マイナビ看護師の口コミを調査すると、求人については概ね高評価。求人数は5.5万件と転職サイトの中でもかなり多く、病院・クリニック・施設などバランスよく扱っている。美容クリニックなど他のサイトでは見つかりにくい求人でも、比較検討に十分な量が掲載されているのもポイント。
主に20~30代を対象としており、経験が浅くてもきちんとサポートしてくれる。「未経験歓迎」求人が3割を占めるなど、新しい分野へのキャリアチェンジにも最適。
担当者のサポートについては賛否両論で、ポジティブなものは多いが、ネガティブな口コミでは「連絡が遅い」という内容が若干目立つ。マイナビ看護師は担当者一人がかかえる看護師の数が多くなるので、こまかい連絡は後手に回りやすい。ただ、実際のところは担当者が仕事できる人かどうか次第。微妙なら申請フォームから担当変更できるので、致命的なデメリットとはなりづらい。
対応の良さを重視するなら、オリコン満足度調査(2022)の「担当者の対応部門」で1位を獲得した実績のあるレバウェル看護もおすすめ。レバウェル看護の口コミはこちら。
ちなみにマイナビ看護師は、当メディアが口コミをもとに選定したランキングでは4位。
マイナビ看護師の口コミ評判まとめ
マイナビ看護師の高評価口コミ
対応の親切さに関して
私はマイナビ看護師を利用して美容看護師への転職が決まりましたが、私の担当の方は丁寧でした。電話が嫌でと言ったらLINEで対応してくれ、面接対策はそのクリニックに詳しい方に代わって担当してくれたりとすごく助かりました
https://twitter.com/63iwq0y6vBkNMaG/status/1384161876259442695
マイナビ看護師から連絡きたけど、体調のお気遣いと働き方(どういう心持ちで臨むか)という電話だった。仕事だからだとは思うけど言ってることは優しいですね。
https://twitter.com/mami_0152/status/1640653278806679553
マイナビ看護師の人たちは、褒めて伸ばすタイプの人が多くて、「よぉ〜し頑張るぞぉ〜!」って乗せられてしまう。
https://twitter.com/photo__nana/status/1646062512495030272
初めての県外への転職。早めに取り掛かっていたこともあり一社目で内定いただきました。アドバイザーさんも私に合った多くの病院を紹介してくださり、視野を広げることができました。担当地域の他のアドバイザーさんにも繋げてくれてとてもスムーズな転職活動であったと思います。
https://g.co/kgs/ifcajz
転職をサポートしてもらいました。とても丁寧に、優しく対応してくれて、こちらのわがままにも嫌な顔を全くせず、パーフェクトでした。感謝です。
https://g.co/kgs/tpmEqq
紹介求人に関して
マイナビ看護師は大手なだけあって紹介してくれる職場は多いです!求人もPDF送ってくれて見やすい
https://twitter.com/Silence__pop/status/1430549218570080257
マイナビ看護師は担当者の対応の良さ(人当たりの良さ)について高評価口コミが多い。大手ゆえに社内ルール・対応マニュアルも徹底されており、誰が担当になっても一定水準のサービスは受けられる。いわゆる”担当ガチャ”が起こりづらい。また求人数は5.5万件とかなり多い方。これも大手ならではの強みと言える。
マイナビ看護師の低評価口コミ
対応の遅さ・印象の悪さに関して
転職サイトのマイナビ看護師登録したけど、紹介してもらったとこ微妙すぎる。しかも対応遅い
https://twitter.com/m_yuki_snow/status/1382482237191385091
マイナビ看護師の対応なんなの?就職決まった後のサポート雑すぎなんですけど。うざ。流石にイライラするわ。聞いてから2週間経っても返事がない、聞いてももう一度連絡しますとかなんなの?
