定感がガクッと下がったりする人もありませんが、その必要なありません。

というより、こうやって思い悩んでいる時点で、真面目に仕事に取り組んでいる証拠です。

適当な気持ちで仕事している人は、この記事にたどり着きませんから。

たまに「当たり前じゃない!その考えは改めよ」のようなことを書いている人もいますが、意識高い意見はスルーして良いと思います。

みんながみんな、最初から成長・スキルアップ・価値提供!のような考えで仕事ができるわけではありませんから。

とはいえ、いつまでも許されるわけではないというのが現実の厳しいところ。

また、いくら新人でも、仕事の取り組み方や振る舞いで、周りをイライラさせてしまうこともあります。

というわけで、この記事では、仕事ができない新人期間はいつまで許容されるのか、またその間にいかにして仕事ができる人材になるかについて、僕の経験をもとに解説していきます。

目次

この記事はライターの実体験をもとに執筆しています

入社したばかりの頃は全然仕事ができなかった僕も、今では部下を指導する立場になりました。

当時はほんとうに何もできず、メールの送信ミスをしたり、資料提出の締め切りを忘れたりと散々なものだったのです。

僕が実際に読んで勉強した仕事の本
当時読んでいた本の数々。なんとか仕事ができるようになろうと、色々インプットしました

この記事は当時のことを振り返りながら、そして今上司の立場になったからこそ言えるお話をしていきたいと思います。

結論:新人が仕事できないのは当たり前のこと

次の理由から、新人が仕事できないのは当たり前だと断言できます。

  • 仕事は能力よりも経験が重要だから
  • 教える側も「教えるプロ」ではないから
  • 環境の変化に適応するまでにある程度時間は必要だから

たまに「仕事できないのはダメ」みたいな手厳しい記事もありますが、気にしなくていいですよ。

仕事は能力よりも経験が重要だから

仕事は能力が大事と思われており、しきりにスキルアップを推奨する空気もありますが、実は経験の方が重要です。

会社にはその環境だからこその独自のやり方やルール、慣習があり、それらに慣れるだけでも大変です。

ましてや新卒や第二新卒など、職種自体の経験が浅いのであれば、最初のうちはできないで当然でしょう。

極端な話、仕事ができるというのは「その職場のやり方に慣れる」ということです。

今の職場の上司も、他の会社に転職したら、おおよそ最初はミスばかりでしょう。

教える側も「教えるプロ」ではないから

仕事ができないのは自分のせいだと思いがちですが、周囲に原因があるケースも多々あります。

仕事を教えてくれる人の説明が微妙、というのもよくある話です。

意外と忘れがちですが、指導する上司や先輩たちも、教育プロフェッショナルではなく、全てのことを完璧に教えることはできません。

上司が仮に仕事ができても、教えるのもうまいとは限らないのです。

仕事ができる人ほど「感覚」や「センス」のような感じで、こなしているケースも多々あります。

そしてこの感覚やセンスは、経験で磨かれるものです。経験不足の新人ができないのも当然です。

勉強ができることと教えるのが上手いことは全く別物というのと同じようなものです。

環境の変化に適応するまでにある程度時間は必要だから

新しい職場に適応することは、どんな人でも負荷がかかります。

新人が戸惑いや圧倒感を感じることは普通です。

ensearch.comによると、複雑な仕事では、新人が「目が回る」感覚を克服するまでに通常3〜6ヶ月以上かかることがあるとのこと。

この期間中は多少仕事でミスをしても、自己嫌悪に陥る必要はありません。

いつまでなら仕事ができない新人も許される?

