仕事が遅い人はずるいし迷惑【あなたは尻拭いで損をするだけ】
仕事があまりにも遅い人って、イライラしませんか?
要領が悪くてとろい人は見ててストレスが溜まりますし、わざと手を抜いている人に「働かずにずるい」と感じることもあると思います。
結局そのしわ寄せは、仕事をテキパキ取り組んでいる人のもとにきますからね。仕事が遅い人が楽できて、真面目にしているあなたが尻拭いをしなければいけないなんておかしいと思います。
ではこのモヤモヤは一体どう折り合いをつければ良いのでしょうか。
この記事では「仕事が遅い人ってズルいよね」というモヤモヤを解消していき、その後、仕事が遅い人とどう接すれば良いのかについて解説していきます。
そして最後には余談として、仕事が遅い人に待ち受ける悲惨な末路についてお話しますので、ぜひ最後までお読みください。
仕事が遅い分、誰かにしわ寄せがくる
仕事が遅い人が職場に一人でもいれば、できる人の負担は急増します。
できない人の分を、できる人がしてあげないといけないわけですね。
しかも仕事が遅くて丁寧ならまだしも、仕事が遅い人はたいていミスも多いです。
そうすると、そのミスの尻拭いも、できる人がしなければならなくなります。
皮肉なことに、その人がいない方が仕事が楽に回る、なんてこともあると思います。
言ってしまえば、仕事が遅い人というのは迷惑な存在なわけですね。
給料がそれほど違うわけでもない。正社員はもちろん、パートならなおさら
仕事が遅く周囲に迷惑をかけているにもかかわらず、仕事が遅い人と早い人で、給料がそれほど違うわけでもないと思います。
下手したら給料が同じということもあるのではないでしょうか。パートやバイトだと、時給が大きく変わることもないでしょうから、なおさら理不尽ですよね。
やっている仕事の量や難しさは明らかに違うのに、それに対して得られる報酬が同じというのは明らかにおかしい話です。
もちろん、仕事ができる人ほど昇給しやすい面はあると思いますが、それも微々たる程度です。
わざと残業するセコい人もいる
あと仕事が遅い人の中には、わざと残業しようとする人もいますね。
真面目にやれば普通に終わる仕事を、意図的にだらだらとやって、残業代を稼ごうとしているわけです。生活残業というやつですね。
こういう人は会社にとって迷惑ですし、なによりセコい発想だなと思います。
仕事は早く終わらせて早く帰って、自分の好きなことしたいですよね。
仕事をわざを遅くする人は、帰っても特にすることがないのでしょう。それもそれでかわいそうな気もしますけどね。
仕事が遅い人ほどイライラを逆撫でしてくる
仕事が遅い人って、他人の神経逆撫でする才能があるんじゃないか?レベルで、見ててイラつく瞬間もあると思います。
動きがとろいから見てるだけでイライラする
仕事が遅い人って、なんとなく動きがとろいですよね。
一挙手一投足がすごくゆったりしていて、「なんでそんなに急がないんだろう」というようなペースで行動していませんか?
仕事が早い人からすると、見ているだけでイライラしてしまうのではないかなと思います。
例えば、仕事の準備を1つするにしても、テキパキできないので、仕事に取り掛かるタイミングも遅くなります。
当然、業務スピードも遅いわけですので、決められた時間までに終わらず、他の人が代わりにしなければならなくなります。
「おっとりな人」「マイペースな人」といえば聞こえがいいですが、仕事は集団で進めるものなので、自分のゆったりとしたテンポで周りを巻き込むというのは非常に迷惑な話です。
仕事が遅いのに忙しそうな顔をしているし、改善する気がない
仕事が遅い人の中には、なぜかいつもバタバタと忙しそうに見える人もいます。
わざと忙しそうなフリをしているか、仕事の要領が悪すぎるかのどちらかですね。
わざと忙しそうなフリをするのは、自分にこれ以上仕事が回ってこないようにするためでしょう。
周囲に忙しさをアピールしているわけですね。
仕事の要領が悪すぎる人は、普通のタスクでも平均以上に時間がかかります。もっと要領よく動けばいいものの、改善しようという気持ちすらなく、その改善しようともしない感じが余計に腹立たしいですね。
仕事が遅いことに対して、申し訳ないと思っていない
仕事が遅い人の中には、どれだけ仕事が遅くても平気そうな顔をしている人もいます。
周りが迷惑を被っているのに、それに対して申し訳なさそうな顔を全くしないんですね。
助けてもらうのが当たり前になっているのか、周りに迷惑がかかっていることに気づいていないのか、どちらか分かりませんが、いずれにせよ、当たり前のような顔をして平然と普通に接してきます。