https://twitter.com/hatuyu_/status/1098897086634852352
マイナビ看護師、既読スルーして返信遅い。結構時間経ってからきた連絡を返事しないと担当者代理からSNSで連絡きた。悪いかなと思ってすぐに返信したのに無視。最悪。
https://twitter.com/bibidako/status/1602818617401176064
マイナビ看護師の人、愛想ない感じ。淡々として。そんな人に相談したくない。
https://twitter.com/debunago30/status/1377605944016695302
ナース人材バンクの方が良かったか?対応する人によるんだろうけど、変えてとは言えないし。もう全部無視だ
※口コミでは「(担当を)変えてとは言えないし」とありますが、担当変更は申請フォームから簡単にできます
マイナビ看護師、求人の紹介数は多かったが利用時のエージェントの対応はいまいちだった
https://twitter.com/Oia50KnC1USzpWC/status/1587071960441159680
他のエージェントの転職先に決めたらかなり塩対応になった
自分の求めている病院を提示されず、相手の紹介したいところばかり受けされられる。エージェントとしてお金を貰う予定の身なら、こちらが送った内容の確認や、面接前に必要なものの詳細を早く送ったり(前日にやらなければいけないこと、必要なものを言われた)、最低限メールした内容への返信をするべきだと思う。社会人マナーができていない人が多く、不快だった。フォローや交渉もしてもらえず、自分で受けるほうがましだと思ったので、結局自分で応募したところが受かったのでそちらで働くことにした。
https://g.co/kgs/RmPZZD
求人紹介に関して
マイナビ看護師登録した。でも田舎すぎてクリニックなくて泣いてる…最悪外来で妥協するか
https://twitter.com/meat___chicken/status/1206107980598398976
マイナビ看護師への低評価は「対応の遅さ」についての口コミが目立つ。実はマイナビ社はその知名度の割に社員数がかなり少ない。例えば知名度で言うとリクルート社と同じくらいだが、社員数は1/3程度。そのため、社員一人当たりが担当する業務量は極めて膨大なので、細々した対応は遅れがち。徹底したフォローやスピーディーな対応、求人量でみるとレバウェル看護の口コミの方が評価が高い。
低評価口コミからデメリットはないか検証
口コミをもとに、マイナビ看護師のデメリットとなり得る点はないか検証しました。
①手厚い対応を求めるには向かない
マイナビ看護師は担当者の対応への高評価口コミもありましたが、全体的に見れば、ネガティブな口コミの方が多いです。(特に対応の遅さと印象の悪さについて)
前章で軽く触れましたが、株式会社マイナビは知名度や事業規模の割に社員数が少ないという組織構造的な欠点があります。
例えばマイナビ社とリクルート社は、人材業界で双璧をなす大手企業2社ですが、従業員数を比較するとマイナビは7,550人、リクルートは19,836人と、約3倍近く開きがあります。仕事量に対して人手が少なければ一人当たりのタスクが増え、細かい対応が後回しになってしまうのは、病院も企業も同じです。
「担当者は、自分以外にも大勢の対応に追われている」という状況をかんがみると、手厚いサポートを求めるなら不向きでしょう。
②分業型のサポート体制なのもネック
護師転職サイトは、(1)両面型と(2)分業型という2種類の内部体制があります。
■両面型
一人の担当者が看護師と病院の橋渡しとなる組織体制。双方から直接ニーズを聞き、それぞれの希望を理解した上で質の高いマッチングを実現できる。
■分業型
看護師の希望をヒアリングする担当者と、病院との連絡を行う担当者が別々の組織体制。転職サイト側の都合で言うと効率化を図れるメリットはあるが、情報連携が上手くできなかったり、担当者間で認識がズレたりと、看護師側にメリットはほぼない。

サポートの質は(1)両面型の方が高いですが、残念ながらマイナビ看護師は(2)分業型の転職サイトです。
両面型は病院のリアルな情報を担当者経由でダイレクトに把握できるので、「情報の齟齬がなく、ミスマッチが起こりにくい」「求人票に載ってないリアルな情報も直接確認できる」といったメリットがありますが、分業型は担当者が別々なので、そういったメリットも享受できません。
分業型は社内での連携も必要になるので、どうしても「伝言ゲーム」のようになってしまい、それが結果的に「連絡が遅い」という口コミにつながっていると考えられます。
③対応エリアは実質的に限られる
マイナビ看護師のメインサポート地域は以下に限定されます。
マイナビ看護師のサポート対象エリア
東京・神奈川・千葉・埼玉・北海道・愛知・三重・岐阜・大阪・兵庫・京都・広島・福岡
一応全国の求人を掲載しているので使えないことはないものの、求人がかなり絞られてきます。口コミでも「田舎は求人がない」と言及されていましたので、上記以外の場合は全国対応の転職サイトを利用するのがおすすめです。※口コミを見る限りレバウェル看護が一番おすすめ
マイナビ看護師は、分業型サポート体制という組織構造的な問題から、対応が後手に回りがち。急いで転職したい方や、丁寧なサポートを期待する方は不満をいだきやすい。何を重視して転職サイトを選ぶか次第だが、少なくとも接客・対応面を最優先したいならレバウェル看護の方が適している。(レバウェル看護はオリコン満足度調査「担当者の対応」部門で1位の実績あり)
マイナビ看護師ならではのメリット・強み
マイナビ看護師は対応・求人数ともに、可もなく不可もなくといった転職サイトですが、以下のような”マイナビならではの強み”もあります。
