仕事が早すぎる人って迷惑・むしろ怖い。同じ職場にいてほしくはない

仕事が早すぎる人は、皮肉にも迷惑な存在にすらなり得ます。

目次

仕事が早すぎる人は迷惑と言える根拠

早速ですが、仕事が早すぎる人は迷惑であると断言できる根拠を説明します。

普通に働いているだけで、サボっているように見られる

仕事が早すぎる人が迷惑な存在になる一番の根拠は、普通に働いている人が「サボっているように見えてしまう」ことです。

仕事の評価は相対的なものなので、異常に早い人がいると、平均的な人でも仕事が遅いように見えてしまいます。

別に評価を気にしているわけではなくても、同じ業務の量をこなしているのに、仕事が早すぎる人だけがすぐに終わらせてしまえば、なんとなく居心地が悪くなると思います。

仕事が早すぎる人は、とにかく目の前のことに集中していて周りのことなど全く気にしていません。そのため、自分が気づかないうちに周りの評価を下げてしまうことがあります。自分のペースで仕事を進めていきたい人からすると、かなり迷惑な存在と言えます。

当たり前の基準値が上がり、部署内の仕事が増える

仕事が早すぎる人が与えられた業務をどんどん終わらせていくと、業務を割り振る上司は、「これぐらいの仕事をみんなに振っても大丈夫だ(なぜなら○○さんは、終わらせているから)」と思うようになります。

そうすると、当たり前の基準値が上がってしまい、部署全体の仕事が増えてしまうこともあります。

仕事が早すぎる人は、モチベーションも高いので、仕事をたくさん任されて嬉しいとさえ感じるかもしれませんが、そうでない人にとっては良い迷惑です。

自分の仕事が早すぎるせいで周りの業務量を増やすという点で、仕事が早すぎる人は迷惑な存在になり得ます。

仕事が早すぎて雑なこともある

仕事が早すぎる人は、スピードとクオリティと両立させられるならまだしも、仕事の質が低い(雑)こともあるので厄介です。

早く仕事を終わらせることに意識をやりすぎて、ケアレスミスをしてしまったり、大事な仕事が記憶から抜け落ちてしまったりすることもよくあります。

周りから自分が早く仕事ができる人だと見られたいという思いが先走っている人ほど、この傾向は顕著です。

ですが、ミスが多ければ結局周りに負担が増えることもあり、”ただ仕事が早いだけ”の人は、そのしわ寄せをくらう人から迷惑な存在であると思われてしまいます。

同じ給料なのに、仕事が早すぎる人はなぜそんなに頑張るの?

仕事を早く終わらせても給料は同じ。にもかかわらず、仕事が早い人はなぜそこまでフルスピードで仕事を進めようとするのでしょうか。

真面目が正義だと思っている

一番の理由は、仕事を真面目にやることが正義だと思っているパターンです。

自分に言われたことを全てきちんとやるタイプで、例えば学校の宿題を全て提出したり、言われた課題を全てこなしたり、夏休みの宿題もちゃんと終わらせたような人。先生からの評価も高く、内申点もよかったかもしれません。

同じ給料だから楽をした方が良いという発想がそもそもありません。少し時間が空けば、指示されていないことでも率先してやるようなタイプ。

主体的な行動という点では評価されますし、経営者目線で見れば本当に良い従業員なのですが、現場レベルで見たときに周囲との意識の差があるほど迷惑な存在になります。

例えば飲食店のバイトで、時間が空いたら雑談するような職場で働くとして、一人だけ「時間が空いたので厨房の掃除をしよう!」と言い出す人はちょっと空気を読めない感じがしますよね。

しかし、仕事は学校と違い周囲と足並みを合わせることも必要です。相変わらず学生時代の真面目すぎる行動パターンで仕事をしていると、迷惑がられることもあります。

仕事そのものが好きで成長したい

次に考えられるのは、仕事そのものが好きなタイプの人です。

給料などをあまり考えず、目の前の仕事をこなすことに、ある種ゲーム的な感覚を持っている場合、「時給換算すると損」や「同じ給料なら手を抜いた方が得」というような考え方をしません。

むしろ成長したいと考えているわけなので、仕事で楽をする=経験を積めない、となり逆に楽をしようという発想が損なわけですね。

仕事そのものが好きで、成長することが優先なので、おそらく給料が今よりも大幅に下がったところで、同じようにテキパキと仕事をすることでしょう。

評価が欲しい

周囲からの評価を上げたいというタイプは、仕事が早い傾向にあります。

これは「早く出世したい」という場合もありますが、単に「評価されたい」という感情が先走っている可能性もあります。「仕事が早い」と言われることが目的というパターンです。仕事が早く終わったアピールが過剰な人はこちらに該当します。

仕事が早すぎる人は、一周回って要領が悪い

仕事が早すぎて迷惑がられる人は、真面目過ぎで一周回って要領が良くない人が多いです。

本当に要領の良い人は、最低限の労力で最大の成果を発揮するので、よく観察してみると一番評価される仕事だけに力を入れていたりします。そしてそれ以外は上手い具合に手を抜いて、周りに合わせているので、周りから迷惑がられるようなこともありません。

仕事をどれだけ早くするかよりも、いかに協調性を持って周りと良い関係を築けるかといった本質的に重要な部分を理解しているわけですね。

仕事を異常なまでのスピードでやって自己満足に浸っている人ほど、周りが迷惑していることに気づかず、周りが見えていませんね。

仕事が早すぎる人が同じ部署にいて迷惑と思ったら

仕事が早すぎる人がいるなら、いっそのこと全面的に頼ってみましょう。仕事が早すぎる人は、難易度が高い仕事ほどモチベーション高く遂行してくれるので、積極的に任せてみるのが良いでしょう。

また、さりげなく自分のタスクに関する質問をいろいろしてみると、的確なアドバイスをもらえることもあります。具体的なやり方を詳細に教えてもらっていて、いつの間にか自分の仕事が終わっているという状態もできあがるかもしれません。そうすると、自分も仕事も終わりますし、相対的な遅れも目立ちませんので、一石二鳥です。

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準備はできるだけ心にゆとりがあるときにしておきましょう。

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さいごに

仕事が早すぎるって迷惑ですよねという話をしました。

仕事が早すぎる人は、周りの評価を下げてしまうことがあり、また、部署の仕事が増えてしまうこともあります。

さらに、仕事が早すぎると、完璧でないアウトプットを出してしまうことがあるため、個人的にもあまり周りにいてほしくはありません。

仕事が早すぎる人が同じ部署にいた場合、難易度の高い仕事をしてもらう、自分の仕事が早く終わるように質問をするなどしてみると良いと思います。

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