その人のせいで仕事が増えたり、残業が増えたりしているのにもかかわらず、申し訳ない感じを出さず、それどころかカラッとした態度で「ありがとう~」と言ってくるような人も珍しくありません。
仕事が遅い人の心理【他人の迷惑なんてお構いなし】
仕事が遅い人は何を考えているのでしょうか。結論としては、周りの迷惑は自分に関係ないと思っている節がありますね。
いつまで経っても仕事が遅い人は、周りが助けてくれるのが当たり前になっています。
自分ができなくても周りがやってくれるので、努力して仕事の能力を上げる必要がないわけですね。
何度も同じ失敗をしたり、少し気を付ければ気づくはずのミスを繰り返したりする人は、心のどこかにこの「誰かが尻拭いしてくれるから大丈夫」という慢心の気持ちがあるはずです。
向上心もなく、周りに甘えているわけですね。
だから仕事も必要以上に頑張らず、その頑張らない分のしわ寄せをあなたがやっているというわけです。
というか、仕事が遅いというのは見方を変えれば得ですね。
仕事が遅い状態であれば、周りが代わりにいろいろやってくれて、しかも難しい仕事を割り当てられることもありません。
難易度が高い仕事ほど、真面目で仕事が早い人のもとに回ってきますからね。
そうなると仕事が遅い人にとっては非常に楽で好都合です。別に仕事が遅いのを改善する必要がないわけですね。
改善してしまったら、仕事をたくさんしなければならなくなるので、今の状態、遅い状態のままでいた方が良いと考えているのかもしれません。
仕事が遅い人は末っ子 / 一人っ子気質で、仕事が早い人は長男長女説
私がこれまで経験した職場で、仕事が遅い人というのは、末っ子・一人っ子気質の人が多かったように思います。
自分が何もしなくても周りがいろいろ手を焼いてくれて、なんとなく物事が上手く進んでいくという状態に慣れてしまっているのです。
自分が頑張って仕事のペースを早くする必要というのは、そもそもありません。周りに甘えれば、自分は楽なままで同じお給料がもらえるわけですから。
それに対して、あなたのような仕事が早い人は、どちらかと言うと長男長女気質が多いです。
人の面倒を見る役割をさせられがちで、かつ「放っておけばいいのに、放っておけない」といった人の良さも持ち合わせているタイプです。
末っ子気質の人と長男長女気質の人が同じ職場にいた場合、どうしても長男長女気質の人がテキパキと仕事を進めてしまい、業務が偏っていくということはよく起こります。
仕事が遅い人は根本的に仕事に対するやる気がない。だからこそいつまで経っても向上しない
仕事が遅い人は、そもそも仕事に対するやる気が全くないことが多いですね。
仕事ができるようになろうといった向上心や、遅いことに対する悔しい感情が全くなく、「勤務時間に会社に居れば給料がもらえる」という発想です。
この発想がベースになると、どれだけ仕事をしても意味ない(むしろ頑張るほど損をする)ので、同じ時間働き、同じ給料をもらうのであれば、できるだけ手を抜いた方が合理的だと考えるようになります。
自分が率先して仕事をしたり、仕事をテキパキ進めたりといったことは、その人にとって損なわけです。
そのため、いつまでたっても仕事が遅いままなのです。
不真面目なパートの人でよくいるタイプです。「どうせ同じ時給なら、ダラダラやっても一緒でしょ」と自分だけ楽をして、周りに迷惑をかけているわけですね。
それなのに、その人とあなたが同じ給料というのは、なんともずるい話です。
仕事は良い成果を出そうとしたり、みんなで業務を成功させようという発想がないため、同じ時間働き、同じ給料をもらうのであれば、できるだけ手を抜いた方が合理的だと考える傾向があります。
仕事が遅い人は放置が一番。頼まれても手伝わない
仕事が遅い人が職場にいるなら、結論、放置しておくのがベストです。
ここまでお話ししたように、仕事が遅い側は得、仕事の尻拭いをする側は損なので、
「誰に何を頼まれても手伝わない」「イライラするので視界にすら入れない」くらいのスタンスで良いでしょう。
仕事が遅い人は、手伝ってもらうことに慣れていて、その状況に甘んじていますので、手伝ってもらうのが当たり前ではないことを本人に自覚してもらう必要があります。
つい手伝ってあげないと思ったり、その人のためじゃなくても職場全体のため(あるいは会社の顧客のため)にやらなければと思うかもしれませんが、そこは我慢して、何もせず放置すべきです。
そうしないと状況は何も変わりません。
もしその人の仕事を頼まれたら断る
仕事が遅い人がやるはずだった仕事を、本人ではなく上司から頼まれることもあると思います。その場合も、極力断るべきです。
そもそも、上司が適切に仕事を割り振っていないから、業務の負担の偏りが発生しているわけですよね。