ではいつまでなら、仕事ができない期間も許容されるのでしょうか。結論から言うと、半年が限度です。

入社後1ヶ月:まだ当たり前

新しい職場に入ると、新しい人間関係や仕事のやり方、システム、ルールなど、慣れないことがたくさんあります。

また、仕事に必要なスキルや知識を身につけるにも時間がかかります。

新しい職場で仕事をするには、上司や先輩からの指導が必要不可欠ですが、1か月程度ではまだ上司や先輩とのコミュニケーションが十分取れていないことが多いでしょう。

そのため、自分で調べたり試行錯誤しながら学ぶことも必要になるものの、これも時間がかかります。

入社後1か月経ったくらいなら、まだ上司や先輩からの指導が十分に受けられていないので、仕事ができなくて当然と言えるでしょう。

入社後1か月経ったくらいで、すべてをマスターすることはできません。

入社したばかりの1か月は、自分自身が過剰な期待を抱いてしまうことがあるかもしれません。

しかし、一般的には、新しい職場で完璧な仕事をすることは非常に難しいです。

課題や失敗があって当然。自分に厳し過ぎず、適切なペースで仕事に取り組むことが大切です。

入社後3ヶ月:自走できないとヤバい

入社して3か月が経過すると、徐々に自分自身で業務を進める必要が出てくる時期になります。

自分で考えて行動することは、成長するために必要なことです。また、周りの人に頼りすぎると、その人たちの仕事も増えてしまいます。

自走できるようになり、周りの人たちの負担を軽減しなければなりません。

また、自分自身で業務を進めることができるようになると、上司や同僚とのコミュニケーションもより円滑になります。

このくらいから「申し訳ない」という気持ちも少なくなり、気持ちが楽になる人が多いです。

とはいえ、仕事を教えてもらえないような環境では、この時点でも全然できるようにならないでしょう。

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入社後半年:新人ではない

入社6ヶ月後には、新人とは見なされなくなります。

会社でかなりの時間を過ごし、一通りの業務を経験したと判断されるからです。

もはや新人ではなく、他の社員と同じように新しい役割や責任に適応することが期待されています。

また、同僚や上司との関係を築いているはずなので、会社の雰囲気が合っているなら、ずいぶん過ごしやすくなっているはずです。

こんな新人は要注意。上司をイライラさせる「本当に仕事ができない新人」の特徴

半年までなら、新人は仕事ができなくても許されるとはいえ、それは「教わり方」や「仕事への取り組み方」次第です。

僕自身、新人の教育を担当した経験があるのですが、結論から言うと、以下の特徴に該当する人は、結構嫌われます。

  • 自分から質問しない
  • 曖昧な部分があるのに「分かりました」と言う
  • 同じミスを何度も繰り返す
  • 教えてもらっているのに不愛想
  • 口を開けば言い訳をする
  • 必要以上にアタフタしている
  • ケアレスミスが直らない
  • 学生のノリが抜けてない
  • 仕事の勉強をしていない

ほとんどの場合、気づかずにやってしまっていることが多いので、気を付けてください。

自分から質問しない

職場で自分から質問しない人は、積極性がないとみなされることがあります。

上司は、自分たちが忙しい中で他の人のために時間を割かなければならないため、消極的な人と接すると当然ながらイライラしてしまいます。

質問をしない人は、自己完結型であると見なされることがあります。自分の仕事だけをこなしている人には、協力的でないというイメージが付きやすく、上司から嫌われることがあります。

質問をすることで、誤解を防いだり、問題を解決したりすることができ、さらに質問することで、上司に自分の積極性を示して、成長意欲をアピールすることができます。質問はするに越したことはありません。

「質問するのは遠慮してしまう」という気持ちもあると思いますが、何も聞いてこない方が印象が悪いです。

曖昧な部分があるのに「分かりました」と言う

曖昧な部分があるのに「分かりました」と言うのは、仕事において重大な誤解を引き起こす可能性があります。

例えば、あなたが上司から指示を受け、何かを行うように頼まれた場合、指示が不明確である場合に「分かりました」と答えることは、誤解を招く可能性があります。

あなたが指示が何であるかを正確に理解していない場合、同僚やクライアントに誤った情報を伝える可能性があります。また、曖昧な指示によって、重大な問題が生じる可能性も捨てきれません。

