ビズリーチを使った看護師の口コミをまとめ、転職に使えるのか検証しました。
ビズリーチを使った看護師さんの口コミを調査したところ、企業への転職を目指す看護師からの評価が高いことが判明。
- 企業からスカウトが届いたという口コミ多数
- 高年収求人が多いので、夜勤がなくなる一般企業転職でも、収入が下がりづらい
- 看護師としての職歴をしっかり入力しておけば、スカウトは届く
しかし、看護師→看護師の転職では不向き。ビズリーチはそもそも病院求人がほとんどない。病院・クリニック転職なら、「看護師転職サイト(紹介会社)ランキング発表」で紹介しているような看護師専門の転職サイトを使った方が良い。
おすすめ転職サイトは「レバウェル看護(求人数最多で、オリコン満足度調査3冠実績あり)」か「ナースではたらこ(クリニック転職に強い)」。どちらも求人数に強みがあり、転職支援実績も豊富。
ビズリーチを使って転職活動をした看護師の口コミ【良い評判】
早速、ビズリーチ利用経験者の口コミを見ていきましょう。全体的に良い評判が多かったので、ポジティブな内容のものから紹介していきます。
有名企業からプラチナスカウトをもらえた
市場価値を知りたくてビズリーチ登録してみたら、年収低いのに審査通っちゃった。 看護師・保健師免許が強いのか、TOEICか、それとも20代だから将来性を買ってもらえたのか。某有名企業からプラチナスカウトを頂いてしまった。しかも産業保健の(Twitter)
ビズリーチはハイクラス層向けのプロモーションをしており、登録には審査が必要なので、やや敷居が高いイメージを持たれやすいです。
しかし、審査は全く厳しくなく、特に平均より年収が高い看護師なら基本的に通過します。
企業から直接送られてくるスカウトのことです。
無作為に送られてくるわけではなく、登録者のプロフィール(職務経歴)を見た上で送ってくるもので、採用確度はかなり高め。面接は確約されています。
※プラチナスカウトを受け取るためには、職務経歴をしっかり記入しておく必要があります。
企業からもオファーが来る
最近、ビズリーチでヘッドハンターだけじゃなくて企業からの転職オファーも来てて嬉しい(デューダは企業から山のように来るけど、看護師免許関係ないわ、年収200-300万という半分以下の年収でオファーしてくるところもあるわで微妙だったから)(Twitter)
投稿者が比較しているdodaは一般企業転職でかなり有名な転職サイトです。
ビズリーチと違ってかなり機械的にメールが来るだけといった仕組みなので、スカウトには期待できません。
ビズリーチは前述の通り、職務経歴を見た上でスカウトが送られてくるので(特に企業はスカウトを送る回数に限りがあるので、慎重に送ってくる)、経歴とマッチした求人が来る傾向にあります。
ビズリーチだけで充分
(看護師からのキャリアチェンジで)転職活動するにあたっていくつか転職サイトに登録してエージェントともやり取りしてみたけど、実際のところビズリーチ1つで良かったと思う(Twitter)
看護師から一般企業への転職ではかなり使えるようです。
特にビズリーチは求人の年収水準が高いので、看護師→一般企業への転職でも、年収を落とさずに転職ができます。
看護管理職のスカウトがかなり届く
ビズリーチ、看護業界の管理職を探す採用事務局が増えたためか、この3ヶ月で5件ものプラチナスカウトが届きました。今は転職を考えていませんと提示してあるにも関わらず全国からスカウトが届きます。看護の管理職経験がある方なら登録しておいて損はないでしょう。(Twitter)
一般企業だけでなく、看護師のマネージャーポジションの採用でも活用されているようです。
一般企業に転職するならおすすめ
35で一般企業に転職しました。ビズリーチで求人を見かけて、医療Dx推進に関わる自分のやりたいこと×先方のニーズとしてありそうな条件を自分で探した結果でした。企画職経験等の条件に当てはまっていなかったので、ダメ元でエントリーしたら割と柔軟にポテンシャル採用の形でとってもらえた感じです。(Twitter)
登録するだけで連絡(スカウト)が来る
看護師からコンサルに転職した者です。一般企業でしたら(中略)、ビズリーチ(登録するだけで複数のエージェントや企業から連絡がくる)がおすすめです(Twitter)
今は転職するつもりがなくても、市場調査感覚でやってみるのがおすすめ
看護師から一般職は意外といけますよ。 ビズリーチでエージェントに相談してみると、自分の相場が分かります。 いまは転職しないけどっていう人でも市場調査感覚でやってみると面白いです。(Twitter)
微妙な口コミは強いて言うならこの1つ