①求人数は多い部類(美容クリニック求人も多い)
看護師転職サイトの求人数は3~4万件が相場ですが、マイナビ看護師は5.5万件と多い部類に入ります。
施設形態別に見ても、病院・クリニック・介護施設などがバランスよく掲載されており、選択肢を増やす上で使っておいて損はありません。また他のサイトでなかなか見つかりづらい美容クリニック系の求人を多めに扱っているという特徴があります。
②若手向けの求人もかなり扱っている
マイナビ看護師は(というよりマイナビ系列のサービスは全て)、20~30代をメインターゲットとしています。なので、他のサイトで利用をやんわり断られやすい職歴の浅い看護師でも、マイナビ看護師は対応してくれます。
掲載求人の3割は「未経験歓迎」のタグがついているので、「前職とは違う分野へキャリアチェンジしたい」といったニーズにも応えられる状況です。
③個人情報の扱いをとにかく徹底している
マイナビはとにかく個人情報の扱いを徹底しています。かなりの頻度で全社員対象に「個人情報の扱いに関するテスト」が行われ、それをパスしないと業務できないといった体制を敷いています。
看護師転職サイト退会時に個人情報を抹消してほしい場合、多くのサイトだと別途窓口に問い合わせなければならないのですが、マイナビ看護師は退会ページから「個人情報を全て削除」を選択できるようになっています。
当然ながら、プライバシーマークも取得しています。プライバシーマークとは、個人情報の取り扱いが適切であると評価された企業に付与される第三者認証です。一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)とその指定機関が厳格に審査したうえで付与されます。要するに、個人情報の取り扱いについては第三者の専門機関からお墨付きがあるということです。
個人情報の取り扱いで、登録者が不利益をこうむることはまずないと思われます。
その他転職サイトの標準的なサービスは全てあり
以下のような転職サイトの標準的なサービスはもちろん全てあり、口コミを見る限り他サイトより劣っている部分は特にないようです。
- 求人紹介
- 応募書類添削
- 面接対策(過去の面接傾向の提供)
- 施設の雰囲気など求人票にはない情報の提供
- 面接の日程調整
- 入職日の調整
- 雇用条件(年収など)の交渉
応募書類添削や面接対策などは正直担当者次第なところもありますが(○○病院の看護師さんと一括りに言っても、新人からベテランまで様々いるように)、担当者は合わなければ申請フォームから簡単に変更できるので心配不要です。
マイナビ看護師は「LINEのやり取り」も可能
マイナビ看護師の利用の流れは以下の通りで、太字にしている箇所は全てLINEで対応可能です。
- キャリアヒアリング
- 希望条件に合った求人紹介
- 求人へのエントリー
- 面接日の日程調整
- 転職活動に関する相談
端的に言うと、初回のキャリアヒアリング以外は全てLINEで行えます。
キャリアヒアリングとは
担当者に、就業状況や希望条件を伝える電話面談です。所要時間はおよそ15分。
キャリアヒアリングの電話はマイナビ看護師からかかってくるのですが、時間は指定することができます。マイナビ看護師登録ページで電話番号を入力する箇所があるのですが、その際に電話の希望連絡時間を添えられるようになっています。
「希望日時:○月○日の□時以降」のように書いておけば、その時間に電話がきます。(基本的に平日)
このキャリアヒアリングは形式的な質問なので身構える必要はないものの、「どんな職場で働きたいか」の希望条件はメモしておくと良いと思います。
残念ながらここだけは電話が必要です(マイナビ看護師に限らず、全ての転職サイトで必要な工程です)。が、その15分のキャリアヒアリング以降、全てのやり取りはLINEでできるようになります。
キャリアヒアリングで今後の連絡手段について聞かれるので、「LINEで」と伝えるとアカウントをつないでくれます。
本当に電話が嫌な場合は、一応このタイミングで「必要な時以外に電話はしないでほしい」と伝えておきましょう。
それ以降の伝達事項はLINEで届く
その後は、特に急ぎの要件でない限り、担当者と電話で話すことはありません。キャリアヒアリングで伝えた内容に合った求人は、LINEで届きます(URLが添付されている)。「エントリーするかどうか」や「選考の日程調整」なども、そのままメッセージで返信できます。
通知はミュートにしておき、気が向いた時に紹介求人のチェックするというやり方がおすすめです。
マイナビ看護師のLINEやり取りに関する質問
聞きたいことがあったらこっちから電話しても良い?
もちろん可能です。(そのままLINE電話で話せる)
電話なしが希望という看護師さんでも「求人についてもっと詳しく聞きたい」「テキストでのやり取りは意外と面倒かも」というタイミングも少なくないので、その時は電話でパッと終わらせてしまった方がむしろ楽な場合もあります。
LINEにしたら絶対に電話が来ることはない?
原則ありませんが、例えば何かしらリアクションが必要なものを無視しているときは、電話が来る可能性があります。例えば、「いつまでに返事してください」と言われているのにスルーしているなど。
また、選考前・後に共有情報が多い場合は、電話での共有を担当者が希望するケースもあります。(が、電話対応は不可と事前に伝えておけば大丈夫です)
LINEアカウントで会員登録はできる?
LINEアカウントでの会員登録はできません。登録には名前や生年月日などの情報が必要なためです。
例えばマッチングアプリのような感じで、SNSアカウントを使った登録は不可です。
IDを教えたくない
IDは原則、担当者側が伝えてきますので、こちらから言う必要はありません。
本名にしてないけど大丈夫?
