知恵袋に以下のような投稿があったので、内容を検証しました。
質問
ウォーターサーバーって必要ですかね?
設置代などは無料で1ヶ月に1回12Lで2000円と聞いたんですが、Amazonで天然水買った方が安いし、ウォーターサーバーの電気代とかもかかるだろうし、、、
春から大学生なんですけど、まるっとサーバー?ってやつを勧められて必要かどうか分かりません。
誰か教えてください。
回答1
学生さんには贅沢品ですよ
メリットは~ 冷たい水や 90度近い 熱いお湯がすぐに使えること。
デメリットは~ウォーターボトルを捨てるのは大変。ゴミ処理が大変です。重たくて、ボトルの交換が面倒くさい
12Lなど すぐになくなります。
飲めない水でない限り不用品。
電気代かかります。
どうしても 蛇口から出る水が嫌なら 「きよまろ」カートリッジを蛇口に付けるか
ハミングウォーターを借りて(月額3000円ほど) 水道水を入れて 好きなだけ使うかでしょう。
回答2
水道で十分ですよ。
日本ほど安全な水道水は無いと思います。
回答3
入らないと思います。
一万以下の浄水器で十分です。
全ての回答が不要という立場ですが、この記事の結論としては「ウォーターサーバーは絶対にあったほうがいい」です。根拠を解説します。
1. 利便性の優位性:冷水と熱湯がすぐ使える快適さ
知恵袋の回答では、「蛇口からの水や浄水器で十分」との意見がありました。しかし、ウォーターサーバーの最大の利点は、冷水と90℃近い熱湯が瞬時に利用できることです。
夏場は冷たい水を、冬場は温かいお茶やスープをすぐに作れるため、季節に応じた快適な水分補給が可能です。特に夏場の熱中症対策として、冷水をいつでも飲める環境は非常に重要です。一方、冬場はすぐに温かい飲み物を準備できるため、寒さ対策にも役立ちます。
さらに、ポットや冷蔵庫で水やお湯を準備する代わりに、サーバーがその役割を一手に担うことで、キッチン周りのスペースを有効活用できるのも大きなメリットです。
育児中の家庭でも、例えば、赤ちゃんのミルクを作る際に適温のお湯がすぐに使えるため、深夜の授乳時でも手間がかかりません。また、離乳食の準備にも安心して利用できます。赤ちゃんの健康を考慮して、軟水やRO水を使えることも大きなメリットです。
2. 水の味と品質の向上:水道水とウォーターサーバーの違い
「日本の水道水は安全」との意見は事実ですが、水道水特有のカルキ臭や地域によっては鉄分の味が気になる場合があります。一方、ウォーターサーバーで提供される水は、天然水やRO水(逆浸透膜ろ過水)であり、これらは高度に浄化されているため、クリアでスムーズな味わいが特徴です。
たとえば、ペットボトルのミネラルウォーターと同等以上の品質が期待できるため、おいしい水を常に楽しみたい人や、飲料水の品質にこだわる人にとっては理想的です。さらに、ウォーターサーバーの水は赤ちゃんのミルクや離乳食にも適しており、若い家族や健康志向の方々にとっても安心です。
3. ゴミの削減と手間の軽減:空ボトルの処理が簡単
知恵袋では「ボトルの廃棄が面倒」との指摘がありました。しかし、近年のウォーターサーバーメーカーは空ボトルの回収サービスを提供していることが多く、配送時に使用済みのボトルを回収してくれます。これにより、ユーザーが空ボトルの処分を心配する必要がありません。
一方で、ペットボトルで水を購入する場合、買い物のたびに運搬し、大量のプラスチックごみを処分する手間が生じます。これを考えると、ウォーターサーバーは環境にも優しく、日常の手間を大幅に軽減してくれる便利な選択肢です。
4. コスト面の誤解:実はお得な長期利用
「Amazonで天然水を買った方が安い」との意見について、ウォーターサーバーの月額費用が高く感じられるのは事実ですが、これには隠れたコストが含まれています。例えば、ペットボトルを毎月12L分購入した場合、1本500mlあたり100円としても、24本で2,400円。サーバーの定額プランは電気代込みで同等かそれ以下になることも多いです。
また、定額制のため水を使う量が多いほどコストパフォーマンスが良くなります。たとえば、リモートワークや長時間自宅で過ごす大学生なら、水を飲む頻度や使用量が増えるため、追加購入の手間やコストが発生しないウォーターサーバーが経済的です。
5. 災害時の備蓄:非常時のライフライン確保
「浄水器で十分」という意見では見落とされがちな点として、ウォーターサーバーは災害時の備蓄水としても優れています。地震や停電などの非常時には、水道水が利用できなくなることがありますが、ウォーターサーバーの12Lボトルがあれば、数日分の飲料水を確保可能です。
たとえば、2011年の東日本大震災では、ウォーターサーバーの普及が進んでいた家庭で非常用水の確保が役立ったという事例があります。一人暮らしの大学生にとっても、緊急時に頼れる備蓄水は安心感をもたらす大きな要素です。
まとめ
知恵袋で挙げられていたウォーターサーバー不要論に対しては、利便性、コスト、災害対策、ゴミ削減といった観点からあまり説得力がないように思います。生活を快適かつ効率的に過ごすために、ウォーターサーバーは非常に有用なアイテムと言えるでしょう。