高評価の口コミがほとんどを占めていましたが、強いて言うなら以下はやや微妙な書き込みでした。
看護師として働くには微妙かも
ビズリーチはマッチングアプリみたいな要素がありますので、楽しさみたいなものもあります。 看護師として働くには、求人が少ないため、企業に入りたい人向けのような印象があります。私も転職活動中なので詳しくはないですが。(Twitter)
投稿主も「詳しくないですが」と書いている通り、微妙に違っていて、実際はビズリーチも「病院の管理職ポジション」を目指す人であれば、スカウトが届くケースもあります。
しかしながら、普通の看護師求人はほとんどありません。
結論としては、「企業へ転職なら非常に使える」「看護師として転職するなら、マネージャーポジション(管理職など)であれば使える」といった感じです。
ビズリーチのメリット・デメリットまとめ&おすすめな看護師
ここまで紹介した口コミをもとに、看護師がビズリーチを使うメリット・デメリットを整理すると、以下のようになります。
- 職務経歴をきちんと入力すれば、企業からスカウトが届く
- 高年収求人をメインに扱っているので、夜勤がなくなる働き方をしても給与は下がりにくい
- 今すぐ転職するつもりがなくても、「自分がどのくらいスカウトが届くのか」で市場価値をチェックできる
- 看護師→看護師の転職にはあまりメリットがない
ちなみにビズリーチは、自分で求人を探して応募することももちろん可能です。
ここまでの内容を踏まえると、以下の看護師におすすめです。
- 看護師を辞めて一般企業に転職したい
- 年収は下げたくない
- マイペースに転職活動を進めたい
紹介型の看護師転職サイトと違って、電話がかかってきたりすることは一切ないので、自分のペースで転職活動を進めていく方に非常におすすめです。
<登録後、職務経歴の入力でスカウトが届くようになります>
ビズリーチは主に企業転職向け。病院・クリニック求人はほとんどありません。(あっても数件。ほとんどの地域では0件)
病院・クリニックへの転職を考えている方は、看護師専門の転職サイトを活用するのが確実です。看護師さんから評価の高いサイトをまとめましたので、こちらを利用してみてください。
おすすめ看護師転職サイト
レバウェル看護|求人数最多&オリコン満足度調査3冠!迷ったらコレ
レバウェル看護は、15万件以上の求人数を誇る看護師転職サイトです。
求人数はここで紹介するサイトの中でトップクラス。求人数が10万を超えるサイトはレバウェル看護以外になく、まさに桁が一つ違います。病院/クリニック/施設/企業など、あらゆる職場に対応しています。
レバウェル看護は、オリコン満足度調査(2022)において、担当者の対応・紹介案件の質・交渉力の3部門で1位を獲得した実績もあります。求人数だけではなく、その内容や担当者の対応も高く評価されている転職サイトです。
看護師転職サイトはそれぞれ強みがありますが、求人・担当者の対応ともに高水準のサービス品質のサイトでどれか1つ選ぶとすれば、まずレバウェル看護をおすすめします。
ナースではたらこ|評価実績が豊富なサイト
ナースではたらこは、オリコン顧客満足度(2022年度)で1位を獲得した実績のある看護師転職サイトです。
全国の求人を保有しており、その多くがクリニック求人です。パート求人であってもかなり積極的に紹介してくれます。運営14年以上とかなりの老舗で、転職支援歴が豊富なのもポイントです。
看護師転職でよくある質問
転職サイトに関する質問
転職サイトとは?
人材を採用したい病院と求職者をマッチングさせる人材紹介サービスです。以下のことをしてくれます。
- 非公開求人の紹介
- 病院への推薦(プッシュ)
- 選考対策(書類添削や面接回答のアドバイス)
- 給与交渉
- 面接日時の取り決め代行(便利!!)
求職者側に費用は一切かかりません。「今すぐ転職するつもりはないけど、情報収集のために使う」という方も多いです。
転職サイトはなぜ無料?
転職サイトは病院からお金をもらうビジネスモデルだからです。
病院に人材を紹介し、病院からの手数料を収益としています。なので求職者は完全無料で利用できるのです。
またそもそも人材紹介事業では、一般の求職者からお金をもらうのが禁止されています。
転職サイトを使う流れは?
以下の流れで進んでいきます。
- 会員登録
- 登録確認の電話と初回面談の日程調整
- 初回電話面談(ここで希望条件を伝える)
- 求人紹介が届く
- 気になる求人にエントリー
- 選考を受ける
気になることや疑問点があれば適宜質問できます。また、書類作成のアドバイスなどももらえます。
登録不要で検索から応募できる転職サイトは?