問題ありません。担当者側で判別できるように表記を調整します。
やり取りするのは担当者の個人アカウント?
担当者の業務用アカウントとなります。ビジネス用の携帯電話みたいなイメージです。
LINE以外の選択肢は?
電話は嫌だけどLINEを知られるのも嫌、という場合は、メールでの連絡を希望しましょう。Gmailなどのフリーメールでも可能ですし、電話番号を活用したSMSメールでのやり取りにも対応しています。
使わなくなったらブロックで退会になる?
ブロックだけでは退会になりません。別途退会フォームから申請を送る必要があります。
マイナビ看護師がおすすめな人【結論】
口コミを見る限り、マイナビ看護師は以下に該当する方におすすめです。
- 20~30代で今とは違う施設/科への転職を考えている
- どの施設で働くか漠然としている
- 関東・関西・東海に住んでいる
マイナビ看護師は、若手のキャリアチェンジに適した転職サイトです。なので別の環境に移りたいという20~30代にはおすすめできます。また、求人の幅が広いので、「次はどういった場所で働こうか、現状まだ何も決まっていない」という方は、選択肢を広げる意味でも登録しておいて損はないでしょう。
登録から転職サポートまで全て無料なので、上記に該当する方は利用してみてください。
以下に該当する方は別の転職サイトが向いているかもしれません。(マイナビ看護師との併用もおすすめ)
- 対応の丁寧さを何より重視したい
- 転職の方向性が明確に決まっている
上記の転職サイトについては、以下で詳細を解説します。
レバウェル看護|病院求人数が最多、キャリアアップ転職におすすめ

- 公開求人だけで14万件超え、業界トップレベル
- 地方でも豊富な選択肢が手に入る
レバウェル看護(旧・看護のお仕事)は、14万件以上の公開求人数を誇る看護師転職サイトです。
求人数はここで紹介するサイトの中でトップクラス、求人数が10万を超えるサイトはほとんどなく、まさに桁が一つ違います。掲載求人のほとんどが病院求人なので、キャリアアップ転職に向いています。
サポートエリアは限定しておらず、地方の看護師さんでも利用可能です。14万件以上の求人を扱っていますので、地方であってもよほど難しい条件を指定しない限り、「求人がない」ということはないと思います。
【公式】https://kango-oshigoto.jp/
おすすめ年代 | 20~40代 |
エリア | 全国 |
LINEで連絡 | ◎ |
ナースではたらこ|クリニック転職・非常勤求人探しならコレ

- オリコン満足度No1のお墨付き
- クリニック求人が多い
- 非常勤転職にも対応
ナースではたらこは、オリコン顧客満足度1位を獲得した実績のある看護師転職サイトです(2022年度)。
全国の求人を保有しており、求人の8割をクリニック求人が占めています。夜勤無しで働きたいといった方にぜひおすすめしたいサイトです。
こちらもエリアは限定しておらず、地方であっても問題なく利用できます。また非常勤の転職にも対応しており、パートで働きたいという方にもおすすめです。(非常勤は他のサイトだと対応を後回しにされることが多い)
看護師の厳しい勤務条件を考慮し、24時間体制で電話受付を行っていることもポイント。これにより、夜勤や変則的なシフトで働く看護師でも不安があればすぐに問い合わせられるようになっています。
【公式】https://iryo-de-hatarako.net/
おすすめ年代 | 20~40代 |
エリア | 全国 |
LINEで連絡 | ◎ |
キララサポート看護|紹介予定派遣が豊富

キララサポート看護は、看護師の転職と派遣に対応した転職サイトです。
福祉業界を中心に転職支援実績が豊富で、紹介予定派遣の求人も多数扱っています。
求人は全国23都道府県に展開していますが、大半が東京都などの首都圏エリアに集中していますので、都市部向けの転職サイトとなっています。
【公式】https://kirara-support.jp/kango
マイナビ看護師登録の流れ
まずは結論から。マイナビ看護師の登録の流れは以下の通りです。
- 登録ページから会員登録
- マイナビ看護師から確認の電話が来るのを待つ
- 登録確認の電話に出る(登録完了)
所用時間は1分です。詳しく説明します。
登録ページから会員登録。ただしこれはまだ”仮登録”の状態
登録ページを開くと、以下の画面が表示されます。

質問に回答して次を進むを押していくだけです。
- 保有資格
- 転職の希望時期
- 希望の働き方(夜勤ありなし等)
- 名前、生年月日、住所(市区町村まで)
- 電話番号、メールアドレス
最後に「登録する」ボタンを押して、手続きは終了です。
ただし、これだとまだ仮登録の状態です。
当日~翌日(土日を挟む場合は週明け)に、入力した電話番号宛てにマイナビ看護師から電話がかかってきます。
その電話に出て、登録は完了です。
マイナビ看護師の電話番号:0120838153
※この番号からかかってきます。無視すると登録が完了しないので気を付けましょう。
登録が完了した後の流れ
