50代看護師におすすめの職場
50代看護師の転職先は、介護施設・訪問看護がおすすめ。経験を活かせる上に、同世代が多く、居心地良く働けるため。検診・健診センターもルーティンワークが多いので人気。職場から近いクリニックというのも私生活に影響が出にくくて良い。経歴や住んでいるエリアによってまだ選択肢はどんどん増えてくると思うので、転職サイトから紹介してもらうのがおすすめ。
50代看護師におすすめの転職サイト
転職サイトは若者向けのところに登録してしまうと、年齢を理由に実質お断りされたり、対応を後回しにされたりして不快な思いをするだけなので(例えば有名どころでも「マイナビ看護師」は若手向けなので断られやすい)、全世代対応で求人数が圧倒的に多いレバウェル看護を利用するのがおすすめ。※レバウェル看護の口コミはこちら
50歳代看護師転職は何処がいい?まずは、おすすめの転職先から
50代看護師の転職となると、体力的にハードすぎる職場は避けるのは前提として、「近い世代の看護師・職員が多い」という観点が重要です。少なくとも、20代そこそこの看護師が過半数の若い組織で彼女たちを率いるポジションよりは、同世代の集団でそれほどハードさもない環境の方が、居心地の悪さを感じることなく「看護師としての次のキャリア」に移行できるのではないかと思われます。そこで職員の年齢層に焦点を当てて、50代看護師のセカンドキャリアにおすすめの職場をピックアップしてみました。
介護施設
介護施設で働く女性職員の平均年齢は49.2歳。割合を見ると、「50 歳以上 55 歳未満」が 15.8%で最多、次いで「45 歳以上 50 歳未満」が 15.4%となっており、あなたの年齢とかなり近い方が多いことが分かります。(令和3年度「介護労働実態調査」)
メイン業務は、入居者のバイタルチェック。医師の指示のもと服薬管理、点滴・採血などの医療行為を行うこともありますが、施設対応できる安定した状態の入居者を診ることになるので、急を要するような場面も少なく、精神的な負担は少なめ。
一人で看護業務を行うことが多いので、経験豊富な看護師さんほど採用されやすいです。
訪問看護
訪問看護も、看護師の次なるステップとして人気の職場です。新人・中堅のうちから訪問看護に携わる人は少なめで、実際に訪問看護師は50代以上が全体の4割を占めます。(平成30年「衛生行政報告例」より)
患者の自宅を訪問して在宅ケアを行うので、基本的に日勤のみの職場が多く、ほとんどの訪問看護ステーションは土日休み。当番制オンコール対応はあるもののそれほど頻繁ではないので、大きな負担にはなりにくいです。
主な業務は、バイタルチェックや褥瘡処置、人口呼吸器の管理など。経験と適切な判断が求められるので、熟練の看護師ほど採用ニーズは高くなります。
検診・健診センター
検診・健診センターもおすすめできます。
スムーズな検査実施をサポートする役割で、測定や採血、心電図、診療補助など業務は完全にルーティンワーク。患者さんと深く関わりもなく、ある種淡々と効率的に作業するような仕事が希望なら、最適かもしれません。
年齢層に関するデータはありませんが、カレンダー通りの休日・夜勤や残業もほぼなし(企業や学校健診がある4~6月は繁忙期になるが)といった背景もあり、子育て中の看護師さん・ある程度キャリアを重ねた看護師さんが多い職場です。
「自宅近くのクリニック」もアリ
看護師としてのキャリア云々はさておき、完全私生活重視の方は、自宅近くのクリニックという観点で探すのもアリです。クリニックのサイトに看護師募集記事を掲載していることもありますし、なくても問い合わせれば面接してもらえることもあります。
院長や看護師の評判が良いクリニックが近くにあれば、候補に入れてみても良いかもしれません。
50代看護師の求人・転職サイトはどこがいい?(サイトによってはお断りされる)
転職先の候補を増やしたい時や、自分では思いつかない新しい選択肢を得たい時は、転職サイトからあなたに合った職場を紹介してもらうのがおすすめです。「こんな職場で働く未来もあるのか」と視野を広げる意味でも、転職を考えたタイミングで活用してみるのが良いでしょう。
ただし、年齢層によって合わない転職サイトもあります。例えば、多くのネット・ブログ記事でおすすめサイトとして紹介されている「マイナビ看護師」は、20~30代の若手向け。50代の看護師が登録しても、ターゲット年齢層から大きく外れるので「紹介できる求人はありません」と実質お断りされる可能性が高いです。(されなかったとしても、連絡を後回しにされたり雑な対応になる)
そこで本章では、年齢層問わず(むしろ経験豊富な看護師ほど積極的にサポートしてくれる)転職サイトをまとめました。
レバウェル看護 |転職サイトの定番。年齢・地域問わずサポート
- 公開求人だけで14万件超え、業界トップレベル
- 地方でも豊富な選択肢が手に入る
- 年齢層問わず、高評価