登録不要で応募までできる転職サイトはありません。
転職サイトは使わない方がいいと言われるのはなぜ?
転職サイト経由での採用を渋る病院もあり、結果的に選考で不利になるケースがあるからです。転職サイトを経由すると紹介料が発生し、病院側は金銭的な負担が生じます。人材採用にかけるお金がない、というお財布が危ない病院では、転職サイトというサービス自体に嫌悪感を持っている採用担当者もいます。
とはいえ、転職サイトを利用しないと選択肢がかなり絞られるのも事実。もはや転職サイトを使わずして求人を探すのは難しいと思います。
転職サイトを使っていることは病院にバレる?
バレることはまずありません。病院側は応募していない求職者情報を見れませんし、信用が命の人材紹介業は何より個人情報の扱いを徹底しているためです。
転職サイトではなく、スカウト型求人サイト(ジョブメドレーなど)であっても、ブロック機能がついているので、しっかりと対策していればバレることはないでしょう。
LINEでやり取りできますか?
できます。というより、大手サイトはLINEでのやり取りが主流です。
LINEを知られるのが嫌な場合は、メール・SMSメールでも問題ありません。
看護師転職サイトの断り方は?
転職サイトからの連絡が面倒になり、利用を断りたい場合は、以下のような文面で一報入れましょう。
いつもお世話になっております。〇〇です。
諸般の事情につき、転職活動を一時休止することとなりました。今後の求人紹介は不要で、転職活動を再開する際には、改めてこちらから連絡させていただければと存じます。よろしくお願いいたします。
転職サイトを使うデメリットは?
転職サイトは求職者の内定が決まって収益が出る仕組みなので、一部の悪質なエージェントに当たってしまうと、とにかく応募しましょう、と急かされることがあります。
転職の希望や軸が明確ならきっぱりと意思表示できると思いますが、押しに弱い人やエージェントが正しいと思いこんでしまう人は、本当は希望していない病院に応募してしまうこともあります。
転職サイトを利用する際には、希望条件や譲れない条件、NG条件などを明確にしておき、希望に沿わない求人は応募しないことが重要です。
看護師転職サイトを使うメリットは?
以下のようなメリットがあります。
- 「何から初めて良いか分からない状態」からスタートして、転職成功までたどり着ける
- 腕の良い担当者なら、良い求人を見繕ってくれる
- 主体的に動かなくても、転職活動が半自動的に進む
- 選考落ちの理由が分かるので、看護師としての市場価値と改善点が分かる
- 採用担当者にプッシュしてくれる(転職成功すれば収益になるため)
- 選考の日程調整を代行してくれる
正しく選べば、デメリットよりもメリットの方が大きいです。
転職サイトを使う際の注意点は?
以下の点は必ず意識してください。
- 担当アドバイザーに頼りきりになりすぎない
- 複数のサイトから同じ病院に応募しない
- 求人情報は自分で目でしっかり確かめる
特に担当アドバイザーを全面的に信用してしまう人も多いのですが、あくまで「求人を紹介してくれる人」に過ぎません。アドバイスも客観的に見えて、自社経由での採用につながりそうなバイアスがかかっていることがあるので、あくまでアドバイスは参考程度に聞き、最後は自分で判断する姿勢が欠かせません。
転職サイトに断られることはある?
利用対象外の場合は、断られることがあります。例えば、地方に住んでいて紹介できる求人がほとんどないケースです。
また、あまりに短期離職を繰り返していたり、ブランク期間が長すぎたり(20年以上など)する場合は、「紹介できる求人はありません」とやんわり断られることもあります。
転職サイトの選び方は?
複数まとめて登録し、最初のキャリア面談で「信頼できそう」と感じたところをメインで使うのが賢いやり方です。
転職サイトのサービス内容は、どれも求人紹介・選考対策・日程調整代行・年収交渉代行の部分は同じです。(利用無料でサービス内容に差がないので、エージェントは差別化が難しい業態)
そこで転職サイトは、「どのサービスか」よりも「誰に担当してもらうか(担当エージェント)」が重要なので、まずは比較検討してみることをおすすめします。
お祝い金はある?
原則、ありません。お祝い金制度は2021年に法律で禁止されました。
しかし一部の求人広告型転職サイト(ジョブメドレーなど)は、禁止対象ではありません。なので、「勤続支援金」という形でお祝い金を贈呈しているサイトもあります。
看護師転職サイトのトラブル事例は?