登録が完了した後の流れは以下の通りです。
- 確認電話と併せて、キャリアヒアリング(初回面談)の日程を調整する
- キャリアヒアリングで、希望条件を伝える
- 後日、条件に合った求人がいくつかLINE・メールで届くので確認
- 気になる求人があればエントリーする(詳しく話を聞くこともできる)
重要なところを詳しく解説します。
キャリアヒアリングの日程調整
マイナビ看護師からかかってきた電話(確認電話ですね)では、登録内容に間違いはないかの確認と、もう一つ「キャリアヒアリングの日程調整」を行います。
現在の就業状況や、希望条件を担当アドバイザーに伝える時間。電話(あるいはWEB通話)で行われる。
このキャリアヒアリングの内容を踏まえて、担当アドバイザーは求人を紹介してくれたり、転職のサポートをしてくれたりする。
希望日時はこちらから提示できるので、仕事がない日を伝えましょう。
キャリアヒアリング内容に基づいて、求人が送られてくる
求人紹介はLINE・メールを用いて行われます。キャリアヒアリングの内容に基づいて、求人が届くのでチェックしつつ、気になる病院があれば「エントリーします」と返信しましょう。
もちろん「もっと詳しく情報を知りたい」といった場合は、直接電話で聞くこともできます。
マイナビ看護師登録時の注意点
さてここからは、登録前にしっておくべき注意点を補足します。
転職の希望時期は「1ヶ月以内」or「3か月以内」と言っておく(建前でも)
会員登録の際に、転職の希望時期を選択する欄がありますが、なるべく直近を入力しておきましょう。

なぜなら、希望転職時期が「1年以内」や「未定」だと、サポートの優先度をかなり下げられてしまうからです。
マイナビ看護師は、看護師さんの入職が決まることで病院から紹介手数料を得る、というビジネスモデルなので、転職意欲が高い人ほど率先して手厚くサポートしてくれます。
反対に、「とりあえず情報を見たいだけ」のようなモチベーションだと、次第に連絡が来なくなることもあります。
もちろん、本音は「まだそんなの具体的に決めてない」という方も多いと思いますが、建前でも良いので「3か月以内」を選択するのをおすすめします。
よくある質問
転職サイトに関する質問
転職サイトとは?
人材を採用したい病院と求職者をマッチングさせる人材紹介サービスです。以下のことをしてくれます。
- 非公開求人の紹介
- 病院への推薦(プッシュ)
- 選考対策(書類添削や面接回答のアドバイス)
- 給与交渉
- 面接日時の取り決め代行(便利!!)
求職者側に費用は一切かかりません。「今すぐ転職するつもりはないけど、情報収集のために使う」という方も多いです。
転職サイトはなぜ無料?
転職サイトは病院からお金をもらうビジネスモデルだからです。
病院に人材を紹介し、病院からの手数料を収益としています。なので求職者は完全無料で利用できるのです。
またそもそも人材紹介事業では、一般の求職者からお金をもらうのが禁止されています。
転職サイトを使う流れは?
以下の流れで進んでいきます。
- 会員登録
- 登録確認の電話と初回面談の日程調整
- 初回電話面談(ここで希望条件を伝える)
- 求人紹介が届く
- 気になる求人にエントリー
- 選考を受ける
気になることや疑問点があれば適宜質問できます。また、書類作成のアドバイスなどももらえます。
登録不要で検索から応募できる転職サイトは?
登録不要で応募までできる転職サイトはありません。
が、ジョブメドレーやコメディカルドットコムであれば、求人検索までなら登録不要で可能です。
転職サイトは使わない方がいいと言われるのはなぜ?
転職サイト経由での採用を渋る病院もあり、結果的に選考で不利になるケースがあるからです。転職サイトを経由すると紹介料が発生し、病院側は金銭的な負担が生じます。人材採用にかけるお金がない、というお財布が危ない病院では、転職サイトというサービス自体に嫌悪感を持っている採用担当者もいます。
とはいえ、転職サイトを利用しないと選択肢がかなり絞られるのも事実。もはや転職サイトを使わずして求人を探すのは難しいと思います。
転職サイトは何社利用すべき?
2~3つ併用するのがおすすめです。求人の選択肢が増えるうえに、アドバイスがより客観的になるからです。
とはいえ、掛け持ちするかどうかは性格によります。掛け持ちするほど転職サイトとのやり取りが増えるので、例えば、
- 日常的にLINEのやり取りを溜めがち
- 決められない性格(例えば居酒屋のメニューは誰かに任せがち)
に該当する方は、掛け持ちは逆効果になることも。まずは高評価サイト1つに絞ってスタートしてみるのがおすすめです。
転職サイトを使っていることは病院にバレる?
バレることはまずありません。病院側は応募していない求職者情報を見れませんし、信用が命の人材紹介業は何より個人情報の扱いを徹底しているためです。
転職サイトではなく、スカウト型求人サイト(ジョブメドレーなど)であっても、ブロック機能がついているので、しっかりと対策していればバレることはないでしょう。
LINEでやり取りできますか?
