就職先を親に教えない・言わないでも別にいい【反対されても説得する必要なし】

内定先を親になかなか言えないと悩んでいませんか?

結論から言うと、親に就職先を教える必要はないと私は考えています。教えても言わなくても、別に何も変わらないからです。

教えてもいいなら言えば良いし、何らかの理由があって言いづらいなら「内定をもらった」ことだけ伝えておけば良いと思います。20代過ぎたらもう親は保護者ではないですからね。

とはいえ、完全スルーも難しいと思うので、就職先を親に言いたくない方向けの親との関わり方をこの記事では提案します。

目次

就職先を親に教えない・言わないでも別にいい理由

心配が行き過ぎ粗探しになるだけだから

親は子どもを心配するものですが、その心配が行き過ぎて、子どもの内定先の粗探しになることがあります。「そんな名前の知らないところ」「怪しくない?」「将来性はあるの?」のように、本人は良かれという気持ちでも、こういった反対の立場で意見されることも少なくありません。

ですが、たいていの場合、その反論は的外れで、まともに議論するとただケンカになるだけです。

名前の知らない優良企業なんていくらでもあります。というより、普通に暮らしていたら一般生活者はBtoB系企業の名前なんて誰も知りません。

また、もはや大企業だから安泰と言える時代でもなくなっていますし、将来性なんて誰にも分かりません。

具体的に言わなくても安心させられる

なかなか親に言い出しづらい会社に就職する人もいるかもしれません。私の友人は、成人系グッズのメーカ―に就職したのですが、「絶対に親に言えない」と言っていました。

その人は、結局言わずに「東京のメーカー企業」とだけ言って説得したそうです。

親が就職先を知りたがるのは、単純に安心したいからです。あなたが食い扶持に困らない状況にあると証明できれば良いわけですね。その手段として、就職先を教えるというのがありますが、それもあくまで手段の一つに過ぎません。

上述の友人は、親に仕送りしたり定期的に連絡したりして「東京で全然やれてるよ」というアピールをしていて、親もそれで安心しているみたいと言っていました。

会社名があまり知られていないから…なら抽象度を上げて伝えれば良い

親の心情的には、やはり子どもがどこに就職したか知りたいものなので、単に「有名企業ではない」といった理由であれば、普通に伝えてあげると良いと思います。前述の通り、親の目的としては「ちゃんと就職できたのね」と安心したいだけであって、企業名なんて気にしていないことがほとんどです。

もし企業規模や将来性について言及されても、必要以上に反論せず、説得もする必要ありません。

本当に良い企業でも名前が知られてないことは良くあります。例えば親が同じ業界とかなら知ってるかもしれませんが、そうでないなら知らないのが当たり前です。母親が専業主婦とかであれば、BtoC系の企業しかそもそも知らないでしょうからね。

ただそれでも企業名を言い出しづらいなら、抽象度を上げて誤魔化すというのが現実的かなと思います。

  • 東京のWEB系の企業。会社のサイトとかを作っている
  • マーケティングの支援をする会社
  • ITシステムの開発をする会社の営業

上記のような漠然とした表現で構いません。特にITやWEB系のワードを出せば、親世代はあまり深く聞いてこないことが多く(質問するだけの前提知識がない)、割と煙に巻きやすいです。

また扱う商材を大企業に絡めるのも有効です。例えば「人事管理システムを作る会社でソフトバンクとかも導入している」のような、ある種の権威性を借りておけば、割と大企業が正義と思っている親世代でもすんなり納得してくれます。

どうしても教えたくないなら、代わりに安心させる努力を

前述の友人の例のように、どうしても企業名を言えないなら、その代わりに親を安心させるための何かしらの行動を取ってあげてみるのが良いと思います。

  • 言える範囲の情報は伝える(会社のエリアや従業員数、月収、仕事内容、残業時間)
  • 「自分の就職したかった会社である」ということを強調する
  • 就職までの期間も勉強や準備をする姿を見せる
  • 就職してからも定期的に連絡し、元気な声を聞かせる
  • 愚痴や不満を言わない

親の目的は「子どもがちゃんと働きたいと思ったところで働けている」と安心することであって、企業名を伝えるのはその手段の一つ。手段は他にも上記のようなものがあります。

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