以下のようなトラブルが想定されます。
- 情報のズレ(転職サイトの情報伝達ミス)
- 重複で応募が進んでしまう
- 担当者との相性が最悪
- 担当者の業界知識が不足している
また、悪質な転職サイトでは以下のようなケースも報告されています。
- 連絡があまりにしつこい
- 着信拒否しても別の番号からかかってくる
- いざ働いてみると聞いていた話と違う(嘘・騙された)
- 退会したのに連絡が来る(個人情報が削除されていない)
- 勝手にエントリーされた
看護師転職サイトで内定が決まった後に辞退しても良い?
もちろん構いません。以下のような連絡を担当者にしておけば大丈夫です。
先日内定をいただきました○○病院ですが、内定を辞退させていただきたく存じます。
せっかくサポートしていただいたのにも関わらず、このような結論となってしまい、大変申し訳ございませんが、何卒よろしくお願い申し上げます。
看護師転職サイトはしつこい電話がくる?
看護師転職サイトは登録すると確認の電話がくるのですが、そのことを知らずに無視すると、何度かしつこめに電話がきます。
なぜなら確認の電話に出ない限り「仮登録」の状態が続いてしまうからです。
その電話に出れば、あとは連絡手段をLINEやメールに設定できるので、しつこい電話がくることはありません。
転職サイトは新人看護師でも使って良い?
全く問題ありません。新人となると紹介できる求人の幅は狭まりますが、それでも今後のキャリアを見据えた職場を提案してくれます。
新人だからといって利用を断られることはありません。
看護師転職サイトの非公開求人とは?
転職サイトの求人検索欄に掲載されていない求人のことです。
会員登録すると紹介してもらえるようになります。
看護師転職サイトの紹介料はどれくらい?
採用が決まった看護師の年収の20%ほどが相場です。
なので例えば年収500万円の看護師を採用すると、病院は転職サイトに100万円ほど支払います。
看護師転職サイトを使わないで転職する方法は?
以下のやり方があります。
- 病院に直接問い合わせて応募
- ハローワークの活用
- eナースセンターの活用
転職サイト以外だと、eナースセンターがおすすめです。都道府県看護協会が行う職業紹介で、転職サイトと同じように専門員に相談しながら仕事を探せます。
復職者向けの研修なども行っているので、ブランクがある方にもおすすめです。
会員登録不要の看護師転職サイトは?
求人をとりあえず見てみる、くらいならどのサイトでもできます。
しかし、会員登録不要で応募まで可能なサイトはありません。また、多くのサイトでは求人詳細を見る際も会員登録が必要になります。
転職サイトとハローワークはどちらを使うべき?
転職サイトの利用をおすすめします。なぜなら、ハローワークは「情報が虚偽だった」といった報告が多く、また制度も古いため求人が探しづらいからです。ハローワークで仕事を探す人はだんだん減っています。
転職サイトに登録するのは退職してからの方がいい?
在職中からで構いません。というより、働きながらの転職活動を効率的に進めるためにこそ、転職サイトは使った方が良いです。
求人を探す手間が省けて、病院とのやり取りを全て代行してくれるからです。極端に言うと、決められた日に面接に行くだけで済みます。
リクルート社が手掛ける看護師転職サイトはある?
現状、ありません。リクルート社は看護師系のサービスを一切手掛けていないようです。
※リクルート社の転職サービス「リクルートエージェント」「リクルートダイレクトスカウト」は、ビジネスパーソン向けなので、看護師の求人はほぼありません。
看護師転職サイトの利用率は?
公益社団法人全日本病院協会が行った調査では、医療機関の73.5%が転職サイト(紹介会社)を利用している、との回答が確認できます。(「病院の人材紹介手数料」に関するアンケート調査)
看護師転職サイトで「情報だけ教えてもらう」はアリ?
可能です。転職サイトは「少し気になる」くらいの温度感でも利用できます。
情報だけ聞いて応募は直接する、というのもできなくはありませんが、後々のトラブルを考えると避けたいところです。
看護師転職に関するよくある質問
最初の転職は看護師何年目くらいが良い?
理想を言うと、5年目以降がベストです。それくらいの年数であれば、転職時に技術・経験を懸念されることも少ないでしょう。
5年目未満だと、決して転職が難しいというわけではありませんが、年数が低いほど(特に1~2年目)難易度は高まります。
おそらく3年目辺りで転職を考える方が多いと思いますが、絶妙なラインで、これまでの経験と技術に次第でサクッと転職できたり、一方全然決まらなかったりということもあります。
この場合は転職するしないは置いておいて、一旦転職サイトに相談してみて客観的な判断をあおぐのが良いと思います。
転職がすぐ決まる人と決まらない人の違いは?