できます。というより、大手サイトはLINEでのやり取りが主流です。
LINEを知られるのが嫌な場合は、メール・SMSメールでも問題ありません。
看護師転職サイトの断り方は?
転職サイトからの連絡が面倒になり、利用を断りたい場合は、以下のような文面で一報入れましょう。
いつもお世話になっております。〇〇です。
諸般の事情につき、転職活動を一時休止することとなりました。今後の求人紹介は不要で、転職活動を再開する際には、改めてこちらから連絡させていただければと存じます。よろしくお願いいたします。
転職サイトを使うデメリットは?
転職サイトは求職者の内定が決まって収益が出る仕組みなので、一部の悪質なエージェントに当たってしまうと、とにかく応募しましょう、と急かされることがあります。
転職の希望や軸が明確ならきっぱりと意思表示できると思いますが、押しに弱い人やエージェントが正しいと思いこんでしまう人は、本当は希望していない病院に応募してしまうこともあります。
転職サイトを利用する際には、希望条件や譲れない条件、NG条件などを明確にしておき、希望に沿わない求人は応募しないことが重要です。
看護師転職サイトを使うメリットは?
以下のようなメリットがあります。
- 「何から初めて良いか分からない状態」からスタートして、転職成功までたどり着ける
- 腕の良い担当者なら、良い求人を見繕ってくれる
- 主体的に動かなくても、転職活動が半自動的に進む
- 選考落ちの理由が分かるので、看護師としての市場価値と改善点が分かる
- 採用担当者にプッシュしてくれる(転職成功すれば収益になるため)
- 選考の日程調整を代行してくれる
正しく選べば、デメリットよりもメリットの方が大きいです。
転職サイトを使う際の注意点は?
以下の点は必ず意識してください。
- 担当アドバイザーに頼りきりになりすぎない
- 複数のサイトから同じ病院に応募しない
- 求人情報は自分で目でしっかり確かめる
特に担当アドバイザーを全面的に信用してしまう人も多いのですが、あくまで「求人を紹介してくれる人」に過ぎません。アドバイスも客観的に見えて、自社経由での採用につながりそうなバイアスがかかっていることがあるので、あくまでアドバイスは参考程度に聞き、最後は自分で判断する姿勢が欠かせません。
看護師転職サイトはパートも使えますか?
多くは常勤向けですが、ナースではたらこは非常勤希望者の登録も歓迎しています。
求人数は2,000件ほどと常勤と比較して少なくはなるものの、十分な数字でしょう。
また、非常勤であればジョブメドレー看護のような求人広告型の方が、手数料がかかりにくいので採用されやすいです。
転職サイトに断られることはある?
利用対象外の場合は、断られることがあります。例えば、地方に住んでいて紹介できる求人がほとんどないケースです。
また、あまりに短期離職を繰り返していたり、ブランク期間が長すぎたり(20年以上など)する場合は、「紹介できる求人はありません」とやんわり断られることもあります。
転職サイトの選び方は?
複数まとめて登録し、最初のキャリア面談で「信頼できそう」と感じたところをメインで使うのが賢いやり方です。
転職サイトのサービス内容は、どれも求人紹介・選考対策・日程調整代行・年収交渉代行の部分は同じです。(利用無料でサービス内容に差がないので、エージェントは差別化が難しい業態)
そこで転職サイトは、「どのサービスか」よりも「誰に担当してもらうか(担当エージェント)」が重要なので、まずは比較検討してみることをおすすめします。
お祝い金はある?
原則、ありません。お祝い金制度は2021年に法律で禁止されました。
しかし一部の求人広告型転職サイト(ジョブメドレーなど)は、禁止対象ではありません。なので、「勤続支援金」という形でお祝い金を贈呈しているサイトもあります。
看護師転職サイトのトラブル事例は?
以下のようなトラブルが想定されます。
- 情報のズレ(転職サイトの情報伝達ミス)
- 重複で応募が進んでしまう
- 担当者との相性が最悪
- 担当者の業界知識が不足している
また、悪質な転職サイトでは以下のようなケースも報告されています。
- 連絡があまりにしつこい
- 着信拒否しても別の番号からかかってくる
- いざ働いてみると聞いていた話と違う(嘘・騙された)
- 退会したのに連絡が来る(個人情報が削除されていない)
- 勝手にエントリーされた
看護師転職サイトで内定が決まった後に辞退しても良い?
もちろん構いません。以下のような連絡を担当者にしておけば大丈夫です。
先日内定をいただきました○○病院ですが、内定を辞退させていただきたく存じます。
せっかくサポートしていただいたのにも関わらず、このような結論となってしまい、大変申し訳ございませんが、何卒よろしくお願い申し上げます。
看護師転職サイトはしつこい電話がくる?