レバウェル看護(旧・看護のお仕事)は、14万件以上の公開求人数を誇る看護師転職サイトです。
求人数はここで紹介するサイトの中でトップクラス。求人数が10万を超えるサイトはレバウェル看護以外になく、まさに桁が一つ違います。
サポートエリア全国なので、地方の看護師さんでも利用可能です。これだけ多くの求人を扱っていますので、地方であってもよほど難しい条件を指定しない限り、「求人がない」ということはないと思います。
レバウェル看護は、オリコン満足度調査(2022)において、担当者の対応/紹介案件の質の2部門で1位を獲得した実績もあります。求人数だけではなく、その内容や担当者の対応も高く評価されている転職サイトです。また、LINEでやり取りできる点も便利です。
看護師転職サイトはそれぞれ強みがありますが、「求人・担当者の対応ともに高水準のサービス品質のサイトで、どれかおすすめを1つ選ぶとすれば」と聞かれると、まずレバウェル看護が第一候補にあがるかと思います。
口コミを確認(ここをタップ)
前回の転職も含めて計4社使ってきたんですが、レバウェル看護が1番丁寧で求人数も多くて、私には合ってました!
https://twitter.com/7ns1225/status/1553960866785005570
本当に転職したいなら、レバウェル看護だと思う。理由は取り扱ってる求人件数が他と比べてめちゃくちゃ多いから。
https://twitter.com/kan_iku/status/1625442608586821632
とにかく、さすが「レバウェル看護」って感じの求人情報量とレスポンスの速さ、人当たりの良さ。距離感も最高でした
https://twitter.com/yokodapon/status/1550409125812895744
レバウェル看護に登録したら、めっちゃ丁寧に、日勤だけとか、夜勤含めてならいつ頃から転職サイト募集かけますとか言ってくれて感動した。ナース専科転職(旧:ナース人材バンク)の人はそれすらも教えてくれなかったからなぁ
https://twitter.com/__yuiyui0514/status/1225757405029396480
レバウェル看護の女性の担当の方めちゃくちゃよかったよ。こんなポンコツでめっちゃコロコロ条件変えるのにそのたびに求人紹介してくれた。泣けた。
https://twitter.com/yowakichan_109/status/1281471451346812931
前回の転職の時、レバウェル看護の担当さんめちゃくちゃ親身になって下さって、履歴書や面接対策も電話やメールでしっかりみてくれました。満足度1位なのは納得でした!
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レバウェル看護→昔の同僚がここで一般企業に転職したという話を聞き、即登録。結果一番使った転職サイト。対企業面接対策をしっかりしてもらえたのがありがたい。治験コーディネーターの内定もらえたし、一般企業の内定ももらえた。何よりLINEでやり取りできるのが本当に楽。
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レバウェル看護ってとこに登録したけど、初回に電話で聞き取りして、あとはLINEで送ってきてくれるから気が向いたときに見れるよ。
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私電話嫌いなんですけどレバウェル看護は電話無理って言ったらLINEでやりとりしてくれましたよ
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【公式】https://kango-oshigoto.jp/
おすすめ年代 | 20~40代 |
エリア | 全国 |
LINEで連絡 | ◎ |
ナースではたらこ|クリニック求人に強い
- オリコン満足度No1のお墨付き
- クリニック求人が多い
- 非常勤OK
ナースではたらこは、オリコン顧客満足度1位を獲得した実績のある看護師転職サイトです(2022年度)。
全国の求人を保有しており、その中で求人の8割をクリニック求人が占めています。もはやクリニック特化型サイトと言っても良いでしょう。夜勤無しで働きたいといった方にぜひおすすめしたいサイトとなっています。また、一般的なサイトだと非常勤は対応を後回しにされやすいですが、こちらはその心配もありません。
こちらもエリアは限定しておらず、地方であっても問題なく利用できます。
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いくつか利用しましたがナースではたらこは対策をたくさんしてくれたり対応がとても良かった印象でした!!今の美容クリニックはナースではたらこを利用して内定頂きましたよ!