経験やスキルのある無しはもちろんですが、転職活動の進め方に違いがあります。
すぐ決まる人は、複数の病院を併願して短期集中型で選考を受けている人が多いですね。モチベーションも下がりませんし、情報収集や選考対策も集中的に行えます。
対して、なかなか決まらない人は一つの施設を受けては不採用になり、そこから次選考を受ける病院を探す…といった進め方をしていることが多いです。
転職回数はどれくらいまでなら選考に影響しない?
年齢によりますが、20代なら1回まで、30代以降は3回までならそれほど不利にならないでしょう。
特に30代以降だと、家庭の事情でいったん看護の現場を離れたり、数年経って復帰したりと、退職やブランクが発生するのは当たり前なので、それほど回数を懸念されることもないと思います。
10回以上転職する看護師もいるらしい?
かなり少数ですが、まれにいらっしゃいます。
ですが、「配偶者の転勤」のような家庭の事情が重なったり、パートや短期の派遣をメインにしていたりすれば、それくらいになっても不思議ではありません。
転職時もしっかりその背景を伝えられれば、大きなデメリットになることはないでしょう。
辞めたいと思った時、まず部署異動はアリ?
もちろんありです。異動できるのであれば、辞めないに越したことはありません。
看護師の意向によって異動が実現するケースは多いので、まずは直属の上司に相談してみてください。
転職したのにすぐ辞めるのはアリ?
推奨はしませんが、入職前とのギャップが到底埋められないなら辞めても良いと思います。
次の転職活動のハードルはやや上がるものの、退職理由をしっかり論理的に伝えられれば大丈夫です。
例えば、「入職前と条件面の違いがあった」「業務内容でギャップがあった」などであれば、それほど致命的な退職にはなりません。
転職におすすめの時期はいつ?
1~3月は求人が増えるのでおすすめの時期となります。
年度末に退職する看護師の代わりを確保したい病院が増えるからです。
次に求人が多いのが10月になります。
面接ではどんなことを聞かれる?
面接で頻出の質問は以下の通りです。
- 自己紹介
- 志望動機
- 転職の理由
- これまでの経験(業務内容)
- 長所と短所
- 看護観について
- 希望する配属先とその理由
- 夜勤や残業はどれくらい対応可能か
内容というより、いかに分かりやすく的確に伝えられるかがポイントですので、事前に回答を用意しておきましょう。
面接時の服装は?
上下セットのスーツか、ジャケット&パンツスタイルがベストです。
白ブラウスなどを合わせたフォーマルとカジュアルの中間くらいが好ましいでしょう。
皆何を基準に転職先を決めている?
以下の基準で選ぶ方がほとんどのようです。(多い順)
- 希望する仕事内容か
- 勤務時間と勤務日数
- 通いやすい
- 収入
- 職場の雰囲気
職場の雰囲気も大事ですが、入職前はなんとなくしか分からないので、あまり重視しない方が良いでしょう。
病院・クリニック以外だとどんな職場がある?
以下のような職場が選択肢に入るでしょう。
- 訪問看護ステーション
- 介護老人保健施設(老健)
- 介護老人福祉施設(特養)
- デイサービス
- 養護教諭(保健室の先生)
- 看護学校の教員
- 学校看護師
- 保育園、幼稚園
- 児童福祉施設
- 保健センター
- 障がい者支援施設
- 治験コーディネーター
- 献血ルーム、献血バス
- 健診センター・検診センター
できるだけ楽な診療科で働きたい
業務負担の観点でいうと、眼科・耳鼻科・皮膚科・整形外科・泌尿器科、あたりが負担が少ないです。
反対に大変な診療科は、ICU・施術室・精神科などです。
できるだけ給料の高い病院で働きたい
給料が高い病院には、以下の特徴があります。
- 病床数が多い
- 国立・公立病院や公的医療機関
- 二次救急指定病院
- 都市部の私立大学病院
- 大手企業のグループ会社が運営している
- 私立学校法人や社会保険関係団体が運営している
- 郊外の療養型病院
※転職サイトマイナビ看護師に掲載された求人で、給料の高い順で掲載されている病院を抽出し検証
一般企業への転職するには?