看護師転職サイトは登録すると確認の電話がくるのですが、そのことを知らずに無視すると、何度かしつこめに電話がきます。
なぜなら確認の電話に出ない限り「仮登録」の状態が続いてしまうからです。
その電話に出れば、あとは連絡手段をLINEやメールに設定できるので、しつこい電話がくることはありません。
全く電話のない転職サイトは?
ジョブメドレー看護は紹介ではなく、自分で求人を探して自分で応募するタイプの求人広告型転職サイトなので、担当者との電話はありません。
※初回登録情報の不備や緊急の連絡などで連絡が来るケースは稀にあります。
他には、メディカルスタジアムも最近誕生したばかりの求人広告型サイトです。
転職サイトは新人看護師でも使って良い?
全く問題ありません。新人となると紹介できる求人の幅は狭まりますが、それでも今後のキャリアを見据えた職場を提案してくれます。
新人だからといって利用を断られることはありません。
看護師転職サイトの非公開求人とは?
転職サイトの求人検索欄に掲載されていない求人のことです。
会員登録すると紹介してもらえるようになります。
看護師転職サイトの紹介料はどれくらい?
採用が決まった看護師の年収の20%ほどが相場です。
なので例えば年収500万円の看護師を採用すると、病院は転職サイトに100万円ほど支払います。
看護師転職サイトを使わないで転職する方法は?
以下のやり方があります。
- 病院に直接問い合わせて応募
- ハローワークの活用
- eナースセンターの活用
転職サイト以外だと、eナースセンターがおすすめです。都道府県看護協会が行う職業紹介で、転職サイトと同じように専門員に相談しながら仕事を探せます。
復職者向けの研修なども行っているので、ブランクがある方にもおすすめです。
会員登録不要の看護師転職サイトは?
求人をとりあえず見てみる、くらいならどのサイトでもできます。
しかし、会員登録不要で応募まで可能なサイトはありません。また、多くのサイトでは求人詳細を見る際も会員登録が必要になります。
転職サイトとハローワークはどちらを使うべき?
転職サイトの利用をおすすめします。なぜなら、ハローワークは「情報が虚偽だった」といった報告が多く、また制度も古いため求人が探しづらいからです。ハローワークで仕事を探す人はだんだん減っています。
転職サイトに登録するのは退職してからの方がいい?
在職中からで構いません。というより、働きながらの転職活動を効率的に進めるためにこそ、転職サイトは使った方が良いです。
求人を探す手間が省けて、病院とのやり取りを全て代行してくれるからです。極端に言うと、決められた日に面接に行くだけで済みます。
リクルート社が手掛ける看護師転職サイトはある?
現状、ありません。リクルート社は看護師系のサービスを一切手掛けていないようです。
※リクルート社の転職サービス「リクルートエージェント」「リクルートダイレクトスカウト」は、ビジネスパーソン向けなので、看護師の求人はほぼありません。
美容クリニック専門の看護師転職サイトは?
美容外科求人ガイドは比較的規模が大きめで求人数も5,000件ほどと多めです。
美容整形ジョブ!は求人数が2,000件と小規模ですが、アートメイク看護師の求人など珍しい案件も掲載されています。
看護師転職サイトの利用率は?
公益社団法人全日本病院協会が行った調査では、医療機関の73.5%が転職サイト(紹介会社)を利用している、との回答が確認できます。(「病院の人材紹介手数料」に関するアンケート調査)
看護師転職サイトで「情報だけ教えてもらう」はアリ?
可能です。転職サイトは「少し気になる」くらいの温度感でも利用できます。
情報だけ聞いて応募は直接する、というのもできなくはありませんが、後々のトラブルを考えると避けたいところです。
看護師転職に関するよくある質問
最初の転職は看護師何年目くらいが良い?
理想を言うと、5年目以降がベストです。それくらいの年数であれば、転職時に技術・経験を懸念されることも少ないでしょう。
5年目未満だと、決して転職が難しいというわけではありませんが、年数が低いほど(特に1~2年目)難易度は高まります。
おそらく3年目辺りで転職を考える方が多いと思いますが、絶妙なラインで、これまでの経験と技術に次第でサクッと転職できたり、一方全然決まらなかったりということもあります。
この場合は転職するしないは置いておいて、一旦転職サイトに相談してみて客観的な判断をあおぐのが良いと思います。
転職がすぐ決まる人と決まらない人の違いは?
経験やスキルのある無しはもちろんですが、転職活動の進め方に違いがあります。
すぐ決まる人は、複数の病院を併願して短期集中型で選考を受けている人が多いですね。モチベーションも下がりませんし、情報収集や選考対策も集中的に行えます。
対して、なかなか決まらない人は一つの施設を受けては不採用になり、そこから次選考を受ける病院を探す…といった進め方をしていることが多いです。
転職回数はどれくらいまでなら選考に影響しない?