https://twitter.com/naaatsu_o2/status/1629525292116250625
私はマイナビ看護師とナースではたらこに登録してマイナビから1個、はたらこから2個クリニック紹介してもらって、全部内定もらいました!
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ナースではたらこ、私の担当の方がとても良い人でサクサク話が進み転職先が決まりました
https://twitter.com/curry_disciple/status/1293670227251585024
【公式】https://iryo-de-hatarako.net/
おすすめ年代 | 20~40代 |
エリア | 全国 |
LINEで連絡 | ◎ |
看護プロ|地域特化型ならではの情報の質の高さ
- 情報の詳しさに強み
- 年齢が高くても断られない
看護プロは、年齢層問わず積極的にサポートしており、40~50代から特に高評価です。極端な話、定年間近の看護師でも断られることはありません。
看護プロは地域特化型転職サイトで求人数もそれほどないですが、その分情報の質に強みを持っています。例えば看護プロは求人に病院の内部事情に関する情報を載せており(会員限定)、いわゆる”入ってみなければ分からないこと”を事前にチェックできるようになっています。
看護プロの求人票にある項目
職場環境 / 人間関係 / 残業時間 / 休みの取りやすさ / キャリアアドバイザー現場レポート
これはアドバイザーが直接病院を訪れて情報収集したり、実際に入職した看護師さんに聞き取りをおこなったりして集めているリアルな情報となっています。
全国的なサイトだと、どうしてもこのような対応は難しく、表面上のデータ情報しか分かりにくい側面があります。看護プロは限られたエリアだからこその情報収集力がある点が強みで。それもあってか2023年のゼネラルリサーチの調査(看護師1,004人対象)では「看護師さんが選ぶ人材紹介会社 No.1」に選ばれた実績もあります。
50代看護師の転職でよくある質問
50代で夜勤ありの職場は避けた方が良い?
最終的にはご自身の体力をかんがみて判断すべきですが、無理をし過ぎない方が良い年齢ではあると思います。日本看護協会の相談窓口でも、以下のような内容が目立ちました。
2交代で月4~5回夜勤をする50代看護師です。血圧が高く降圧剤を服用しており、疲労が蓄積しています。夜勤を減らしてもらえるでしょうか
https://www.nurse.or.jp/nursing/shuroanzen/madoguchi/backnumber/yakinfutan.html
また事業主には職員の安全配慮義務があるので、看護師さんご自身が大丈夫と断言しても、病院側としては「できれば20~30代看護師に夜勤対応してほしい」というのが正直なところかと思います。
病院への転職なら「7対1看護の病院」など、スタッフ1人当たりの担当業務量が少ない場所に絞って探した方が良いでしょう。
50代新人看護師・准看護師で採用してくれる病院はある?
現実的には、ほぼないと考えた方が良いでしょう。病院勤務自体難しいでしょうし、少なくとも、転職サイト経由だと確実に採用されません。近くのクリニックで直接問い合わせて、面接を設定してもらい、あとは熱意で採用を勝ち取るというのが唯一の方法です。
転職で仕事が覚えられないのが不安
確かに50代看護師の転職で、全く未経験の分野に転職すると、かなり苦労することになると思います。そのため転職先選びは、これまで自分が携わってきた診療科に関する職場を選ぶのがベターです。
違う仕事から転職して、50代から看護師を目指すのは難しい?
かなり難易度が高い道ですが、准看護師なら不可能ではないと思います。とはいえ、資格取得に3年(准看護師なら2年)はかかりますし、その後の就職先探しで難儀します。また、もし仮に就職できても周りは年下のベテランばかりなので、居心地は悪いと思います。