看護師資格を活かすなら、以下のような職場があります。
- 医療機器メーカーの営業
- 医療系のコールセンター
- 治験コーディネーター
- 臨床開発モニター
これ以外にも、医療分野でサービスを提供している会社などであれば、経験を活かしながら総合職・一般職での入社も可能です。
夜勤がなくなり手取りが下がりやすいのがネックなので、ビズリーチのような年収高めの求人をメインに扱う転職サイトを使うのがおすすめ。一般企業転職を経験した看護師からの評判も上々です。
転職ではなく、資格取得で給料あげたい
給料をあげる一番簡単な方法が転職であり、例えば「認定看護師」「専門看護師」などの資格で給料アップは困難です。
病院の6割は「認定看護師」「専門看護師」などの資格を持っていても、手当などは特に存在しないからです。
ただ特定の専門領域の資格(例えば循環器内科で”心臓リハビリテーション指導士”の資格を取るなど)であれば、キャリアアップによる昇給も可能性があります。
ブランクが長くて不安
ナースセンターの復職者支援研修に参加し、知識・技術を学びなおしておくと安心です。
以下のような研修を無料で受けられる制度です。
- 最近の医療看護動向に関する講義
- 電子カルテの操作方法
- 採血・注射の演習
- 急変対応
- 与薬に関する講義
面接時でもその旨を伝えることで、病院側の懸念も払しょくされるでしょう。
ちなみに介護施設の転職なら、「看護師版のスカウト転職サイト」もあります
今回口コミを調べる中で、以下のような内容のものも見かけました。
ビズリーチの看護師版作ってほしい。 毎回、紹介会社に履歴言ってて疲れる。こっちのアピールとかは履歴書一本書くから、それ見て、私を欲しいと思ってくれたらオファーくれない?(Twitter)
看護師の転職もビズリーチみたいに経歴で病院の方からスカウトする形にして欲しい。仲介業者使っても結局担当の人の善し悪しになっちゃうからいっそ、経歴でスカウトされたい。スカウトしたくなるほど良い経歴じゃないけど。(Twitter)
看護師特化の転職サイト(看護rooなど)は、「担当者から求人を紹介してもらう」という形式なので、「紹介担当者に毎回職歴を伝えるのが面倒」「連絡がしつこい」「担当者次第になって嫌だ」といった不評があがりやすいです。
こういった背景から、看護師→看護師の転職(職種ではなくて病院を変える)でも、「スカウト型のサイトがほしい」というニーズもあるようですが、実は既に存在します(介護施設向けですが)。
スカウトで転職するならジョブメドレー看護(ビズリーチの看護師版のようなサービス)
スカウトで転職するならジョブメドレー看護がおすすめです。スカウト機能があるほか、転職に成功すると勤続支援金が受け取れるというキャンペーンも行っています。
ジョブメドレー看護は、自分で求人を探す・スカウトを待つタイプで、電話がかかってこない転職サイトです。担当者から”求人を紹介されるタイプの転職サイト”ではありません。
なので、日程調整の電話や電話での面談などは一切なく、マイペースに求人探しができるとあって、看護師から支持が厚く、口コミもかなり好評。情報収集だけといった利用も可能です。
ただし、ジョブメドレーは実質「介護施設向け」
ちなみにジョブメドレーは、”看護師求人を扱っているサイト”ではあるものの、実態は施設系の看護師求人がかなり多く、介護施設と訪問看護で全体の半数以上を占めます。病院・クリック求人は10%ほどしかありません。
施設 | 求人数 |
---|---|
介護施設 | 10785件 |
訪問看護ステーション | 6502件 |
クリニック | 3666件 |
病院・病棟 | 1947件 |
障碍者支援 | 818件 |
保育園 | 647件 |
訪問入浴 | 521件 |
介護施設への転職を考えているならおすすめです。
まとめ
看護師から一般企業に転職するなら、ビズリーチはかなり役に立ちます。
- 看護師を辞めて一般企業に転職したい
- 年収は下げたくない
- マイペースに転職活動を進めたい
ビズリーチの登録は無料なので、上記に該当する方は、ぜひ活用してみてください。
<登録後、職務経歴の入力でスカウトが届くようになります>
よくある質問(ビズリーチ転職)
ビズリーチ活用についての質問
ビズリーチの料金は?
ビズリーチは転職サイトの中で唯一、一部の機能でお金がかかる仕組みとなっています。
有料プラン(プレミアムステージ)の料金は以下の通りです。
- タレント会員(年収750万円未満。ほとんどこれ):3,278円(税込み)
- ハイクラス会員(年収750万円以上):5,478円(税込み)
ハイクラス会員は現時点の年収が750万円以上の人を指します。お金に余裕がある人は、有料プランの料金が高くなり、その分ハイクラス会員専用の求人スカウトが届くようになります。
有料と無料の違いは?
