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退職ラッシュが止まらない職場は崩壊間近、ぼんやりしてると逃げ遅れる

「今の職場、退職ラッシュが続いていて、なんか不安になってきた」

結論から言うと、退職ラッシュが続く職場は崩壊寸前であることが多いです。特に優秀な人から辞めていっている場合、その会社は「見切りを付けられた」と考えるのが妥当でしょう。

目次

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退職ラッシュで崩壊間近な職場の特徴

給料が上がらない

退職ラッシュに陥る職場は、給料が上がらないことが多いです。

こういう職場は、昇給が年に一回しかなく、しかもしれも雀の涙程度であることがしばしば見受けられます。

賞与も低く、支給されないケースも。

もし今の給料が低くても、だんだんと上がっていく希望が見えるなら、退職がラッシュになることはそうそうありません。

しかし、いつまで経っても今の状況が続くなら、本来はもっと給料がもらえる能力がある人から順に辞めていくのは当然です。

優秀な人から順に辞めていく

退職ラッシュの流れを見てみると、優秀な人から順番にやめていくのが常です。

職場で一番優秀な人が辞めていき、その次にまた優秀な人が辞めたら、そこからは雪崩のように退職が続いていくでしょう。

前述の通り、退職が止まらない職場は、能力に見合った給料が支払われませんから、転職市場価値の高い人から順に、待遇の良い職場に移っていきます。

残業時間が40時間以上

残業時間が40時間を超えるような職場も、退職ラッシュになりやすいでしょう。

40時間というのはかなり長い方で、1日だいたい2時間は会社に残っていることになります。

意外とそういう環境に慣れている人はそういうものだと思ってあきらめている人が多いですが、優秀な人ほどそのおかしさに気づきます。

「これだけ残業して、給料これだけ?」といった感じです。

それに残業が多すぎるほど、プライベートが削られたり、スキルアップの時間が取れなかったりするので、向上心のある人や仕事以外にもやりたいことが多い好奇心のある人ほど、こういった職場に見切りをつけていきます。

ハラスメントが横行している

当然ながら、ハラスメントが横行している職場は、優秀な人から順に退職ラッシュが始まります。

優秀な人は、そんな劣悪な環境にいる意味がないからです。

最後に残るのは、転職しようにもスキルや能力が不足している人ばかり。

そういう人は、ハラスメントや膨大な残業に耐えながら、仕事をしていかなければなりません。

【退職ラッシュの未来】連鎖退職が止まらない会社で働く末路

求人を出しても応募が集まらない

退職ラッシュが続き、連鎖的に人が辞めていく職場は、求人を出しても人が集まりません。

残業時間も多いでしょうし、仮に入社しても、あまりの劣悪さや理不尽さに耐えかねて、できる人から逃げるように去っていきます。

それに優秀な人から順に既に辞めていってしまっているので、「学びになるような人がいない」といったことになりがちです。

したがって、いつまでも人材が定着することはありません。

残った社員の負担が増え続けるばかり

人材がいつまでも定着しなければ、残った社員の負担は増え続けるばかりです。

業務量は減らないまま、優秀な人がいなくなっていき、さらにラッシュが続くとなれば、残業時間は今よりも増える一方でしょう。

そういった職場に残るのなら、この先は負担が減ることはないと覚悟するしかありません。

人手不足で事業縮小、会社の売り上げが減り、ボーナスカットも?

人手不足が継続すれば、事業縮小の判断を経営層が下すケースもあります。

そうなると、部署の仕事がなくなったり会社の売り上げがガクッと減ったりしますので、給与面にも悪い影響を及ぼします。

昇給は見込めないでしょうし、ボーナスが大幅にカットされることもあるでしょう。

著しく業績が下落した会社は、ボーナスが支給されないこともあります。

退職ラッシュが止まらなければ、最終的には倒産する

退職ラッシュが続き、優秀な人がいなくなり、さらに良い人材が集まらなければ、その会社は最終的に倒産します。

もちろんそれはかなり先の未来になるかもしれませんが、少なくともその間、あなたの負担が軽減されることはないと思います。

人がいなければ、「今いる人だけでなんとかするしかない」という気合だけで突き進むことになり、人材が入ってきても、「この会社はヤバい」と見切られて、定着することもありません。

退職ラッシュが続く会社にいるあなたは、次に何をすべきか

会社の採用事情を把握する

退職ラッシュが続くような会社にいるなら、すぐに辞めるというのは避けましょう。

焦った行動は禁物です。

まずは、会社の採用事情を把握するところから始めてください。

退職ラッシュが続く会社の仲にも2種類あります。

「頑張って採用をして、人を増やそうとする会社」と「人材に投資する気がない会社」です。

前者の場合は、まだ望みがあります。

採用活動を積極的に進めているのであれば、まだ今の状況が楽になる可能性はゼロではありません。

後者の場合は、残念ながら、その退職ラッシュに乗って辞めた方が良いでしょう。

派遣スタッフなどの受け入れ予定がないか確認する

もし優秀な人材が採用できないという場合でも、派遣社員を受け入れることで、既存社員の負担が減ることもあります。

派遣スタッフであれば、繁忙期だけ期間限定で入ってもらうといったこともできますし、正規雇用ではないので、会社側も受け入れのハードルが低いです。

なので、採用の予定がなくても、派遣スタッフの受け入れを検討していないかを確認してみてください。

もしその予定がないなら、会社は今の状況に対して打開策を講じていないということを意味します。

優秀な社員に辞めた理由を聞く

優秀な社員が相次いで退職している場合、可能ならその社員に辞めた理由を聞いてみてください。

優秀な人ほど視野が広く、その会社の状況を客観的に見ています。

そしてどういう点に見切りをつけたのか、この会社の将来性はどう見ているのか、優秀な人目線の判断を聞いてみましょう。

そうすると、自分の思いもよらなかった視点で今の職場を見られるはずです。

危機感を感じたら、いさぎよく次の会社に移る準備を始める

もし危機感を感じているなら、いつまでもぼんやりしているのはもったいないです。

優秀な人から順に辞めていっている会社に残るメリットはほとんどありません。

とはいえ、いきなり辞めるのも判断を誤りかねないので、まずは転職サイトなどに登録し、今の職場よりも待遇が良い会社はないか探してみるのがおすすめです。

まとめに入る前に

ここ3ヶ月以内に、一瞬でも「会社辞めようかな…」とリアルに頭をよぎったことはありませんか?

なければ読み飛ばしていただいて構いません。しかしもし「正直、環境を変えることも考えている」という方は、この機会に小さな一歩で良いので何か準備を進めてみるのもおすすめです。

少なくとも「10年後も今の職場で働くつもりですか?」と聞かれて、はい、と即答できないのであれば、いつでも転職できる体制作り(準備)くらいはしておいても損はないでしょう。

転職は考えてないけど、10年間も今の職場にいるのは流石に…

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さいごに:退職ラッシュで崩壊寸前な職場は、辞める時期を遅らせるほど辞めづらくなる

退職ラッシュで崩壊間近な職場について解説しました。

一つ最大の注意点として、退職ラッシュで崩壊寸前な職場は、辞める時期を遅らせるほど辞めづらくなります。

優秀な人ほどそれを見越して、サクッと見切りをつけているわけです。

後の方になるほど、引き止めが強くなったり、既存のスタッフで大量の業務をさばきながら転職活動をしなければならなくなったりと、大変なことばかりです。

なので、今の職場の将来性に不安を抱いているなら、その瞬間から行動してみることをおすすめします。

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