曖昧な部分があるのに「分かりました」と答えることは、コミュニケーションの面でも難があります。

「本当に分かっているのか?」と余計な確認を上司にさせることになったり、結局あとでミスをカバーしてもらったりと、デメリットしかありません。

同じミスを何度も繰り返す

新人ならミスをして当然です。しかしながら、同じミスを何度も繰り返すことは、避けなければなりません。

同じミスを繰り返すと、上司や同僚からの信頼を失う可能性があります。

仕事を教わっている段階で同じミスを繰り返すことは、やる気や仕事に対する取り組み方に疑問を持たれることになります。

また、同じミスを繰り返すことは、教える側のモチベーションを低下させる可能性があります

教えてもらっているのに不愛想

職場での仕事を学ぶ際、上司とのコミュニケーションは非常に重要です。

上司との信頼関係が築かれ、意見交換が円滑に進むことで、より効果的に仕事を学ぶことができます。

しかし、不愛想な態度をとっていると、信頼関係が損なわれ、指導の質が低下することがあります。

職場での仕事を学ぶ際、不愛想な態度をとっていると、周囲からの評価が下がります。

周囲の人々は、その態度を見て、あなたが協調性に欠ける人物だと思うようになるかもしれません。

また、不愛想な態度をとっていると、周囲の人々とのコミュニケーションが円滑に進まず、仕事の効率が悪くなることがあります。

口を開けば言い訳をする

仕事を教わっている最中に口を開けば言い訳をすることは、上司や先輩に対して失礼な行為です。

自分のミスや不注意を上司や先輩の責任にするような印象を与えてしまいます。

また、自分自身の成長を妨げることにもなります。

ミスや失敗はしっかりと認め、正直に受け止めて、自分自身がどこを改善すべきかを見つけなければなりません。

仕事を教わっている最中に、ミスが発生するのは日常茶飯事ですが、そのような場合は、上司や先輩にいち早く報告することが重要です。その時も決して言い訳しないこと。

報告するときにも言い訳をしてしまうと、相手に対して印象を悪くしてしまいます。

必要以上にアタフタしている

仕事中にパニック状態に陥ることは誰にでもあることです。しかし、その際に必要以上にアタフタしてしまうと、周りの人々を不安にさせたり、指導する側をイライラさせたりすることがあります。

特に、指導する側にとっては、パニックに陥っている人と向き合うこと自体がストレスになります。そのため、冷静でいることが重要です。

ケアレスミスが直らない

新しい仕事を始めたばかりの場合、数多くの新しいルールやプロセスを覚える必要があります。

最初の数回は、何かをする際には恐らく指示を求めることが多いでしょう。しかし、同じミスを何度も繰り返すと、その行動は単なる「ミス」ではなく、「気を付ける気がない」として捉えられるようになります。

それは、あなたが新しいことを学んでいないことを意味します。

上司からすると「せっかく時間と労力をかけて教えたのに…」という感じです。

あなたの信頼性を低下させることになります。また、ケアレスミスが他の人々やビジネス全体に与える可能性のある損害も考慮する必要があります。

同じミスを繰り返すこのはリスクだらけです。例えば、販売会社で働いている場合、あなたが注文書に誤りを犯した場合、それは製品配送の遅延や、不足している製品の在庫を引き起こします。

また、医療従事者の場合、ケアレスミスは患者の深刻な健康問題につながります。

あなたが同じミスを繰り返すと、そのミスが大きな問題に発展する可能性があることを忘れないでください。

学生のノリが抜けてない

社会に出てからも、学生時代のような気分を持ち続けてしまっては仕事や人間関係、自己成長などでうまくやっていくことはできません。

学生気分になっていると、やるべき仕事を先延ばしにしてしまったり、周りの人とのコミュニケーションが上手くいかなかったりと、仕事や人間関係に悪影響を与えることがあります。

また、学生気分でいると言葉遣いで知らないうちに相手を不快にさせてしまうこともあります。

仕事の勉強をしていない

仕事ができない人に限って、スキルを身につけるために自主的な勉強をしていません。

自主的な勉強をしない人々は、成長の機会を逃し、同僚や部下に比べてキャリアアップが遅くなります。

成長スピードも、勉強している人より格段に遅くなるので、「モチベーションがない」「いつまでも仕事ができない」といった評価を受けやすくなるでしょう。

残業があったりして大変かとは思いますが、仕事で成功するためには、必要なスキルを身につけるために自主的に勉強することが欠かせません。

新人が半年以内に仕事ができるようになる【10ルール】

では仕事ができるようになるには、何をどうすれば良いのでしょうか。

僕が入社時に上司から教えてもらった10のルールをここで解説します。

  • 取ったメモは検索できる形で残す
  • チェックリストを作り、ケアレスミスをなくす
  • 仕事ができる人にやり方を教わる
  • 一日の終わりにできなかったことを振り返る
  • やりすぎと思えるくらい「報告」する
  • 周囲との関係を築く
  • 後回しにせず、なるべく早く取り掛かる
  • 結論から話す
  • キャパオーバーなら理由を添えて断る
  • 相手の期待値を見極める