無料 | 有料 | |
---|---|---|
プラチナスカウト | ○ | ○ |
通常スカウト | × (返信不可) | ○ |
求人検索・応募 | × (企業名は非表示。応募不可) | ○ |
無料会員だと、通常スカウトへの返信と求人検索・応募ができません。機能がかなり制限される形となります。
全機能を無料で使う方法は?
プレミアムステージは、最大で3か月無料利用できます。
- 登録後、基本情報を入力するとプレミアムステージが無料で30日適用される
- 詳細情報まで全て入力すると、さらに30日分無料
- ヘッドハンター5人に返信すると、さらに30日分無料
- プレミアムステージに切り替える際、7日間は無料
短期間で本格的に転職活動するなら、全て無料で利用可能です。
審査に落ちる人は?
明確な審査基準は開示されていませんが、以下に該当する場合、審査に落ちる可能性があります。
- プロフィールが未記入
- 職歴の空白期間が長い
- 45歳以上で年収750万円以下
20~30代で、普通に会社勤めをしてきた場合、審査落ちする人はあまりいません。
ビズリーチの口コミ評判は?
かなり二極化しています。ハイクラス層向けの転職サイトの中で最も大規模なので、既に高年収を稼いでいて更なるステップアップを目指している人からは評判が良いです。
反対に、実質的に利用対象(せめて年収500万円はほしいところ)から外れる人は、登録できてもスカウトは全く届きません。※スカウトと見せかけた人材紹介会社の営業メールだけ届く
なので、あなたがどちらに属するかによって満足度はかなり変わってくると思われます。
ヘッドハンターとは?
人材紹介会社のキャリアアドバイザーのことです。ヘッドハンターというとカッコよく聞こえますが、実態は「転職エージェントの会社の人」という感じです。
人材紹介会社は、自社が保有している求人を紹介できそうな人材を常に探しています。その探す場所として、ビズリーチを活用しているので、ビズリーチに登録すると人材紹介会社からもスカウトが届く仕組みとなっています。
プラチナスカウトとは?
企業から送られてくるプラチナスカウトは、面接確約のスカウトです。送信数に制限があり、経歴をしっかり見た上で送ってくれるものなので、選考通過率も高いです。
ヘッドハンターからのプラチナスカウトは、面接確約ではありません。が、通常スカウトよりも特別感があり、採用支援に積極的なスカウトとなります。
嘘の年収を記入して良い?
登録自体はできますが、意味がありません。もしそれで選考に進んで採用が決まっても、源泉徴収票の提出時にいずれ嘘はバレるからです。
転職する気はないけど登録だけはOK?
もちろんOKです。自分の市場価値を図るためだけに登録する人も多いです。
登録してスカウトがたくさん届くようなら、市場価値が高いと判断できるので、そこから本格的に転職を検討してみるのも良いでしょう。
ビズリーチは第二新卒で使える?
ほぼ使えません。せめて20代後半くらいでないと、登録はできても選考に進むのは難しいでしょう。
ビズリーチのメインの年齢層は30~40代で、年収が平均を上回る人です。
ビズリーチの問い合わせ電話番号は?
ユーザー向けの電話問い合わせ窓口はありません。専用フォームからテキストで問い合わせる必要があります。
ビズリーチのヘッドハンターランクとは?
かつてヘッドハンターはS~Dまでランク付けされていましたが、2023年現在そのシステムは廃止されています。
ビズリーチは中卒・高卒でも使える?
高卒であれば可能です。ビズリーチは学歴よりも「職歴」が重視されますので、高卒でも特筆すべき経歴をお持ちであれば、スカウトも届くと思われます。
審査基準に学歴があるかどうかは開示されていませんが、中卒の場合は、残念ながらかなり厳しいでしょう。
ビズリーチの面談とは?
面談は、ヘッドハンターから届いたスカウトに返信すると行われます。シンプルに「ヘッドハンターに相談する」のようなイメージです。面接ではないので、選考には関係ありません。
ビズリーチに登録すると今の会社にバレる?
企業ブロック機能があるので、先にブロックしておけばバレません。登録時に忘れないようにしましょう。
また企業側も個人を特定する情報は閲覧できないので、仮に忘れたとしても、よほど珍しい経歴でない限りバレません。
企業スカウト・プラチナスカウトの内定率は?
おおよそ10~30%と言われています。企業側も色んな人にスカウトを送っており、あくまで「会ってみたい」という意思表示に過ぎません。
スカウトが来たからと言って過度な期待は持たない方が良いでしょう。
ビズリーチは未経験転職に使える?