年齢によりますが、20代なら1回まで、30代以降は3回までならそれほど不利にならないでしょう。
特に30代以降だと、家庭の事情でいったん看護の現場を離れたり、数年経って復帰したりと、退職やブランクが発生するのは当たり前なので、それほど回数を懸念されることもないと思います。
10回以上転職する看護師もいるらしい?
かなり少数ですが、まれにいらっしゃいます。
ですが、「配偶者の転勤」のような家庭の事情が重なったり、パートや短期の派遣をメインにしていたりすれば、それくらいになっても不思議ではありません。
転職時もしっかりその背景を伝えられれば、大きなデメリットになることはないでしょう。
辞めたいと思った時、まず部署異動はアリ?
もちろんありです。異動できるのであれば、辞めないに越したことはありません。
看護師の意向によって異動が実現するケースは多いので、まずは直属の上司に相談してみてください。
転職したのにすぐ辞めるのはアリ?
推奨はしませんが、入職前とのギャップが到底埋められないなら辞めても良いと思います。
次の転職活動のハードルはやや上がるものの、退職理由をしっかり論理的に伝えられれば大丈夫です。
例えば、「入職前と条件面の違いがあった」「業務内容でギャップがあった」などであれば、それほど致命的な退職にはなりません。
転職におすすめの時期はいつ?
1~3月は求人が増えるのでおすすめの時期となります。
年度末に退職する看護師の代わりを確保したい病院が増えるからです。
次に求人が多いのが10月になります。
面接ではどんなことを聞かれる?
面接で頻出の質問は以下の通りです。
- 自己紹介
- 志望動機
- 転職の理由
- これまでの経験(業務内容)
- 長所と短所
- 看護観について
- 希望する配属先とその理由
- 夜勤や残業はどれくらい対応可能か
内容というより、いかに分かりやすく的確に伝えられるかがポイントですので、事前に回答を用意しておきましょう。
面接時の服装は?
上下セットのスーツか、ジャケット&パンツスタイルがベストです。
白ブラウスなどを合わせたフォーマルとカジュアルの中間くらいが好ましいでしょう。
皆何を基準に転職先を決めている?
以下の基準で選ぶ方がほとんどのようです。(多い順)
- 希望する仕事内容か
- 勤務時間と勤務日数
- 通いやすい
- 収入
- 職場の雰囲気
職場の雰囲気も大事ですが、入職前はなんとなくしか分からないので、あまり重視しない方が良いでしょう。
病院・クリニック以外だとどんな職場がある?
以下のような職場が選択肢に入るでしょう。
- 訪問看護ステーション
- 介護老人保健施設(老健)
- 介護老人福祉施設(特養)
- デイサービス
- 養護教諭(保健室の先生)
- 看護学校の教員
- 学校看護師
- 保育園、幼稚園
- 児童福祉施設
- 保健センター
- 障がい者支援施設
- 治験コーディネーター
- 献血ルーム、献血バス
- 健診センター・検診センター
できるだけ楽な診療科で働きたい
業務負担の観点でいうと、眼科・耳鼻科・皮膚科・整形外科・泌尿器科、あたりが負担が少ないです。
反対に大変な診療科は、ICU・施術室・精神科などです。
できるだけ給料の高い病院で働きたい
給料が高い病院には、以下の特徴があります。
- 病床数が多い
- 国立・公立病院や公的医療機関
- 二次救急指定病院
- 都市部の私立大学病院
- 大手企業のグループ会社が運営している
- 私立学校法人や社会保険関係団体が運営している
- 郊外の療養型病院
※転職サイトマイナビ看護師に掲載された求人で、給料の高い順で掲載されている病院を抽出し検証
一般企業への転職するには?
看護師資格を活かすなら、以下のような職場があります。
- 医療機器メーカーの営業
- 医療系のコールセンター
- 治験コーディネーター
- 臨床開発モニター
これ以外にも、医療分野でサービスを提供している会社などであれば、経験を活かしながら総合職・一般職での入社も可能です。
夜勤がなくなり手取りが下がりやすいのがネックなので、ビズリーチのような年収高めの求人をメインに扱う転職サイトを使うのがおすすめ。一般企業転職を経験した看護師からの評判も上々です。
転職ではなく、資格取得で給料あげたい
給料をあげる一番簡単な方法が転職であり、例えば「認定看護師」「専門看護師」などの資格で給料アップは困難です。
病院の6割は「認定看護師」「専門看護師」などの資格を持っていても、手当などは特に存在しないからです。
ただ特定の専門領域の資格(例えば循環器内科で”心臓リハビリテーション指導士”の資格を取るなど)であれば、キャリアアップによる昇給も可能性があります。
ブランクが長くて不安
ナースセンターの復職者支援研修に参加し、知識・技術を学びなおしておくと安心です。
以下のような研修を無料で受けられる制度です。
- 最近の医療看護動向に関する講義
- 電子カルテの操作方法
- 採血・注射の演習
- 急変対応
- 与薬に関する講義
面接時でもその旨を伝えることで、病院側の懸念も払しょくされるでしょう。