すべてをいきなりする必要はありません。どれか一つだけでも試してみてください。

取ったメモは検索できる形で残す

メモを取りましょうといったアドバイスはありきたりですよね。

ここでのポイントは「検索できる形でメモを残す」ということです。

ただメモをするだけでは意味がなく、それを適切に整理して保存しておくことが求められます。

取ったメモが散らばっていたり、保存場所が分からなかったりすると、そのメモを活用することができません。

そのため、メモを検索できる形で残すことが必要です。

例えば、Evernoteなどのノートアプリを使って、キーワードで検索できるように整理しておくと、必要な情報を素早く取り出すことができます。

メリット
  • 必要な情報をすぐに取り出すことができるため、時間を節約することができます
  • アドバイスを知識情報として残せるので、仕事の成果物に反映させることができます
  • 情報を共有することができるため、自分が教える側になっても役立つ

メモを検索できる形で残すことによって、多くのメリットがあります。まず、必要な情報をすぐに取り出すことができるため、時間を節約することができます。また、情報を整理して保存することで、より効率的に情報を活用することができ、仕事の成果物に反映させることができます。さらに、メモを検索できる形で残すことで、情報を共有することができるため、チーム全体の生産性を向上させることができます。

仕事ができるようになるためには、情報を整理して保存することが必要不可欠です。

是非、メモを整理して保存する習慣を身につけてみてください。

チェックリストを作り、ケアレスミスをなくす

チェックリストを作ることによって、自分がやらなければならないことがはっきりとわかります。

仕事ができない人は、たいていの場合、自分が何をすべきか分かっていないことが多いです。

アタフタしないように、まずやるべきタスクを洗い出し、そのタスクを実行するために必要な手順を書き出します。

その後、チェックリストとしてまとめ、必要に応じて項目を追加してください。チェックリストには、期限や優先度などの情報を含めると、今やるべきことから片付けることができます。

仕事ができる人にやり方を教わる

仕事ができる人の真似をすることも、仕事ができるようになるために効果的です。

真似をすることによって、仕事ができる人のやり方を継承できます。

僕の場合は、上司がどのようにタスク管理をしているのか聞いて、使っているスプレッドシートを共有してもらいました。

そしてそのスプレッドシートをコピーし、全く同じようにタスク管理をするようにしたのです。

すると、それまで「うっかり忘れ」ばかりだった僕も、ミスが全くなくなりました。

スプレッドシートは、保有タスクを一覧化できるので、常に自分のやるべきことを俯瞰できるのです。

また、真似をすることで、自分自身がどのようなやり方を身につければよいかを学ぶことができます。真似をすることによって、自分自身の成長に繋がます。

一日の終わりにできなかったことを振り返る

一日の終わりにできなかったことを振り返ることで、いち早く仕事ができるようになることができます。

できなかったことを振り返る際には、手帳やノート、タスク管理アプリなどを活用すると良いでしょう。

できなかったことを書き出し、その原因や改善策を考えます。

振り返るタイミングは、仕事を終えた直後が良いでしょう。記憶が鮮明なうちが最も効果的です。

できなかったことを振り返ることは、1度や2度で劇的な効果が現れるわけではありませんので、習慣化することが重要。

習慣化するためには、毎日同じ時間に振り返ることがおすすめです。

やりすぎと思えるくらい「報告」する

上司への報告が必要な理由は、ミスを未然に防ぐためです。

報告することで、他の人が見落としていた可能性のある問題点を指摘することができます。

また、上司に報告することで、チーム全体の情報共有ができるため、同じ問題を複数人が起こすことを防げます。

「こんなことは別に報告しなくていいかな」と思うことでも、念の為報告するべきです。

上司は、全員の仕事の進捗状況を完璧に把握しているわけではありません。そのため、どんな些細なことでも、報告してくれた方が助かります。

ただ毎回口頭で言われると困るので、チャットなど文面で「返信不要」と添えた上で、報告するのが良いでしょう。

周囲との関係を築く

仕事ができるようになるためには、自分自身のスキルアップを図ることが大切ですが、周囲との良好な関係性を築くことも必要不可欠です。

良好な関係性を築くことによって、多くのメリットがあります。

まず、周囲の人々からのサポートを受けることができます。自分だけで仕事を進めるのは難しいことがありますが、周囲の人々と良好な関係性を築くことで、仕事を円滑に進めることができます。

また、良好な関係性を築くことで、自分自身のストレスを軽減することができ、仕事に集中することができます。

是非、周囲と良好な関係性を築くことを心がけてみてください。

後回しにせず、なるべく早く取り掛かる

仕事に取り組む上で、時間管理は非常に重要です。

特に、仕事ができる人は、仕事に取り掛かるタイミングが早く、決して後回しにしません。

後回しは、デメリットしかないからです。

まず、後回しにすることで、時間がなくなってしまい、急いで仕事をすることになります。ミスをしてしまう可能性が高くなります。ストレスや不安がたまり、仕事の効率が低下することもあります。