上司という立場から見ると、チームの仕事が円滑に進むことが最優先なわけなので、どうしても仕事が早い人に頼りがちになります。
一人ひとりの負担という部分にあまり意識を向けていません。
結局のところ、あなたにばかり負担がきて、理不尽でおかしいという状況は、言わなければ伝わらないのです。
わざと仕事を遅くしているようなら、その場で一番偉い人に怒ってもらう
明らかにわざと遅くしている人がいるなら、その職場で一番偉い人に怒ってもらうのが最も効率的です。
あなたが直接言っても空気が悪くなるだけなので、避けましょう。
密告するようで心苦しいかもしれませんが、仕事をわざと遅くやっているという状態がいつまでも続けば、あなたの負担も減りませんし、同じように周りの負担もずっと増え続けるままです。
その状況に耐えかねて優秀な人が退職し、仕事が遅い人が残るという皮肉な状況になる可能性も十分にあり得ます。
真面目に仕事をしても遅い、ならなおさら放置が大事
真面目に仕事を頑張っていて、それでも遅いという人であっても、手伝うべきではありません。それは、その人の成長の機会を奪ってしまうことでもあるからです。
仕事が遅いながらも、一生懸命頑張っているにほど、手伝わないという関わり方が必要です。
仕事が遅い人にかける言葉
とはいえ、完全放置も難しいと思いますので、仕事が遅い人に、嫌味にならずに角を立てずに仕事をスピードアップしてもらうには、次のような言葉をかけてみてください。
あえて頼る発言をする
結論、仕事が遅い人には「これ○○さんが上手いからお願いしたい」のようなあえて相手を頼るような言葉をかけるのが有効です。
人は頼られたらその分頑張りたくなるものなので、相手に協力を求めることで、相手が積極的に取り組む意欲を引き出せます。
そもそも仕事が遅い人は、普段周りから頼られることがありません。
そして頼られることがないと、頑張ろうという気にならず、仕事が遅くなり、その結果誰にも頼られない、という悪循環に陥ります。
一見意味がないように思えるかもしれませんが、「仕事が遅い人をあえて頼る」というのは、相手のモチベーションを引き出すためにも有効なのです。
仕事が遅い人の末路
ここまでは、仕事が遅い側は得、仕事の尻拭いをする側は損という話をしてきました。
ただし、これは短期的に見たときの話。
長い目で見たとき、仕事が遅い人の末路は悲惨です。
周りから人が離れていく
仕事が遅い人は、周囲の同僚や上司から敬遠されます。今は優しく手助けしてくれる人もいるかもしれませんが、いずれは身を引いていくでしょう。
簡単に言うと、信用がなくなるということですね。
仕事が遅い人が1人いるだけで、進捗が遅れ、全体のスケジュールが狂ってしまうことがあり、他のメンバーに迷惑をかけることになるので、遅い人には仕事を任せられません。
一度信頼が失われてしまうと、重要な業務から外されたり、チーム内でのコミュニケーションが減ることがあります。
これにより、仕事が遅い人は孤立してしまい、悲惨な状況に陥ることがあります。
後輩に抜かされて惨め
仕事が遅い人は、同じ年代や後輩に比べてキャリアアップが遅れることがあります。
例えば、若手のうちから仕事が早くて能力のある後輩が入社し、自分よりも早く昇進や役職に就くことがあるかもしれません。
そういった状況に置かれた場合、自分が後輩に抜かされていることを痛感し、自己評価が下がり、惨めな気持ちになるはずです。
このような状況は、自分の仕事に対するモチベーションをさらに下げる原因にもなり、悲惨な未来を招くことがあります。
転職しようにもできない
仕事が遅い人は、いつまでたってもスキルや能力を身につけようとしません。
そのため、いざ転職しようとなったときにできなくなってしまうのです。
これは完全に本人の自業自得と言えますね。
一方、仕事が遅い人の肩代わりをするようなあなたであれば、転職も難しくはないのかなと思います。
もし仕事の遅い人のせいで明らかに不公平な状況に陥っているのであれば、職場を変えてみるという選択肢もあるかもしれません。
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まとめ:仕事が遅い人はとにかく放置すべし
仕事が遅いとずるいと言う話をまとめてみました。
結論としては、仕事が遅い人はとにかく放置しましょう。
間違ってもサポートしたり、周りで助けたりしてはいけません。
どうせ同じ給料なのですから、仕事が遅い人にも同じだけの作業をしてもらうようにしましょう。
それ無理ならいっそ環境を変えるというのもアリかもしれません。そもそも仕事が遅い代わりに業務を負担しているという場合、ビジネススキル的に転職も難しくないはずです。