完全に未経験の職種への転職には使えません。あくまで「これまでのキャリアから更なるステップアップする人向け」であり、キャリアチェンジには適していません。
しかし職種は変えずに、業界を変える=未経験業界に挑戦、であれば充分可能です。
ビズリーチのお祝い金とは?
ビズリーチ経由で採用が決まり、アンケートに回答すると、Amazonギフト券5,000円分が贈呈されます。
ビズリーチの登録者数は?
2023年1月時点で、190万人以上が利用しており、毎月3.3万人が登録しているようです。
現時点の利用者数なので、累計会員を足すとさらに増えるでしょう。最近は広告に相当力をいれているので、今後もさらに登録者は増加すると思われます。
事務職の転職で使える?
人事総務系の求人であれば、募集はあります。一般事務はあまりないので、使っても意味がないでしょう。
ビズリーチ仕事観診断とは?
質問に回答すると(およそ20分ほど)、キャリアタイプや価値観を診断してくれる機能です。
▼キャリアタイプ(以下のどれに該当する性格かを診断)
- 冒険タイプ
- 理想を追い続ける冒険家
- 合理的な野心家
- 仕事に没頭する開拓者
- 逆算型のチャレンジャー
- 統率タイプ
- 使命感あふれる理想家
- 親切で利他的なリーダー
- 大きな志を持つ指揮者
- 誠意ある人気者
- 探求タイプ
- 諦める心を知らない追求者
- 我を貫くリアリスト
- 心身ともに没頭する研究者
- 連携を重視するプロフェッショナル
- 支援タイプ
- 専門性を生かした相談役
- 客観的な視点で物言う支援家
- 献身的な縁の下の力持ち
- 聡明な支持者
▼仕事へのやりがいを診断
- 仕事を選択する上で何を重視するか
- 仕事内容で何を重視するか
- 職場環境で何を重視するか
▼ワークスタイルを診断
- 仕事とプライベート分ける派か
- 理想主義か現実主義か
- こだわりの強さ、柔軟性の有無
- プレイヤー向きかマネジメント向きか
▼行動特性を診断
- 課題解決力
- コミュニケーション力
- 決断力や責任感
ビズリーチで年収1,000万円は目指せる?
現時点の年収が750万円以上であれば、可能性はあるでしょう。750万円以上だとハイクラス会員としての登録となり、一般会員では受け取れないスカウトが届くチャンスがあります。
ビズリーチに年齢制限はある?
年齢制限は設定されていませんが、26~55歳くらいが利用対象です。年齢が高くなるほど、それ相応のキャリアが求められるようになります。例えば、45歳以降で年収750万円に満たない場合、スカウトなどは期待できません。
逆に年齢が若い方がビズリーチに向いています。20代後半でもキャリアアップ転職に活用している人は少なくありません。
海外の転職に使える?
使えます。検索でも海外求人をフィルタリングできる項目があり、外資系企業も採用に活用しています。
ビズリーチから電話がかかってくることはある?
ビズリーチからはありません。しかしビズリーチ内でやり取りしているヘッドハンターから電話がくることはあります。
ビズリーチの求人数は?
サイト上には、20万件の求人が掲載されています。
ただし、複数のヘッドハンターが同じ求人を持っていて、それぞれがビズリーチ上に求人を載せていることが多く、実質水増し状態になっています。なので求人数を正確に計ることはできません。
ビズリーチ登録の名前を非公開にしたい
メッセージ送信画面に「名前を表示」「連絡先を表示」というチェック項目があります。ここからチェックを外すと、完全匿名でやり取りが可能です。
そもそも登録した時点でも、名前や生年月日などの個人情報は誰にも見られないようになっています。
ビズリーチは無職でも使える?
無職の状態によります。例えば「長く会社勤めしてきて一旦退職し、一時的な無職期間を過ごしている」なら充分使えます。
しかし、就労経験がないという意味での無職であれば、おそらく審査に通りません。万が一通過しても、選考に至ることも難しいと思います。
ビズリーチはマネジメント経験なしでも使える?
使えます。マネジメント経験者だけに限定されているわけではありません。
プロフィールに必須項目としてありますが、「5人以下」を選択しておけばOKです。
ビズリーチは60歳以上でも使える?
かなり厳しいと思われます。企業側も仮にエグゼクティブを採用する場合であっても、ビズリーチを使わずにリファラルで採用するケースがほとんどでしょう。(あるいは転職エージェントを使う)
ビズリーチの既読は相手にわかる?
わかります。既読やログイン歴などは、採用側で確認できる仕様になっています。