職場が学生ノリのサークルみたいで気持ち悪い。仲良くしろという同調圧力

学生サークルみたいなノリの職場に、9か月だけ勤めたことがあります。今はまともな社風の会社に転職したのですが、今振り返ってみると、かなり異様な空間だったなと思います。

この記事では、学生ノリの職場が外から見たらいかに変な環境かを解説するとともに、価値観の合わない職場で働くリスクについても言及します。

目次

学生ノリのサークルみたいな職場は、距離感が近すぎる

学生ノリのサークルみたいな職場は、距離感が近すぎるという特徴があると思います。

あだ名で呼び合う

学生のサークルのような職場では、社員同士をあだ名で呼び合うという謎の習慣が多いです。これは、まともな社会人ではありえない感覚だと思います。職場は仲良しサークルではありません。一人一人に役割があり、相手を尊重しながら適度な距離感を保ち、その役割を遂行していく場所です。にもかかわらず、学生のノリが抜けきれていない集団は、お互いを友達のような感覚で、サークルイベントの延長のような、あるいは文化祭の延長のような雰囲気で仕事をしているという人も多いです。本人たちはそれで楽しいかもしれませんが、そういう会社のサービスは利用者から評判が悪かったり、顧客に迷惑をかけていたりすることも珍しくありません。

独自のイベントが多い

学生ノリのサークルのような職場は、その会社独自のイベントが多いです。例えば、僕が勤めていた会社はベンチャー企業だったのですが、決算の集会の際には小さいライブハウスを貸し切って、社員が出し物をするような、まさに文化祭みたいなイベントを行っていました。ここまで本格的なことをする会社は珍しいかもしれませんが、それでも会社独自のイベントを頻繁に行い、社員同士の連帯感を高めようという意向の会社も多いです。

ハイペースで飲み会がある

学生ノリのサークルのような職場は、とにかくハイペースで飲み会があります。しかも、その飲み会も、建設的な話や仕事に関する有益な話をするわけでもなく、ただひたすら酒を飲むといった感じの場になりがちです。ひどいところであれば、学生のノリのまま一気飲みやコールや大声で騒いだりするような、しょうもないことを楽しいと思っている人たちもいます。と言うより、むしろ学生サークルのような職場では、そういった飲み会の場で「騒げば騒ぐほど楽しい」といった感覚の人が大多数を占めているため、まともな感覚を持った社会人であれば、相当居心地の悪さを感じるはずです。

仕事以外でも社員同士の交流が多い

学生のサークルのような職場では、仕事以外でも社員同士の交流が多いです。例えば、仕事終わりや休日に、社員同士でどこかに遊びに行ったり、また、社員の家族を巻き込んだイベントなどがあったりします。例えば、僕がいた会社では、社員が家族を連れてきてバーベキューをするといったことも、日常的に頻繁に行われていましたね。

同調圧力がうざい。合わせないとこっちがノリが悪いみたいになる

サークルの職場は、仲良くしなければならないという同調圧力がかなり強い傾向にあります。ベンチャー企業や社員年齢が若い企業に多いです。ベンチャー企業は、普通の会社がやらないような挑戦的な事業を行うこともありますが、会社の中でやっていることは、「みんな仲良く」という古き悪しき企業と何ら変わりません。結局のところ、同調圧力に屈しない限り、その環境では非常に居心地が悪いと思います。みんなが仲良くしている和気あいあいとした職場で1人だけその輪に入らないとなると、あなたが悪者のような扱いを受けるからです。ノリが悪いというか、その場の空気を悪くする存在ということですね。しかし、社会人として働くのであれば、社員同士の過剰な交流や必要以上に距離を近づけたりする必要はないはずです。むしろ、適度に距離を保ってお互いを尊重して働くというのがあるべき姿でしょう。にもかかわらず、そういった考えを持っている方が悪者になるという、かなり異質な環境であると思います。

価値観が合わない環境で1日の大半を過ごすのは地獄

価値観の合わない環境で1日の大半を過ごすというのは、僕個人の感覚からすると、かなり地獄だったと思います。というのも、その場で明らかに浮いてしまうからですね。そうすると周りから、ちょっと変な人のような扱いを受けることもあります。自分も学生のノリのような空間に慣れようと思った事はありますが、性格的に全く合わないので、かなり無理をしている感じになってしんどかったです。ただでさえ普通24時間週5日任された仕事をこなすだけでも大変なのに、その上ノリを合わせなければならないと言う余計なストレスも追加されて、本当にしんどかったですね。