そうならないように、タスクを優先順位付けし、重要なタスクから取り掛かることが大切です。スケジュール管理アプリを使って、時間管理をすることも効果的です。

結論から話す

仕事で報告連絡相談をする際、相手の時間を奪わずに端的に意見を伝えることはとても重要です。仕事ができる人は報告連絡相談でも結論から話すことが多く、相手に負担をかけることがありません。

結論から話すためには、まず伝えたいことを整理し、重要なポイントを押さえます。

その後、相手に伝えたいことを端的にまとめ、最後に細かい説明をするのを心がけましょう。

また、相手が理解しやすいように、具体的な事例や数字を用いることも効果的です。

例えば、プロジェクトの報告をする場合、まずはプロジェクトの進捗状況や成果物について簡潔に説明し、その後、問題点や課題について述べます。

最後に、解決策や提言をまとめ、相手に伝えます。

このように結論から話すことで、相手が必要な情報を短時間で受け取ることができます。

キャパオーバーなら理由を添えて断る

優秀な人は、断るのもうまいです。

新人のうちは、なんでもかんでも引き受けてしまいがちですが、無責任な引き受けは、結果的に自分自身や周囲の人々に迷惑をかけることになります。

自分自身のキャパシティ以上の仕事を引き受けると、ストレスや疲労がたまり、結果的に仕事のクオリティが下がることがあります。

また、引き受けた仕事が遅れたり、ミスをすることになると、周囲の人々に迷惑をかけることになります。

仕事ができる人は、キャパシティを理解しているため、自分自身が引き受けられる仕事の範囲を把握しています。

もし、キャパシティを超えるような仕事が依頼された場合、その理由を添えて断るべきです。

断ることは、無責任な引き受けをするよりも、周りのためになります。

相手の期待値を見極める

相手の期待値を理解することは、仕事で成功するために必要不可欠です。上司や顧客が何を求めているのかを正しく把握し、期待に応えることで、信頼を築くことができます。

逆に、期待に応えられなかった場合、失望を与えることになり、信頼を失うことになります。

また、相手の期待値を理解することで、無駄な労力をかけることを避けることができます。

資料作成においても、相手の期待値を把握することが重要です。

例えば、資料の締切りはいつか、どのような形式で提出する必要があるか、必要な情報は何か、などです。

また、資料のクオリティについても、相手の期待値を把握することが必要です。

高品質な資料を要求されている場合は、必要な情報を厳選し、レイアウトや表現方法にこだわる必要があります。一方、簡易的な資料であれば、情報を簡潔にまとめ、レイアウトにはあまり時間をかけなくても良いでしょう。

仕事ができる人は、相手の期待値を見極めることが上手です。相手の期待値を理解することで、効率的に仕事を進めることができ、信頼を築くことができます。

情報収集のすすめ

ここ3ヶ月以内に、一瞬でも「会社辞めようかな…」とリアルに頭をよぎったことはありませんか?

なければ読み飛ばしていただいて構いませんが、もし「正直、環境を変えることも視野に入れている」という方は、この機会に小さな一歩で良いので何か準備を進めてみるのもおすすめです。

少なくとも「10年後も今の職場で働くつもりですか?」と聞かれて、ちょっと考え込んでしまうのであれば、いつでも転職できる体制作り(準備)くらいはしておいても損はないでしょう。

辞めようかなと考えている人の中には、限界が来てから行動を始める人が多いですが、意外とそれは失敗のもとです。「早く辞めたい」という気持ちが強すぎるほど、焦りで準備がおろそかになり選考に通らなかったり、判断を誤ってしまったりするからです。

準備はできるだけ心にゆとりがあるときにしておきましょう。

とはいえ、いきなり履歴書を書いたりなんてする必要はありません。おすすめの転職準備についてまとめておくので、チェックしてみてください。

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まとめ

新人のうちは仕事ができないのが当たり前であることを説明し、その理由や仕事ができるようになるまでの期間、仕事ができなくても許容される期間、上司をイライラさせる新人の特徴などについて解説しました。

仕事ができなくても許容される「半年」のうちに、この記事で書いた仕事のコツを身に付け、仕事ができない状態から脱出しましょう。

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