
今の仕事を辞めたいと思っているけど、なかなか辞めにくい。上司に言ったら引き止められそうでめんどくさい、そもそも転職先すら決まってないし。辞めたところでどうしようもないよね…。ずっと悩んでるけど、これって時間の無駄だよな…
こういった悩みに答えます。
本記事の内容
・「仕事を辞めにくい」→時間の無駄である理由
・時間をかけて悩むほど転職できなくなる理由
・上司に引き止められた時の対処法
・残りの人生の時間を有効に使いたいのならやるべきこと
結論から言うと、仕事を辞めたいのに「辞めにくい」といって続けるのは時間の無駄です。なぜならだらだらと今の仕事を続けることで「損をする」ことがあるからです。
※この記事は3分ほどで読み終わります。もし「仕事を辞めたい」のに我慢している人がいたら、参考にしてください。
「仕事を辞めにくい」→時間の無駄です。
断言します。
理由としては、辞めたいと思っている仕事をずるずると続けても、全く身にならないからです。全く身にならないことを続けても意味がありません。これは時間の損失ですね。
以下詳しく説明します。
ただし、これはあなたが「目標を持っている人である」という前提の記事となっています。具体的には、以下のような人です。
- ・今みたいな劣悪な職場で定年まで働きたくない
- 人間関係が良好な職場で働きたい
- もっと良い上司のもとで働きたい
- 将来もっと収入を上げて楽な暮らしがしたい
- 仕事ができるようになりたい
「今の職場でずっと働きたい」「仕事ができるようにならなくていい」ならそのままで別にOKです。
給料は我慢料ではないですよ
給料=我慢料の人は、仕事が苦痛になっていると思います。
「楽しく働く」というのは理想論に聞こえるかもしれませんが、職場が楽しい人は幸福度も高いですし、仕事ができるようになるので結果収入もアップします。苦行のように働いていい結果ができるわけがないですよね。
まず給料が我慢料のように感じているのであれば、それは「かなり劣悪な職場」にいる証拠ですね…
人間関係や待遇が悪すぎる職場には行きたいと思えませんよね。仕事をしようというモチベーションが確実に下がりますので、先ほど言った「目標」に近づきませんし、幸福度も下がります。
例えば営業の受注を取ってこれなかった時に、上司が大声で怒鳴るというような環境の場合。「アポに行くのがつらい」となるはずです。緊張したり吐き気がすることもあるでしょう。
アポに行くのがつらくて仕方ない人が、好成績を上げられるわけがないんですよね。
給料=我慢料の人、すなわち仕事が苦痛になっている人は、なるべく早い段階で対応策をとるべきです。
そうしないと、ずるずる今の職場・仕事を続けて、「毎日仕事したくない」と思いながら、気づけば35才、40才…と歳をとっていきます。
関連記事:仕事の給料=我慢料と考えている人の末路は悲惨です【劣等感】
辞めても転職できるわけがない→時間をかけるほど転職できなくなります
「よく辞めても転職できるわけがない」と最初から諦めている人がいますが、逆なんですよね。長い時間その職場にいるほど転職ができなくなってきます。
どういうことか?以下の通りです。
転職活動の面接では、100%「前職のことを聞かれる」
↓
嫌々ながら仕事をやっていたので、面接で好印象になるようなことを言えない(※どういった理由であれ、前の職場の悪口を言うのは絶対NGですよ)
↓
無理やり前職の仕事の話をするも、嫌々ながら働いていたので薄っぺらいことしか言えない
こんな風になってしまいます。
面接官からしたら「長い間働いてて、そんな薄っぺらい感じなんだ…」という印象。
仕事辞めたいと思いながら長い間働くのは、転職に不利になるんです。
特に23~25才の場合は確実に悪影響が出ます。
23~25才の間は第二新卒枠での求人があります。「仕事辞めたいな」と思いながら26才になってしまったら、その求人には応募できません。
※多くの企業で第二新卒を歓迎していまして、これは「企業側からすれば面倒な新人研修とかをしなくて済む」からですね。
上司に引き止められるのが面倒な時は?
仕事を辞めようとした時の、最大の壁が上司です。結論としては、「ネガティブなことを言わずに、決意を固めたことを伝える」でOKです。
要点は2つですね。
「ネガティブなことは言わない」のは大事です。「人間関係が」「仕事内容が」という話は説教されるか、改善するから居てくれと言われる(で結局改善しない)のどちらかです。
「決意を固めたことを伝える」は、徹底しましょう。もし「迷っているそぶり」を見せたら、上司はそこを狙って説得してきます。最初から「もう決めたんです」というスタンスを貫けば、上司も折れてくれるはずです。
今こそが仕事の辞めどきです
あなたはもう心の中で「仕事を辞めたい」という思いが固まっているのではないでしょうか?
「常識的に辞めるわけにはいかないし…」と先延ばしにしているとしたら、それはもう辞めどきです。
そもそも仕事を辞める適切なタイミングは、人それぞれです。「3年勤めるべき」のような常識は捨てましょう。
企業によっては「君はまだ、君にかけた教育分の収益を上げていない」ということもあります。
「お前に仕事を教えるのにも人件費がかかっているんだ」という理屈ですね。
こういった企業はお金にかなり苦労しているはずなので、居ても意味がないです。というか数年以内に潰れる可能性だってあります。
関連記事:【情は捨てる】人手不足だから仕事辞められない→気にせず辞めるべき【理由】
まとめに入る前に
ここ3ヶ月以内に、一瞬でも「会社辞めようかな…」とリアルに頭をよぎったことはありませんか?
なければ読み飛ばしていただいて構いませんが、もし「正直、環境を変えることも視野に入れている」という方は、この機会に小さな一歩で良いので何か準備を進めてみるのもおすすめです。
とはいえ、いきなり履歴書を書いたりなんてする必要はありません。おすすめの転職準備についてまとめておくので、チェックしてみてください。
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別に今すぐ転職はしないけど、良い所があれば考える、という方向け
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・企画、マーケティング職
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・アシスタント、事務職、オフィスワーク
・サービス職
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・エンジニア、技術職(電気/電子/機械/半導体)
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残りの人生の時間を有効に使いたいのなら
時間は有限です。もし残りの人生の時間を有効に使いたいのなら、転職を検討することをおすすめします。
もちろん今の職場や仕事に不満や疑問がないのであれば問題ありませんが、ネガティブな感情を抱いたまま続ける仕事に意味などありません。
繰り返しますが、ずるずると仕事を続けてしまうほど、転職のハードルは高くなります。
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