サークルみたいなノリの職場でどのように振る舞えば良いのか

とりあえずノリの良い返事で、価値観を否定しない

サークルのようなノリの良い職場に入ってしまった場合、とりあえず日常的な振る舞いとしては、ノリの良さを多少無理してでも演出するというのは重要です。まずはノリの良い振る舞いをして、異分子のような存在ではないということを示しましょう。会社独自の行事など、独特の文化も多いと思いますが、その価値観を否定してはいけません。あくまで「楽しいですよね」というような顔をしておくことが必要となります。

同じようにノリが合わないと感じていそうな人を見つける

一見全員が学生ノリのように見える環境でも、あなたと同じような「価値観が合わない」と感じている人はいるはずです。彼らもそう見えないように、先程言ったようなノリの良いふりをしているだけです。そういった人を1人でも見つけるだけで、気が楽になります。「この会社のこういうところ変じゃない?」と言うような話もできるようになるので、そうすれば会社の居心地も多少は改善されるでしょう。

結局は環境を変えるのが一番

とは言え、価値観が致命的に合わない環境なら、居場所を変えるのが一番です。無理に学生のノリの環境に合わせる必要はありません。また、そういった職場の価値観が基本的に変わることはありませんので、その会社に居続ける限り、ずっとしんどい思いをすることになると思います。また、そういう学生の隣の職場は、結構ハイペースに人が転職することが多いので、別に辞めるからといって誰も引き止めてこないと思います。そういうところは意外とドライなんですよね。

学生ノリの職場からまともな会社に転職して思ったこと

学生のサークルみたいな職場から僕は結局9ヶ月働いて転職しました。そして、転職して改めて当時の職場を振り返って思うのは、やっぱり変な場所だったなぁということです。まともな環境に転職して思ったことは、まず一人ひとりの距離の感覚が適切であるということです。例えば、お互いさん付けで呼びあって敬語で話します。お互いにリスペクトがありますので、敬語だとしても距離が遠い感じはしません。また、飲み会に行った時も、一気飲みやコールやワイワイ騒ぐといったことは当然なく、みんな仕事に対するモチベーションが高い人ばかりなので、非常に建設的な話ができて楽しいなと思いました。また、普通に1日中職場で過ごすデスクワークなのですが、学生のワイワイした環境ではなく、皆黙々と真剣に仕事に取り組んでおり、また適度なコミュニケーションがあるという環境なので、非常に集中しやすいですね。やはり今振り返っても、学生の延長のような職場というのは、社会人として未熟な人の集まりであり、仮に馴染めたとしても、20代中盤までが限界でしょう。20代後半になって、学生のようなことをしていると、周りから見て痛々しいです。

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少なくとも「10年後も今の職場で働くつもりですか?」と聞かれて、ちょっと考え込んでしまうのであれば、いつでも転職できる体制作り(準備)くらいはしておいても損はないでしょう。

辞めようかなと考えている人の中には、限界が来てから行動を始める人が多いですが、意外とそれは失敗のもとです。「早く辞めたい」という気持ちが強すぎるほど、焦りで準備がおろそかになり選考に通らなかったり、判断を誤ってしまったりするからです。

準備はできるだけ心にゆとりがあるときにしておきましょう。

とはいえ、いきなり履歴書を書いたりなんてする必要はありません。おすすめの転職準備についてまとめておくので、チェックしてみてください。

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まとめ:和気あいあいとした仲良しごっこのノリが苦手な人は、環境を変えたら楽になる

仲良しごっこな環境が合わないという方は、環境を変えると楽になります。価値観が合わない環境で1日中過ごすストレスを甘く見てはいけません。自分と価値観が合わない人が多数派の環境っていうのは、みんなが正しくてあなたが間違っているという扱いを受ける状況と言うわけですからね。

というわけで、僕個人が学生ノリみたいな職場で働いた頃の経験をもとに、いかにその職場が変だったかという話をしました。職場環境が合わないと感じている方は、以下の記事も参考にしてみてください。

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